年調ソフトの選別に迷う2年目のシーズン
今年も年末調整が到来しましたが、辛うじてまだ税理士をやっています。
昨年の法定調書等は1先だけだったので、
法定調書等はe-tax(web版)、他はガッツリ手書きで提出。
しかし今年は所得調整なんたらがあるんだって?
えー無理無理。
循環の可能性がある事象って嫌いだからさ。
僕の年調先はたかだか7先ですが、
手書きで行うのもだるいので、法定調書・年末調整のソフトに悩んでいます。
持ってないの?と思われますが、スーパー小資本スタートの僕は持ってません。
なんせ「必要になったらその時に準備すればいいじゃん派」ですから。
そこで現在識別している目下の状況を投稿します。
フリーウェイを使用する
フリーウェイは無償のクラウド方給与ソフト。
昨年、顧問先が偶然使用されており、その存在を初めて知りました。
安定していて割とサクサク動き、使い勝手もシンプルでいい。
年末調整や法定調書、支払調書を作成するだけなら十分かも。
(給与明細はやや難がありますが。。。)
と思いきや、昨年は法定調書等や支払調書のアップデートが年明けてからでした。
ちょっと遅いな。。。という印象が強く。。。
有償版では無制限に会社を登録できて月額1980円(税抜)。
税込表示しろよとイライラ。
年間24,000円程という価格を考慮すると、
筆頭すべきメリットはクラウド型という側面。
微妙なラインだなあと感じます。
達人
最初に勤務した会計事務所で使用していた達人。
当時はミロクと達人の併用でしたが、
達人は値段の割に、抜群に使いやすかった印象が。
相続税の申告や財産評価では達人を使用しましたが、
感覚的にわかるという部分が使いやすい。
そしてソフトの起動が早くて快適でした。
使い勝手から考えると、達人が一番ですがネックはお値段。
法定調書等は21,900円。
マイナンバー管理するなら+49,800円。
電子申告するなら+36,000円。
先日購入したロードバイクの半額以下のお値段。
またはクロスバイクより安いのですが、お値段的にアウト。
大手の携帯電話代みたいに、法定調書とマイナンバーがいちいち分かれています。
計算や帳票類の出力だけソフトを利用して、
電子申告だけe-taxやel-tax使うってのもなんだかなあ。
JDL
5年間の無償プランを利用しているJDL。
法定調書等は含まれていないので、
逐一購入する必要がありますが、お値段は10,000円でお手頃。
冬用のサイクルジャージより安いじゃないか!
早速調べていると、マイナンバー管理は別に10,000円購入する必要が。。。
年末調整とマイナンバーは2つで1つなんだから、
いちいち分けるなよと思いますが。。。
電子申告は無償プランに導入されているので、支出金額は20,000円ですが、
凄くテンションを下落させるブラウザが。。。
初めての法人の申告の為、先日試しにJDLをいじりましたが、所々に癖がありイライラ。
ストレスなくて高額になるか、ストレスあって低額を選択するかは永遠の課題です。
e-tax(web版)とel-taxを使う
年末調整や法定調書等は手書き、又はフリーウェイやJDLを使用し、
電子申告はe-tax等を利用する方法も。
スマートじゃない!と思われますが、塵が積もっても大した高さではありません。
e-tax(web版)の動作は問題がありませんが、問題はel-tax。
僕がPCdeskを使用したのは平成19年頃まで遡り、
まだ地方税電子申告が導入されたばかりの時。
当時、事業所税の電子申告をしたかったのですが、
とても難解なソフトウェアだった記憶があります。
作成・ボスの送信まで、丸2日間かかった記憶が。。。
あれから13年経ちますが、未だに使用感の問題を耳にします。
給与支払報告書なら表紙だけ、償却資産税はエクセルに落として郵送の方が早いじゃん。
僕が見たPCdeskの画面は、80年代終わりのパソコンゲームのような画面でした。
またあれやるの?と思うと、書面提出でいいじゃんという天の囁きが聞こえます。
まとめ
結局どうしようか未だに決めていません。
仕事道具はストレスがない使いやすいもの、
又は使っていてテンションが上がるものが一番。
ストレスがない道具というと、それなりに価格は上がります。
あのイライラの時間って、税務署や市役所まで行けちゃうくらい無駄ですよね。
嫁に相談すると、
「だから自転車2台も買わなきゃよかったのに!」
と言われるに決まっているので、1人ジメジメと悩んでいます。
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