ゲイ的税理士生活。友人等にカミングアウトした時の反応と状況。
ここ最近、ゲイのポッドキャストを聞いていると、
両親にカミングアウトした時の事がブームのよう。
僕の両親に対するカミングアウトの結果は、
このブログで何度か書いている通り、
ドラマチックな大失敗でした。
そこでせっかくのブームにあやかって、
友人に対してカミングアウトした時の事を紹介します。
多様性に理解をと言うけれどさ、
今冷静に考えてみると、
カミングアウトされた友人も大変だよねえ~。
大学の友人にカミングアウト
ノンケ(ノーマル男子)の友人に初カミングアウトは、
大学2年の19歳の時です。
彼は同じ学部で同じサークル。
年齢は一緒ですが、浪人したため
僕より1学年下でした。
当然気が合い、よく一緒に遊んでいました。
相手も1人暮らしだったので、
何度か彼のアパートへ行ったことも。
そして、酔って宿泊したことも。
バリバリ女性大好き!を宣伝していましたが、
バリバリのゲイだったので、性の対象が男性です。
顔を合わせる機会が多いと、
当然、好きになってしまうのが人間。
彼のアパートに行った際、
彼が「着替える。」と言い、上半身を脱いだことが。。。
間近でぐっと見てしまい、僕の股間はギンギン。
ある時、一緒にスーパーに行った時、
キャベツを選んでいたら、彼が突然。。。
「オレが女だったら、あんたと絶対に付き合ってるよ。」と。。
不意打ちにも程があるのよ。
そんな事言われたら。。。
嬉しくて嬉しくて仕方がない反面、
19歳という若さゆえに、
性欲の抑制が効きません。
僕は既に当時、男性とバンバンだったので、
大切な友人にエスカレートしてしまう恐怖が。。。
もはやどうにもならず、間もなくして、
オレはオカマです!ホモです!ソーリー。
と真実を告げ、区切りをつけましたが。。。
彼はしっかり理解したのかどうか、
よくわかりませんでした。
その後、その話題になったことがないのですが、
僕はハッキリと言いました。
僕が大学3年の後期にもなると、
就職活動等の始まりもあり、
会う機会も徐々に減少していきました。
彼は同じサークルの女性と結婚し、
今は家族4人で平和に暮らしています。
銀行の同期にカミングアウト
僕が銀行員の同期にカミングアウトしたのは、
同期18名中5名だけです。
こういう性格なので、
同期でワイワイ!が好きではありません。
しかし、カミングアウトした5名の同期は、
信頼できる同期だったからです。
会計事務所へ転職する際に、
自分がゲイである事を告げました。
「ええっ!そうなの?」という、
普通の驚きの反応であり、
ただ、それで終わりです。
誠実な大人であれば、人それぞれという概念を、
十分に理解しているのでしょう。
その内心はわかりませんが、
彼らとは僕が静岡にいる間は、
それまでと変わらない関係でした。
銀行の上司にカミングアウト
会計事務所に転職した後、
たまたま遭遇した銀行の時の上司、
カミングアウトしました。
当時、僕が恋していたかっこいい上司です。
僕が仕事で窮地に陥っていた時に、
「オレがいるから、ヘーキヘーキ。」
と言ってくれた上司。
支店長に怒鳴られながら、僕は
ああ!熱い抱合をされたい!と上の空でした。
勤務当時は、僕が24歳、上司は33歳だから、
先輩後輩リレイションシップとしては、
最高の年齢と年齢差です。
辞めた後に、いや、僕ゲイですよ。
とカミングアウトしたら、
その後、連絡等は来ませんでした。
元々、退職者にはいつまでも連絡取らない。
という方ですので、その真意は不明です。
しかし、俺は思った!
部下だった時に、カミングアウトしていたら。。。
「俺をことを1度だけ、抱いてください!」
とお願いしていたら。
支店では3時以降になると、
窓口テラーが営業代理(その上司)に対し、
「代理。だいてください。」と必ず言います。
だいて=hold me tenderly ではなく、
代金取立手形のことです。
しかし、僕は一度でいいから、
代理!だいてください!と言いたかった!
まとめ
その他、カミングアウトの状況は何度もありますが、
両親の時以外は良好でした。
やっぱり、両親に対するカミングアウトは、
いつの時代も最難関。
税理士試験5科目なんて、可愛いものですよ。
僕の場合は、自分から積極的に実家に帰ることはもうありません。
両親との雪解けを願うのなら、
早めにカミングアウトした方が無難です。