ゲイ的税理士生活。もうすぐ東京国際ゲイ・レズビアン映画祭!

今はその名称は異なりますが、

会計事務所勤務の時は、毎年東京まで、

楽しみに映画祭に参加していました。

 

この映画祭で上映される映画は、

本当によく構成されています。

 

ゲイとして生まれてしまった人間が、

必ず抱える大きな問題。

 

虚像の自分と対峙しなくてはならい問題は、

法令や社会の理解では、どうにもなりません。

 

 

 

 

 虚像の自分と対峙が最も辛い

もうかなり前ですが、2011年に青山スパイラルホールで、

ゲイレズビアン映画祭が開催された時のこと。

 

仕事休み、ウッキウキで向かいました。

 

ちょっと時間があったので、

スパイラルホールでショッピングをしていたら。。。

 

「ゲイレズビアン映画祭開催!」

と描写されたでっかい広告を見た若い女性2人が、

「ゲイ映画祭だってえ、えーやだあ!アハハー。」って。。。

 

強制的に法令を施行しても、

彼女達の本質は変わりません。

 

当事者達は、そんな事は百も承知だから、

わざわざ深く傷つきませんよ。

一時の損失程度です。

 

僕もゲイに知り合いを亡くしています。

科学的に証明されていますが、

性的少数者の自殺率は高い。

 

その大きな要因は至ってシンプルです。

 

真の理解者が出現しない場合、

死ぬまで虚像の自分と対峙しなくてはならないことです。

 

 カミングアウトが早い相方

相方に出会ったのは25歳の時。

初めて会話をした時、びっくりした事が。。

 

彼は19歳の時(大学生)に、

両親にカミングアウト済でした。

 

えっ!19歳で!早い!

その勇気に圧倒されました。

 

両親に「アイアムGayです!」と宣言するのは、

赤の他人に宣言する事とは意味が異なります。

 

友人や職場の人間ならね、

最悪、一切口きかなきゃいいんだけど、

家族だから厄介なのですよね。

 

両親にカミングアウトすることは、

最高難度といっても間違いなし。

 

だから相方は、自身がゲイである受け入れが早かったのです。

 

両親にカミングアウトすることって、

最終ハードルといっても過言ではありません。

 

両親にさえカミングアウトしてしまえば、

ハッキリいって、怖いものはありません。

 

 両親にカミングアウトすれば怖いものなし

僕も両親にカミングアウトしてから、

自分がゲイであることを知られても、何とも思いません。

 

HPにデカデカとゲイであることも表現できますし、

それなりに僕も、ゲイであること揶揄されます。

 

しかし、両親にカミングアウトすると、

最終ハードルを越えてしまったので、

何も怖いものはありません。

 

もはや虚像の自分との対峙する必要がないからです。

 

偽りの自分で生きていると、

時として、何が現実か、よくわからなくなります。

 

本来の自分を誰にも知らせていないと、

自分の存在意義がわからなくなります。

 

だから、もういいや!と思って、

あっさり死んでしまう人も多かったはずです。

 

ノーマル男子女子に、よく聞かれることに、

何がそんな辛かったのか?という問があります。

 

虚像の自分との対峙と伝えても、

きっと、ピンとこないのでしょうね。

 

東京国際ゲイレズビアン映画祭は、

非常によくできています。

 

くだらないBLドラマを見るのなら、

ゲイレズビアン映画祭の方が、

その闇の本質がよくわかります。

 

9月には大阪でも開催。

 

滋賀に引っ越してからは、

一度も行っていないので、

今年は相方と行こうと思います。

 

 まとめ

アイアムゲイだ!と言える環境なら、

また両親にさっさと言えるのなら、

偽物の自分を作り上げる必要はないのですよね。

 

トイレの権利問題を掲げる集団をみると、

軽蔑の眼差しでしかありません。

 

これからの若い方達には、

自分が思い悩んだ虚像の自分と対峙に、

悩むことがない世の中になることを願います。

 

 

 

 

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