いつか到来する契約解除の日が来るまで自分の流儀を守ります。
昨日は開業からお世話になっているの法人のお客様と、
決算末のお食事会(ただの宴会)でした。
草津支部には強力な老舗税理士事務所、
総合力がある税理士法人が名を連ねる中、
よくこのオレに顧問を依頼したなあと。。。
(同じ町内に超!税理士法人があるから。。。)
契約解除は必ずいつの日か到来するのだから、
その時まで自分の流儀を守ります。
ふぐ鍋美味しい。
上から目線で結構
昨日は正味3時間ちょっとの宴会。
1期目から顧問として関与し、
当初から割とスパルタ教育を実施してきました。
この3年間は順調に推移し、
ちょうど1年前から、僕の顧問料もアップ。
(そして旅行へ行く。)
早いものだなあと実感しています。
僕は法人と個人の支出の混在は、
一切認めません。
税務上は当然のことなのですが、
皆さんの本業が普通の会社員ですので、
その概念の理解は容易ではありませんでした。
上から目線、偉そうと思われても、
強く発言するときは、強く発するべきです。
堅苦しく融通が利かないイメージで結構。
優しく親しみやすい姿だけが、
良い税理士だと毛頭思いません。
嫌われる上から目線で上等。
指導は誰かがその立場を担うべきです。
さもなくば、形骸化した日本の税理士制度など、
何の価値もないと確信できます。
だから進んで嫌われる立場になった、
先輩方の税理士さんを、僕は尊敬しています。
(勿論、そうでない方もいるのでしょうが。。。)
困った会計帳簿が多い
僕は今までも今後も、
会計事務所勤務だった時のように、
個別対応方式を強制される事業者や、
中小法人税制適用除外法人を担うことはないでしょう。
その規模の事業者は総合力に優れた、
ザ・税理士法人に依頼すべきです。
会計事務所を離れて以降、
牛乳、卵、砂糖の配分量滅茶苦茶になった
フレンチトーストのような
帳簿の方が沢山いることを知りました。
現金残と売掛金残が果てしないマイナス。
期首固定資産勘定がマイナス。
生命保険料控除が200,000円!
特定期間を給与で判定すれば免税だったのに。
総勘定元帳は出力していない。保存もしていない。
売上合計が売上高の請求書合計と全然違う。
原始帳票は一切確認していない。
などといった内容は、よく見かけます。
中でもクラウド会計を使う方の場合、
原始帳票は一切確認していない。
総勘定元帳も保存していない。
という方は、かなり見受けられます。
これは純然たる、僕ら税理士の責任なのでしょうね。
あるお客様から、そのように指摘されました。
僕もそう感じました。
一般の方がそう感じるのだから、
きっとそうなのでしょうね。
合理化キャンペーンを推進・実施したのは、
紛れまもない税理士だからです。
税理士の指導は大切
自分の業務の方針として、
原始帳票を重視しています。
全ての方ではありませんが、
初めから合理化・スマート化した方の場合、
原始帳票なんて、もうどうだっていいでしょ。
と思考に流れる方が一定数存在します。
僕もその考え方は大いに理解できます。
それが普通なのだと思えます。
問題は、原始帳票があってこその、
スマート化であることを、
強く指導できなかったことです。
だから指導を税理士の役割というのは、
それなりにまだ価値があるのだと感じます。
昨日は計6名による、
久しぶりの楽しい宴会でした。
しかし、先方からor僕からはわかりませんが、
いつか契約解除の日が到来します。
それまでは、身を引き締めたいと感じます。
自分の流儀がある
古典的で馬鹿にされますが、
僕は今でも手書き帳簿に対応できます。
手書きの所得税確定申告書、
手書きの消費税確定申告書、
手書きの法人税申告書に対応可能です。
こんなことを人に言うと、
実はかなり笑われてしまいます。
税務ソフトがある以上、
人間にはもう不要な能力だからです。
今でも手書きで申告書を一度起こしますが、
ハッキリいって時間・紙の無駄です。
しかし、最終値は自分でペンを動かします。
最終値を自分以外の第3者がはじくなんて嫌です。
とても楽しく充実した税理士試験に、
思入れなど一切ありません。
しかし、最終値を算出する時は、
税理士試験と同等かつそれ以上の緊張感をもっています。
まとめ
明日から緊張感など全く放棄して、
1週間の長崎旅行へ行ってきます。
今まで旅行中も、1時間は時間をとり、
ブログはしっかり書いたつもりです。
しかし!
その1時間が勿体ないのよ。
僕は鉄道・徒歩で移動したい派だから。
明日から1週間程は、数行の手抜きブログになります。