レジ袋よろしいですか?レジ袋大丈夫ですか?という難問に立ち向かう。
今月からレジ袋が有料化。
スーパーでの買い物は、可能な限りマイバックを持参しますが、
コンビニではしばしばレジ袋を購入しています。
しかし、僕はレジ袋を買い損ねます。
ええ、自分としては、「買います。」と意思表示しているつもりですが、
なぜか、レジ袋を購入できない時が。
「レジ袋よろしいですか?」
「レジ袋大丈夫ですか?」
という店員さんの質問は、「もちろん、要らねーよな?」
という意味合いが前提である事を、知りませんでした。
日本語が難しいとされる本当の意味
日本語って、よく難しいと言われます。
子供の時には、日本語には様々な読み方がある、
1つの言葉でも、使う状況によって、意味合いが異なる、
尊敬語や謙譲語、丁寧語があるから。
と、すっかり洗脳されていました。
しかし、敬語は日本語特有の話ではなく、英語でも中国語でも同様です。
日本語が難しいと感じる部分って、
YESかNOか、はっきりしない、どうにでもとれる言葉が存在する事です。
英語にすれば、Do you need~に置き換わるので、非常に明確。
「よろしいですか?」、「大丈夫ですか?」という問いかけは、
相手の捉え方によって全く意味合いが異なります。
大丈夫ですか?」という言葉は、僕も日常、使用していました。
(もしかしたら、今も。。。)
しかし、相手の意思を問う時、または自分の意思表示をする時、
「大丈夫ですか?」という問いかけは、確実に誤りであると、
銀行に就職した際に、諭されました。
断定する言葉は遠慮される傾向が
独立して1年になりますが、僕はお断りをする時は、まず最初に、
「NO」と断定するようにしています。
いろいろ前置きを書いたり、話したりするのではなく、
まず第一に、YESかNOか明確にするように心がけています。
YESかNOか、可能か不可能か、理由は何か聞いているのに、
その返答は、まず理路整然とした前置きや理由が述べられ、
最終的に、YESかNOと陳述されます。
でも頭の悪い僕は、その回りくどい説明がよくわかりません。
社会人になって数年経ってから知ったのですが、
明確にYESかNOを答えると、相手に失礼とされる傾向があるんですって。
(今はどうか知りませんが。。。)
会社内においても、同僚や上司に、「しません、嫌です、行きません。」
と明確に意思表示すると、今でも嫌われますよね。
だからYESにもNOにもなる言葉が沢山存在するようですが、
自分の意思表示を曖昧に示す方が、よっぽど失礼です。
YESかNOを問うならYESかNOで問いかける
学生時代から就職活動、そして実際の社会人経験を振り返ると、
同調性が強く求められる傾向がありました。
自分に意思に反し、他人と合わせなくてはならない、あれです。
僕は根暗で嫌な事は「絶対ヤダ!」というタイプだったので、
しばしば「協調性がない」と判断されましたが、
「協調性」と「同調性」は全く意味が違います。
一般的な集団で必要とされるのは協調性であるけれど、
居心地がいいとされるのは、同調性のはずです。
だから相手の気分を害さないように、曖昧な意思表示が存在ます。
相手の好意をに対し、ノーセンキューなんて言うと、
今でも反感を買ってしまいますよね。
ある意味、それが日本の心遣い、奥ゆかしさとも言われますが、
ぜんぜん奥ゆかしくもなんともありません。
ただ単に、混乱させているだけです。
だから僕も、社会人1年目の時には、
曖昧な言葉の使用に関しては、しばしば注意、叱責を受けました。
特に融資実行前の説明で、「よろしい、大丈夫」など、
どうにでも捉える事ができる言葉は、後々トラブルの元です。
もしも曖昧な同調性が求められる社会であるのなら、
そこは大人が変えていくべき部分だと思います。
外国人観光客に対して、レジ袋OK?
なんて言っても、意味わからないでしょうよ。
相手にYESかNOかの答え問う時には、至ってシンプルに、
YESかNOかで問いかけるべきです。
まとめ
そこで僕は、とあるコンビニで
「袋よろしいですか?」と聞かれたので、
「よろしいです。」と勇気をもって答えてみました。
店員さんは非常に困惑されており、
「えっ?要りますか?要りませんか?」
と再度聞かれてしまいました。
ほんと、日本語って難しいですよね。
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