遺言公正証書が完成。ゲイの公正証書作成に伴う些細な留意点。

公正証書が完成しました。

昨日は2回目の公証人役場訪問。

 

公証人に読み聞かせを行い、

90,000円の手数料を支払い、

1時間程で終了。

 

非常にスムーズ。

公証人ってビックリするくらい優秀。

仕事できますねー!(オレと違って。。。)

 

ゲイの公正証書作成に伴う些細な留意点を投稿しておきます。

 

 

 

副本の事を謄本っていうんですね。

知らなくて恥ずしかった。。。

 

まず電話からスタート

公正証書を作成するのなら、

まず最寄りの公証人役場へ電話です。

 

電話はちょっと。。。

などど偏屈な事を思うことは止めましょう。

 

よくわからない事をメールで尋ねることの方が、

相手からしたら圧倒的に迷惑です。

 

同性パートナーであること、

借金を含めた全ての財産を残す遺言作成の意思を伝え、

何を用意すればいいのか聞きます。

 

確実に1度で済むように、

用意するものは1つ1つ復唱します。

 

まずは電話からです。

 

140歳まで保管される

一般的に公正証書の保管期限は20年ですが。。。

20年で本当に破棄されては困ります。

 

特に僕は今年40歳なので、

60歳で息絶える予定はありません。

 

大津公証人役場の保管期限は、

140歳までですので、あと100年。

 

当然オンラインでも保存されるので、

役場が災害で消失した場合も安心。

 

貸金庫に入れてはいけない

同性パートナーがお互いに公正証書を作成したら、

お互いの公証証書を交換してお互いが保管し合います。

 

自分で自分の公正証書(遺言書)を持っていても仕方ありません。

 

遺言書はパートナーが持つべきこのです。

自宅でゆっくり保管します。

 

パートナーが亡くなった時に、

遺言書はその法的効力を放ちます。

 

よく貸金庫で保管する方もいるようですが。。。

 

絶対に貸金庫などで保管してはいけません。

貸金庫で保管したら、遺言書の意味がありません。

 

貸金庫を開けるために、

公正証書(遺言書)が必要だからです。

 

恥ずかしいと思う必要はない

同性パートナーだと役場に言うなんて恥ずかしい。

と思う方もいるのかもしれません。

 

しかし、公証人役場の方は、

同性パートナーなど何とも思いません。

 

もっともっと複雑でドロドロした、

骨肉の争い案件をしているからです。

 

同性パートナーの遺言書など、

朝飯前なお仕事です。

 

ゲイです!遺言書を作りたい!と堂々と告げた方が、

相手にとってわかりやすく有意義です。

 

料金

料金は合計で90,000円程でした。

 

僕は財産が少ないので25,000円。

相方はリッチマンなので、43,000円。

お互いの公証人手数料合計20,000円です。

 

そこそこの支出ですが、将来のことに備え、

作成しておく方がベターです。

 

兄弟にはパートナーの事を知らせた方がいい

公正証書を作成したことは、

兄弟には告げた方がいいと思います。

 

両親の方が先に亡くなることを前提にすると、

兄弟に遺留侵害額がなく、包括遺贈すれば、

100%財産はパートナーのもの。

 

しかし、何も伝えておかないと、

親族はいい顔をするわけがありません。

 

突然、「オレです!」なんて言っても、

それは無理な話でしょう。

 

兄弟には、パートナーの事を告げた方がベターです。

 

 まとめ

証人に読み聞かせている最中、

僕は眠くなってしまい。。。

 

「はい。はい。」と適当に頷いていました。

きっと間違いなんてないよ。

 

内容はあまり見ていませんが、

公正証書は無事に完成してよかったです。

 

1人乗り残されるなんて嫌だから、

オレの方が先に亡くなりたいなあと思っています。

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