e-tax作成コーナーがアクセス集中で利用できない!というリスクを考える。
昨日e-taxで青色決算書を作成していた所。。。
やや資産が多い減価償却の画面から、
なかなか進んでくれません。
30個程の資産の更新ボタンを押すたびに、
鈍速になっていき、そして遂に。。。
画面が歪み始めました。。。
数時間後、e-taxのトップに、
「今混んでいるよ。悪いけどさ、後にしてくれない?」
というお知らせが。。。
e-tax作成コーナーを利用できないというリスクを、
考えていませんでした。
「動作が遅くなる。」というフレーズが、
またイライラ感を増長させます。
遅くなる。ではなく、遅くて使えないのです。
e-taxを利用できない危険性
午前中、1先の青色決算書を作成する為に、
1時間程の時間を要しました。
要因は、e-taxが遅くて固まるのです。
その起因は、「アクセスが集中しているから。」でした。
僕のPCの故障かしら?
ブラウザがおかしくなったのかしら?
ネット環境かしら?
自分の身の回りで考慮可能な要因は、
こんなところでしょう。
結局、それらは一切問題がなく、
ああ、またか。。という推測に。。。
案の定、午後打ち合わせを終えてe-taxを開くと、
「混んでてごめんね!空いている時にまた来ねて!」と。。。
空いている時って、いつよ?
まあ、e-taxソフトで送ればいいんだけどさ。
あれさ、計算してくれないし、
チェック機能にないから、つかえないじゃん。
e-tax作成コーナーを利用できない時の対策を、
考えていませんでした。
代替手段確保も必要
今年受注した確定申告は、
多少の追加を含めて20件でした。
開業税理士としては、少ない方でしょう。
会計事務所職員さんの方が、
もっと数をこなしているでしょうね。
もっともっと引き受けるのなら、
所得税の税務ソフト導入を考えますが。。。
多くの数をこなすことは、今後もありません。
このくらいなら、e-tax作成コーナーで十分です。
しかし、e-taxにアクセス集中して送信できない!
という事態は、昨年経験しています。
20回程送信して(諦めが悪い)、ようやく送信成功しましたが、
今度はメッセージボックスが開かない。
送信は別問題として、
遅くで動作が不安定という時のリスクの為、
税務ソフト導入もありなのかな?と考えました。
決算書作成に1時間もかかっていたら、
やはりイライラしてきますしね。
納税者のお仕事の都合上、
13日、14日付近に申告する方が数名いますが、
ちょっと怖いなあと。。
代替手段の確保って、やっぱり重要だと感じます。
条件にするのならパンクなしが前提
65万円控除の要件に電子申告が加わった時、
なぜ?という疑問が抜けませんでした。
電子帳簿保存なんて実質的に無理なのだから、
電子申告が実質要件なのでしょうが。。。
電磁的記録提出を条件にするのなら、
「今さ、混んでるからさ、後でまた来てね!」
なんて、言語道断だと思います。
アクセスの集中は仕方ない事。
という意見も一定数ありますが。。。
アクセス集中でパンクを回避できないのなら、
電子申告条件なんて創設すべきじゃないでしょう。
「パンクしちゃった!空いている時に来てね!」なんて、
呑気な事を言っている場合じゃないでしょうし。
しかし、こんなことを書いてしまうと、
税理士のくせに税務ソフト買えよ。
と言われてしまうから、
パンクしない事を願っています。
まとめ
昨日は改めて、e-tax作成コーナーの危険性を感じました。
昨年のことなど、すっかりと忘れていました。
エンジニアの方はもっと大変なのでしょう。
ただ、やっぱり事が上手く進まないと、
イライラ感が蓄積していきますね。
でもきっと、所得税の税務ソフトは購入しません。