開業5周年スペシャルその4。同性婚に関するLGBTのストレートな考え。

先日、LGBTの方との開業5周年お祝いの際、

同性婚の話題になりました。

 

お客様との談笑の際も、

しばしば、この同性婚の話になることがあります。

 

僕は同性婚は、どうだっていいです。

一方で、当事者が婚姻制度にこだわる理由もよく理解できます。

そして、同性婚が必要だとも思います。

 

でも、まあ、ダメならダメでもいいかなあと。。。

 

これらはそれぞれ相反する部分もあり、

矛盾する考えにも思われるでしょう。

 

だからこれらの問題は、難しいのだと思います。

 

 

 

 

昨年結婚した方の確定申告の還付口座で、

危うく旧姓の口座を指定する所でした。

 

国保も改姓前に全額納付すると、

婚姻で世帯主が納税義務者に変わるから、

婚姻後納期限到来分は一旦還付されて、

再度、ご主人名義で納めるのですね。

 

これって馬鹿馬鹿しいと思います。

 

 同性婚はどうだっていいと思う

僕は同性婚はどうだっていいと思う派です。

制度として、施行されてもされなくてもいいということです。

 

勿論、施行されたら、ワーイ!と思うよね。

どうでもいいと思いながらも、

ホイホイと我先にと滋賀県で一番乗りに婚姻届を提出します。

 

でも、目下、どうでもいいです。

 

だってさ、民法上の配偶者と同等になったら、

もはや「ゲイ」というもに、特別感ないじゃない。

 

「ゲイですけど割としっかりした税理士です。」

という圧倒的に分かり易い広告宣伝力があるにもかかわず、

特別感なくなったら、しらけるわよね。

 

「男のくせにナヨナヨしてんな。

 気持ち悪いなあ。オカマくせーんだよ。」

と、よく子供の頃はお褒めの言葉をいただいたものです。

 

僕はこのような言葉を受け取って、

あまり嫌な思いをしたことがありません。

 

自分=ナヨナヨしてオカマ臭いという、

非常に分かり易い認知は、特別感があって好きでした。

 

ええ、思春期になると、誰もが目立ちたいじゃない。

背伸びしたい年頃は、自分は特別でありたいと思うじゃない。

 

今なんてさ、成人した大人だって、

SNSで毎日のように、

自分の日常をバカみたいにアップするじゃない。

 

個人情報やプライバシーを重視しつつ、

それに相反する人間の承認欲求って凄いなあと、

時々怖くなります。

 

だから「オカマです!」というだけで、

勝手に認知される誰もが分かり易いフレームは、

圧倒的な特別感がありました。

 

だってさ、ノーマル男子はさ、

男を心から好きになれないでしょ。

男を抱けと言われても抱けないでしょ。

 

オカマの特別感が無くなったら嫌ですよ。

 

だから実は、今の何でもかんでも多様性平等といった、

商業的な風潮はあまり好きではありません。

 

だから同性婚はどうでもいいです。

 

世の中には僕のようなアホと異なり、

苦しい思いをしてお金をかけて、

性別変更などをされた方もいます。

 

そして、婚姻を果たした方もいます。

 

もしも同性婚が施行されたら、

僕らも民法上の親族になることができますが。。。

 

一方で、大変な思いをして婚姻を達成したのに、

自分たちは、一体、何だったんだろう。。。。

と、僕だったら思ってしまうのでしょうね。

 

だから同性婚に反対はありませんが、

同性婚はどうだっていいです。

 

婚姻制度という形を望む理由 

僕も地元から滋賀へ転居する直前、

(僕の)激励の飲み会に参加した時、

(当時)子なし夫婦から、よくある質問を問われました。

 

どうしてゲイは同性婚を望むのか?

一緒にいるだけではだめのか?

 

だったらさ、なぜあんたらは、

子供もいないのに結婚したわけ?

 

僕は質問を質問で返しましたが、

全てはその質問の答えが根幹となる理由でしょうね。

 

結婚の目的や経緯が、

「子供ができてしまったから。」や、「税法上や社会保険の扶養目的。」は別として、

お互い好きになり、一緒に人生を共にしたいので、

男女間は自然に結婚を選択するのでしょうね。

 

それは僕らだって変わりありません。

だから、結婚したいと思うのでしょう。

 

本当に子孫を残すことが結婚の目的ならば、

全ての人が、子供を産んでから結婚するでしょうよ。

 

好きになって一緒に居たいから結婚するという行動は、

僕らだって変わりありません。

 

 同性婚が必要な理由

僕は日常、相方と一緒にいる時間は夜が殆どです。

土日は仕事するので、自宅にいません。

大いにすれ違いです。

 

旅行も基本は1人で行きます。

 

GWやお盆、年末年始の旅行は、

僕が先に現地に着き、現地で相方と合流し、

先に相方が帰り、僕はまだまだゆっくりします。

 

ということを人に話すと、かなりの確率で、

「それさ、意味あるの?」と問われます。

 

意味あるの?の前にある問いは、

一緒に生活している意味あるの?でしょうね、きっと。

 

その質問が隠喩している通り、

僕らは一緒にいる意味を見出すことが難しい。

 

子供を授かることができないので、

扶養義務者という目的は発生しません。

 

また、民法上の姻族になることもないので、

親族という制約にも一切該当しません。

 

だから、僕の様なお互いすれ違いの生活環境になった場合、

一緒にいる意味がないのでは?

1人で生きても大差ないのでは?

と感じる方が非常に多いです。

 

滋賀へ転居した当初、休日は可能な限り一緒行動しましたが、

それはそれでストレスなのですよね。

 

女性はどうだかわかりませんが、

僕らは男同士ですので、

お互いにある程度の「孤独」が心地よいのです。

 

一緒に生活しているんだから、

一緒にわざわざ行動しなくてもいいじゃん。

という正解に早々と気付きました。

 

それに好きな人と一緒に生活することと、離れて生活するとでは、

精神的な充実感は遥かに異なりますので、

わざわざ意味を見出す必要性がありません。

 

深く考えぎなんですよね。

ああすべきだ、こうすべきだと。

 

結婚しようが一緒に暮らそうが、

お互いが心地よく感じる距離感が一番。

 

しかし、そうではない方も大勢います。

 

一緒にいる意味を見出すことができず、

悲しくも別離することを選択したカップル沢山。

 

ノーマルの方々は当たり前のように、

「一緒にいる意味あるの?」と僕に問うてくるのだから、

一緒にいる意味って、相当重要なのでしょうね。

 

その質問こそが、意味を見出すことが重大であることを裏付けていますよ。

(僕はもう意味なんてどうでもいいですが。)

 

その意味で結婚というのは、

非常に分かり易く手っ取り早い、一緒にいる意味です。

 

また、同性婚の法令化により、様々な諸問題が解決。

 

相続・遺産分割等の税務的・民法上の問題や、

病院立ち合い等、扶養義務者相互間の問題も解決。

 

これらの問題を一掃してくれるものが、

同性婚なのですよね。

 

 まとめ

そういえば、結婚すると、支部からお祝い貰えるのですよね!

2回結婚した人は、2回支部からお祝い貰っていました。

 

僕が相方と結婚したら、支部からお金貰えるのかしら?

まさか、配偶者は異性のみ。という規定があるのかしら?

 

でもそうしたら、支部全員にカミングアウトしなきゃじゃん。

ああ、怖いわー。

 

会計事務所のボス税理士さんて、ザ・ノンケが多くて、

もう!いい男なんだからあ!なんて言ったら殺されそう。。。

 

うわー、面倒くさい。

でもお金はほしい!

 

だから同性婚したら、支部にカミングアウトするしかありません。

 

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