お歳暮は経済的利益の無償の供与。お歳暮に反対給付は求めない。
先日、静岡で勤務していた事務所の後輩に、
お歳暮とお中元を兼ねて贈り物をしました。
僕が辞めて来年で3年になりますが、
わざわざオリーブオイルを夏・冬に送ってくれます。
今年の夏は返戻していなかったので、
この冬は滋賀県の良いものを2つ送りました。
反対給付を求めない一方的な贈り物は、
相手の嗜好など考えるに値しません。
経済的利益の無償供与は、
自分が良いと思ったものが一番です。
滋賀県のいいものを送る
滋賀県のいいもの!と言えば、
ラクブハリエや近江牛!なんて僕が贈るはずありません。
僕が贈ったものは、長浜の木之本の山路酒造さんの、
桑酒のケーキです。
ラムレーズンよりもアルコール度が高く、
紅茶と一緒にいただきたい大人のケーキです。
桑酒を送りたかったのですが、
どちらかと言えば癖があるフレーバーなので、
桑酒ケーキを2本贈答。
僕はバームクーヘンよりもお薦めです。
桑酒だってブレンデーのようにお菓子に合うはず。
桑酒のお菓子を作りたい!
という店主の奥様の思いを読んで、ぐっときました。
周囲に流されるのではなく、
自分の意見をもつことって、僕は好きです。
木之本にはもう1件酒造があります。
七本槍の日本酒が有名な冨田酒造さん。
山路酒造さんと同様、
ビワイチルートで通る方が多い、北国街道沿い。
日本酒がずらり。
びっくりしたのが、酒粕のジェラートです。
ほぼ酒粕?と思うようジェラート。
濃厚な酒粕独特の深い味わい。
上品な甘さと強いアルコール感がマッチ。
こんな美味しいジェラートは初めて。
ジェラートを贈りました。
贈り物するのなら
僕はサラリーマンの時、お歳暮という文化が嫌いでした。
日本独特の文化!という点では好きです。
見返りを求めず、お世話になった方に感謝を込めて。。。
というのなら、凄くいいじゃない。
しかし、いただいたら返すべき!という考え方が大嫌いでした。
返す事が前提でいただくのなら、別に要らないからです。
この考え方は、今もあまり変化していません。
一方的に送るのだから、自分がいいと思ったものを送ります。
お歳暮は相手の好きなものを考えて送りましょう。
なんてマナー本がありますが、面倒くさいわ。
お歳暮に見返りは求めません。
しかし、滋賀県でずっと残ってほしいものを贈りました。
僕は静岡から引っ越す時、36年も静岡にいながら、
地元のいいものを殆ど知らずに生きてきました。
だからせめて、目下、居住している滋賀県のいいものは、
もっともっと自分の足で歩いて知るようになりたいよね。
まとめ
しかし人間の本心は心と裏腹であり、
来年、もしいただけるのであれば、
問題を抱えている焼津の黒はんぺんがいいと思っています。
だってさ、滋賀県でははんぺんというと、
白いのしかないからです。
かなりカルチャーショックで頭を抱えています。
目下、問題を抱えている焼津の黒はんぺんを求めます。