45回目の相方の誕生日を祝う日に思うこと。
今日は相方の45歳の誕生日会です。(誕生日は2月13日)
一緒に彼の誕生日を迎えるのは16回目です。
彼と付き合い始めた2010年1月1日当時は、
こんな風にさらけ出すことはできませんでした。
どうあがいても、当時の大多数の人間は、
オカマは頭がおかしな人間だと認知していました。
しかし、当時から(もっと以前だから)
さらけ出していたオカマも現実にいました。
故に僕がワガママで勝手な人間というだけであり、
全ての責は自分自身に帰すべきでしょうね。
年齢を重ねてつくづく実感してしまうことは、
人間って自分本位な生き物だということです。
若者は若い人が希望が持てる未来と、
若者の為の税金の使い方を願う。
子供を望む男女間の夫婦は、子供を産みやすい社会と、
子供を持ちたいと思う税金の使い方を願う。
子を持つ夫婦は、子育てしがやすい社会と、
子育てのための税金の使い方を願う。
高齢者は老後の暮らしやすい社会と、
安心して暮らせる老後のための税金の使い方を願う。
僕は割と冷ややかな人間ですので、
えっ、じゃあ俺たちは?何にも恩恵ないじゃん。
と思ってしまうワガママな人間です。
この仕事をしていると、ズルをする人間に遭遇します。
理由はお金が大変だから、苦しいから。
あたかも当然の権利のように、
ズルをする人間に確実に遭遇しますし、到底僕は受容できません。
彼らの勝手な言い分を聞いていると、
オカマが男同士で結婚したいという理由の方が、
圧倒的に自然かつ合理的であり、社会の為にも有用です。
とはいうものの、日本は僕が死ぬまでには大きな変化はないから、
僕は敢えて自分から社会に願うことはありません。
その代わりに、楽しく自由に2人で生活をしていきたいと思います。
即座に大きな変化は起こせないとしても、
僕らが着実な生活することが、
これからのゲイの方にとって大いに有用だと考えています。