税理士報酬を抑えたい、安くしてもらいたい。という依頼は秒でお断りしています。
今年、5件程の法人顧問のお問い合わせがありました。
そして全てあっさり落選しました。
その中でしばしば????だった質問内容に、
代表者の個人の確定申告依頼は費用が発生するかどうか?
というものです。
僕はにわかにその意味を理解できないかったのですが。。。。
どういうこと?
わからぬ。わからぬ。
デフレ促進を助長させる行為は、
若い税理士さんを苦しめるだけですので加担いたしません。
税理士変更する納税者の言葉は慎重になる
法人契約するから個人の確定申告は無償でやって!
という依頼が何度かありました。
やるわけねーだろ、このクソ馬鹿野郎。
というのが本音ですが、
そういう依頼があるということは、
今までやってもらっていた。ということなのでしょうね。
それほど多くありませんが、
今まで税理士変更したい。という依頼を受けたことがあります。
ちょっと総勘定元帳、ハバルック?を依頼すると。。。。
税理士変更したい!税理士が何もしてくれない!
という方の総勘定元帳にかぎって、
滅茶苦茶しっかり適正に緻密な処理をされているのですよね。
僕なんてさ、最後に元帳を出力したら、
「源泉所得税」を「激戦所得税」と記載していてショック!!
例え僅かな少額であっても、
しっかり外国税額控除を適用している申告書もある。
資産の振り分けなど、本当に丁寧に行う税理士さんも多いですよね。
僕なんてさ、「面倒だ!全部建物でいいのだ!」という睡魔に襲われます。
えっ!なんでこれで変更するの?という疑念があり、
納税者がいう「税理士が何もしてくれない。」という言葉は信じられません。
だから、「個人の所得税は無料でやってくれていた。」
的なニュアンスは信じません。
「やってくれていた。」というフレーズから、
何ら感謝も有難みもないのだなあと感じます。
税理士報酬を抑えたい、安くしてもらいたい
僕の今の顧問先は12件ですが、そのうち法人は4件です。
法人顧問はなかなか増加しません。
個人の顧問はいろいろ大変ですね。
収益面では法人の方が高いですし、
所得税は奥が深いので、個人は大変だなあと感じます。
一般の法人がわざわざオカマに依頼しようとは思わないので仕方ありません。
しかし、最初の導入段階で、きっぱりお断りする基準を決めています。
税理士費用を抑えたい、
できるだけ安くお願いします。
といった依頼がある場合です。
僕はこういう文言を発する人の考え方が、
会社員時代から理解できないのですよね。
会社員の時も、決して高い給与をもらっていたわけでもなく、
当時の年収は、今よりも低かったのです。
しかし、お店に入って店員に「安くして!値引きして!」
とお願いしたことはありません。
そう思ったこともないのですよね。
子供の頃に両親が、近所の八百屋で、
100円値引きしとくよ。と店主から言われたら、
じゃあ、もう1つ買います。ということをしていました。
そうすれば、100円の値引きは八百屋にとって、
純然たる広告宣伝費だからです。
経済活動とは、そういうものだと考えています。
行きつけの焼菓子さんなのでは、
ああ!ちょっと高い!と思っても、
そのお店が良いから迷わず購入していましたし。
だから「安くして!値引きして!」と言われると、
「このオカマ、おい、ホモきもいよ。」という嫌味よりも、
圧倒的に腹が立つのですよね。
だから「安くして!値引きして!」と依頼されたら、
秒でお断りするようにしています。
アゲインはありません。
まとめ
そういえば、某小売企業等では、
PV商品の値下げをするというニュースが。
また某コンビニでもそういったCMを目にします。
物価に見合わない価格設定にして、
企業が赤字や債務超過になるだけならいいのでしょう。
しかし、そこで働く従業員にしわ寄せがきたり、
下請け企業とその従業員にしわ寄せがくるのなら、
その値下げは、何を生み出しているのかよくわかりません。
今はりんご1個購入するのに200円かかりますが、
1個98円だった時代が異常だったのだと感じます。
だから「安くして!値引きして!」と依頼されたら、
お断りするようにしています。