GW特集ゲイの深淵シリーズその5。Story of 泌尿器科 suffering from 包茎&包皮炎。
僕が初めて泌尿器科に訪問したのは高校2年の時。
男性と数回セックスしたら、
チンコが痛くなってしまったのです。
以来、度々、泌尿器科にお世話になりました。
できれば行きたくない泌尿器科。
しかし、女性の産婦人科と同等。
ペニスは男性にとって重要な器官であり、
男としての大きな自信につながる器官。
心配な方は、張り切って訪問すべきでです。
今日は僕の泌尿器科ストーリーをお話します。
先生!
みてますか!
僕は立派なゲイになりましたよ!
セックスしたらペニスが痛い!
17歳の時に初めて男性とセックスをして以降、
そういうお年頃だったこともあり、
何度か行為をしてい時期があります。
しばらくして異変が。。。。
ペニスが痛い。
トイレにいくと痛い。
洗うと痛い。
とにかく何だか痛いのです。
僕は大パニックに陥ってしまいました。
親に絶対に言えませんよね。
男とセックスしてチンコが痛い!だなんて、
絶対に言えませんよね。
学校の授業中でも、ずっとそのことを考えており、
当時はネットもなく、知識がない未熟な僕は、
絶対に性病だと確信していました。
この時の絶望感と行ったら、前年にドラマで見ていた、
深田恭子の神様もう少しだけ。。。さながら。
いや!
ハプニングが起きた際の対処こそ、
人間に真価が求められるのだ!
オレは当時、高校まで1時間自転車通学だったので、
帰宅途中、泌尿器科をいくつか目撃していた。
しかし、両親に「泌尿器科行きたい。。」
などと言えるわけがない。
絶対に100%その理由を問われるからだ。
ああ、未成年ってつらい。
そしてオレは、祖母からお金をかすめ取った。
そのキャンペーンは、
「彼女とHしたら、あそこが痛くなって心配だから病院行きたい。」
これは強ち偽りではありません。
僕は女性と初めて性的肉体関係をもったは、
高校に入った年の、15歳か16歳のときだったからだ。
だから神様は許すだろとうと思っていた。
そしてコソっと親の保険証(父親の仕事用ケースの引き出し)を持ち出し、
授業が終わったら、速攻で泌尿器科の門をくぐったのです。
泌尿器科医に包皮をむかれる17歳のゲイ
到着して待合室で待機すると、看護婦さんが、
「今日はどうされましたか?」と。。。
男と肛門性交したらペニスから熱を帯びた痛みがある。
が正確な申し送り事項ですが、
そんなこと言えるはずがありません。
あそこに痛みがあります。とだけ告げました。
そして僕は、重大な失敗をしたことに気付きました。
診察の方法って、自分のペニスを見せるのだろうか?
亀頭を露出させておいた方がいいのだろうか?
洗っていないけど、いいのだろうか?
チンカスがあったらどうしよう。
でも昨晩1人Hしたから、あの匂いがしたら。。。
ああどうしよう。
やばい!
セックスするエチケットとして、股間の毛を剃ってしまっている!
絶対に変に思われる。
自分で墓穴を掘る万事休す。
当時僕は、男同士で風呂に入ることもできなかった。
入る際は、タオルでがっちりガードしていた。
触診?もしくは遠隔?そんなわけないよね。
どうしよう、どうしようと焦っていたら、
「遠藤隆介さん、this way please。」と。。。
中に入り、僕は先生に嘘の事情を伝えました。
そして、先生は診察台に僕を座らせ、
カーテンを閉めたのです。
当時、先生は30代後半くらい。
男らしい体つきで体毛も濃い。
17歳だった僕は、別の意味で興奮していました。
「では、ちょっと見せてください。」と言われ、
ああ、やっぱり、現物チェックするのか。。と僕は絶望感。
取り敢えず冷静に冷静にスボンをずらしshow himすると先生は、
「あっ、皮をむきますね。ちょっとごめんなさいね。失礼します。」
僕は先生の前に仁王立ちになり、
泌尿器科医に包皮をむかれたのです。
これが17歳のゲイの僕にとってどういう状況なのか、
いうまでもないでしょう。
泌尿器科医の目の前で僕のペニスはギンギンになってしまい、
マジ泣きしてしまったことを、今でも鮮明に覚えています。
先生は即座に諭してくれました。
「大丈夫ですよ。
診察中、勃起することは、男性の皆さんはよくあることです。
生理的なことですから、泣かなくで大丈夫ですよ。」
(オレの心の中)
先生!生理的なことではないのですよ!
確信犯的だから泣いているのですよ!
診察結果は、ただの包皮炎でした。
先生は直ぐにわかっていたようです。
僕は仮性包茎で、いつも(今も)包皮を被せているため、
外界からの物理的刺激に弱い。
故に、短期間のうちにセックスを繰り返したので、
ちょっと強めの炎症を起こしてしまっただけでした。
リンデロン塗布を処方されて事は済みました。
泌尿器科医の性教育
その後、念のため、検査結果を聞きに再び訪問した際、
さすが医師だなあと思ったのは、先生から、
「相手は男性ですか?」と問われました。
ええ、僕は凍り付きました。
勃起してしまったからか?(大汗)
いえ、包皮炎の症状をみて、認識したようでした。
再びボロボロ泣きそうになると、そうしたら先生はシリアスな顔つきで、
「セックスするなとは言えません。
しかし、病気には十分注意しなさい。
また、肛門は排泄器官だから、女性の生殖器とは構造が異なる。
絶対に無理な行為はしないこと。
そして、君はまだ高校生だから、君を利用する人もいるかもしれない。
ただ、君の体が目的だけの人もいるかもしれない。
自分の体を大切にしなさい。
君のこと大切に思ってくれる本当に好きな人とセックスをしなさい。」
もう30年以上も前のことなのですが、
今でもハッキリと覚えているのですよね。
大人ってスゴイなあと。
その時の先生のキリットした真剣な眼差しが。。。
さらっとハッキリ言われたから、
あっけに取られてしまいました。
その時まで、こんな神妙な性教育を受けたことがなかったので、
医者ってスゴイなあとビビリました。
以来、会計事務所勤務になった時まで、
僕はその泌尿器科医に時々、通っていました。
最期に先生から言われた言葉は、
「もういい加減、(包皮)切っちゃえよ。」
先生!
あれからかなり紆余曲折ありましたが、
僕は今、本当に大切な人とだけセックスするようにしています。
まとめ
両親に泌尿器科へ行ったことはバレませんでした。
祖母は別に何も僕に聞きませんでした。
祖母に子供(僕からしたらおばさん。おじさん)を7人出産しているので、
結婚も早かったのです。
だから17歳で彼女とそういうことをするって、
何とも思わなかったのでしょうね。
泌尿器科の通院以来、
ゲイ同士でセックスする際は、
必ずコンドームを着けるようになりました。
そして、ゲイの友人等を遊ぶ時も、そういう状況に備え、
必ず質が良いコンドームを持参するようにしました。
先生にご指導いただいた教訓は、
僕の中でずっと生き続けています。