開業5周年スペシャルその5。難しいセルフブランディング。ゲイ税理士は計画的遂行です。

HPもこのクダラナイブログもそのトップに、

開業した当初から自分の姿をデカデカ載せています。

 

自分の姿をHP等にアップすることについて、

「抵抗がある、よくそんな事できますね。(馬鹿じゃないですか?)」と、

これから開業する方や、通りすがりの失礼な同業者からしばしば問われます。

 

若い頃に大いなる偽りで付き合った女性らから、

不細工と言われたことはないので、

そこまで不細工ではないと推測し、恥ずかしくありません。

 

開業当初、自分を商品にしようと決めたから、

自分自身をトップに大きくアップしています。

 

その理由は、ゲイ税理士という席が空いていたからです。

 

 

 

 

僕の若い頃はこんなオカマでしたよ。

 

ゲイ税理士の席が空いている

開業した当初から今もなお、

大した得意分野など無いに等しい。

何も得意ではありません。

 

強いて言えば、参加差押は税務署長がする交付要求だと知っている程度です。

なんせ、税理士試験第1科目目は国税徴収法ですから。

5科目目じゃないですよ。侮ることなかれ。

 

故に、何もセールスポイントはありません。

 

分かり易い「相続税」や「非居住者・外国人税務」が得意ならいいのですが、

知ってはいるけど決して得意ではありません。

 

だから開業前後に、どうしようか困りました。

 

HPに決算書とか税務関係本など、

ザ・税理士事務所の写真を載せるのは感度がねえ。

 

僕も人並みに先輩税理士さん達のwebサイトを研究していました。

そこで遂に気付いてしまったのです。

 

こいつらみんなノンケだぜ。

 

 何もないから自分を商品に

当時からゲイの税理士さんはわずかに数名いました。

 

しかし、なるほど、ゲイという席が空いていたのです。

 

確かに支部に行っても、僕のゲイレーダーが反応しません。

そこで、ゲイ税理士の特等席をいただこうと思いました。

 

どうせ得意なことがないのなら、

自分を商品にしてしまえばいいかなあと。

 

ただ、知り合い等にどう思うか問うたところ、

皆口を揃えて、止めた方がいいと。。。

 

僕もまだそこまで踏み出す気はなかったので、

いつかは醸そうとコツコツ準備をすることにしました。

 

そこで、トップ画像は自分が商品になるようにデカデカと。

令和3年からは、プロのカメラマンに撮影してもらっています。

 

そして、令和4年4月にHPの文言を、

ゲイ税理士に変更することにしました。

 

以降はこのクダラナイブログでも、

ゲイネタを大いにアップしています。

 

しかし、「わざわざゲイという形容詞をつけるなよ。」

と諭されたこともあります。

 

でもさ、「女性税理士」って名乗る女性多いじゃない。

「女性のみなさーん。」と音頭とる人もいるじゃない。

 

それと一緒よ。

女性税理士が良くて、なぜゲイ税理士が悪いのよ。

 

そんなイザコザもありましたが、

ザ・ゲイをオープンにして以降の方が、

対外的な反応が非常に良いことは事実です。

 

何もプロモーションするものがなかったので、

自分自身を商品にしてみました。

 

これと決めたらトライあるのみ

金融機関勤務の際、よく支店長から言われた、

あなたのファンを沢山作りなさい。

という言葉を今でもよく記憶しています。

 

関西は縁もゆかりもない知らない土地ですので、

知ってもらうしかないですよね。

 

知ってもらうためには、

まずは自分の壁を取り払う必要があるので、

web上で興味をもってもらうしかありません。

 

しかし、開業当初は「それはどうかなあ。」と否定的な意見だったり、

「方向性がおかしい」、「頑張る方向性を間違っている」

と馬鹿にされたものです。

 

「ゲイきもい」心無い言葉をいただくこともあったのですが、

自分でこれと決めたら、信じてトライするしかないですね。

 

せっかうゲイとして性を受けたのだから、

それを存分に生かせる仕事をしたいと考えています。

 

 

16歳の時に本屋で堂々とゲイ雑誌を購入していたオカマは、

割と丈夫な心を保持しています。

 

よく地元の清水から静岡の日吉町に、

ゲイ雑誌の購入や閲覧に行っていました。

(なぜか小さな汚い本屋にゲイ雑誌があるんですよね。)

 

もっとも運が悪かった時は、

中学1年の時のフェスタ静岡に、安室奈美恵が来た時です。

 

1995年8月だったので、まだエイベックス移籍前の、

ちょうどBODY FEELS EXITの直前です。

 

しかし、既に大人気だったので、

フェスタ静岡始まって以来の超満員だったと言われています。

 

ゲイ雑誌の発売日と重なってしまい、

ゲイ雑誌を抱えてハラハラしながら、

安室奈美恵の太陽のSEASONを声援していたことをよく覚えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です