初めて書面添付制度に挑む!
先月末、独立して初めて相続税の申告書を提出しました。
あまりに遠方や体の不自由がないのであれば、
相続の申告は電子申告よりも書面提出に。
そして以前から気になっていた事が、書面添付制度を利用するか否かです。
京都の税理士さんに相談した時も、チラッと促されたのですが。。。
ええ、僕は会社員の時に、一度も書面添付制度を経験していません。
書面添付制度は行わない勤務先だったので、見たこともありませんでした。
だから、どんな風に記載していくのは知りません。
出来上がった実物を見たこともありません。
しかし、「税理士が書面添付制度を利用するのは常識だよ。」
という声を多くみてしまい、今回はいい機会ないので利用することに。
装備がない僕は非常に疑問に感じた事がありました。
これってさ、僕みたいな軽装備の場合、手書きするしかないの?
書面添付制度を知らない僕は。。。
ガンガン検索してお手本を参考にしました。
ただし、いくらお手本を見ても、どういう形が合格点なのかわからず。。
最終的には、本当に話し合った事実、確認した事実を淡々と描く他ないのですね。
さあ書いてみよう!思ったのですが、ダウンロードできる書類はPDFしかありません。
本当はエクセル版があったのかもしれませんが、
僕はPDF版以外の探すことが出来ず。
友人に問いただしたところ、会計ソフトにはバッチリ書面添付の書類があるのですね。
そういえば、MJSやICSにも、税務代理のページにあったような。。。
しかし、僕が持っているソフトは必要最低限のみで、33条の書面などあるはずなく。
e-taxソフトはアイコンがダサイので入れていませんが、
もしかしてそこにあったんですかね。
仕方なくPhotoshopで加工しエクセルに落としたのですが、
こういうのって、予め準備しておく必要があるんですね。
Photoshopなんて利用する前に、33条を手許に揃えた方がいいんですね。
改めて、行き当たりばったりで設備を揃える事にデメリット感じます。
また、生身の人間によって記載方法の指導を受けることは、
会社員の時に行うべきことだったのかもしれません。
書面添付制度で悩んだこと
この年齢になっても、初めての事ってわからない。
仕方ない。常識!などと言われても、誰でも最初は1年生。
しかし恐ろしいのは、わからないなりに淡々とこなしてしまうことです。
そして書面添付制度の書き方を見ていて、あれ?と思った事がいくつか。
そもそも何を書くの?
相続人が複数の場合って、納税者の住所ってどうするんだろう?
相続の帳簿書類って?
結局のところ、各資産別に計算し整理した事項を書けばいいだね?
なぜこんなスペースが狭いんだ?
記載例は随分あっさりしているけど、オレはだらだら書いちゃった。
逆に怪しまれて調査来ないかな?
最初はこんなモンモンをしていましたが、
慣れとは恐ろしいもので、それなりに作成できてしまうものなんですね。
結局、各資産別に検討や聞き取りした事項を、
偽りなく書いていくだけに留めました。
相談があった事項も、実際に問いかけられた事をだけをサラッと。
嘘偽りなく記載し、記載例を参考にしながらの作成だったのですが、
これで良かったのかどうか、合格点だったのかは不明です。
今後提出する時は、もう少し記載例を学んでおきたいと感じます。
書面添付の素朴な疑問
書面添付制を調べている中、大きめの税理士法人のHPをみていると、
こんな文言があるところもかなりありました。
「所得税や消費税、法人税等でも100%、33条を添付しています!」
もしかしたら、皆さん、33条の添付は、全ての税目であっても常識だったのでしょうか?
僕はそんなことを今まで疑問にも感じず、
この所得税の確定申告では、Photoshopで加工した税務代理だけを添付していました。
個人のブログでは、書面添付制度をガンガンやってるゼ!
という投稿内容が検索にかかってきません。
ああしまった!聞く人がいない。
こういうとき、日本の同調精神を利用して、仲良くしてけば良かったと後悔。
所得税の確定申告でも、全ての先に添付するのもなのだろうか?
今後、数少ない知り合いの税理士さんに聞いてみたいと思います。
まとめ
僕の初めての書面添付制度は、Photoshopであっさり作成しました。
一応、マジマジと記載例や参考例を読みましたが、
あんまり参考になるようなものではなく。
こういう時、人間の指導者がいるといいんですね。
会計事務所勤務では、書面添付の記載方法を学べる勤務先がいいと感じます。
今後は自分の為にも、33条の書面添付を利用していくつもります。
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