開業2年目の給与支払報告書や償却資産申告書は今どきアナログ書面で提出。
世の中が仕事初めの1月4日、合計表を電子送信しました。
電子申告ソフトなど持っていない為、
e-tax(web版)でいちいち作成して送信。
しかし問題は、給与支払報告書や償却資産税申告書です。
ベンダーソフトがあれば、いとも簡単に電子申告。
しかし、eL-taxソフトを使ってというと。。。。
昨年中に試しに試みて10分程で断念し、アナログな僕は書面で提出です。
対応できない僕が100%悪いのです。
しかし、非効率か効率化の観点で鑑みると、
2年目の僕がeL-taxソフトで電子申告する事は、明らかに非効率でした。
社員が10人も20人もいると非効率
開業初年度の合計表等は1件だけだったので、
昨年はまさかの手書きで提出。
しかし今年は少し数があり、使いやすかった年末調整の達人を購入。
(諸事情により、JDLはまだ購入できなかったので渋々。)
達人は視覚的に何となく操作がわかり、圧倒的に使いやすい。
税務ソフトというと、MJS、達人、日本ICSを経験しましたが、
使い勝手は達人>ICS>MJSでした。
e-tax(web版)もかなり使いやすい為、
当初より合計表はe-taxで行い、電子申告の達人は購入しませんでした。
(元々達人も、今年だけの利用の予定なので。)
地方税の電子申告は、今どき達人からCSVでエクスポートできるんだろう。
とたかをくくっていたのですが、アッサリとできない事が発覚。
達人から給与支払報告書を打ち出して、
eL-taxに30人も40人も入れろって!?
試しに1人分作成してみたら、最後になってから
「給与支払期間と年分が異なります」というメッセージが。
だからそういう作り終えてからじゃなくて最初に言えよ。
ああ、もう嫌、やなこったい!と10分程でへこたれてしまい、
市役所への提出は、あっさり書面で提出する事にしました。
だってさ、社員が30人とかいたら断念するよね。
僕は自分がおかしいのか不安になりましたが、
ペーパーレスという利点を排除した場合、
どう考えても、非効率のような気がします。
償却資産税と固定資産税軽減も書面で提出
昨年10月頃に市役所に固定資産税軽減について電話したところ、
「電子申告してね!」という伝言をいただきました。
僕は固定資産税軽減の申告書は3件程しか作成しませんが、
別に何ら難しい申告書ではありません。
ええ、単純で困難な部分は1つもありません。
えっ!あれをPCdeskで電子申告?手書きの方が断然早くね?
(市役所なんてロードバイクで5分で行けるし。)
と思ってしまうのは、僕だけでしょうか?
常識的な省エネ精神は人並みにあると思っているので、
資源の無駄使いはしません。
ただ、強いペーパーレスにこだわりもありません。
PCdeskで電子申告!は、ペーパーレス推進になりますが、
2年目の今の僕にとって、非効率な存在となっています。
2年目の現状では書面提出が効率いい
2年目の合計表や年末調整等の請負件数は10件です。
会計事務所勤務であれば、大した量ではありません。
僕の経験上、社員又は専従者1人と社員50人の場合でも、
年末調整、合計表、給与支払報告の根本的な手間はそれ程変わりません。
(単純な量が多いかどうかの問題です。)
ベンダーソフトを購入せず、PCdeskで給与支払報告や償却資産税を電子申告するのなら、
無理せず、書面で提出した方が圧倒的に楽です。
役所が遠いならレターパックで十分。
今どき書面?と思われてしまいますが、
僕はPCの前でイライラしている時間の方が嫌いです。
友人からは、今の時代に対応できないんだね。と嫌味を言われますが、
はい、ごめんなさいと認めるしかありません。
ペーパーレスか効率性かイライラ回避かに人によりそれぞれですが、
複数の手段が存在するのなら、自分にとって有意義な方法が一番です。
まとめ
今更ですが、大手のベンダーソフトの電子申告ソフトって、
本当に便利で素晴らしいと思います。
会社員の時はボスが料金を支払っていたので、
その恩恵がどれだけ素晴らしいのか、わかりませんでした。
個人的にe-taxは確定申告書作成コーナーをはじめとして、
非常に使い勝手がいいと思います。
しかし、PCdeskは自分にとって精神的に大きなハードルが。。。
今日もランチがてら守山市役所に書面で提出し、
「ああ、ごめんなさい。。」と思いながら、控えに受付印をもらいました。
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