開業セミナーでは業績などの具体的な金額などをさらけ出しています。
先日、僕の開業セミナーを実施しました。
セミナーといってもただの談話であり、
今年の1月以来の実施です。
とはいうものの、自分のセミナーを行う際、
注意していることがあります。
さらけだすことと、
数字や期間は具体的に表現することです。
台湾の老街では饅頭が沢山。
カレー饅頭が大好き!
しばらく。。。の期間は具体的に
開業してしばらくは、お客様がいませんでした。
の「しばらく」って、どの程度の期間?
という疑問を持つ方がいました。
しばらく、当面、といった期間は、
ひとそれぞれの概念があるかと思います。
開業前って、その具体的に期間が気になりますよね。
だってさ、普通の方は、生活していかなきゃらならなし。
僕は相方がいるから、売上0円でもヘーキヘーキ。
会計事務所の退職金を(全部)使って、
台湾旅行を何度もしましたが、
生活の糧が必要なので、普通はそんなことはできません。
当面の期間って、本当に気になりますよね。
そして、しばらくの開始期間(開業)から、
そのしばらくの終了期間も曖昧です。
1人お客様ができても食えないですし、
単なる単発相談・申告の受注をもって、
そのしばらくの期間が終了するのか。
僕も開業前は、そのしばらくの定義・期間が疑問でした。
僕はゲイとして相方の元へ転居する。
開業するといった決断が同じタイミングでした。
前者の方の決断の方が圧倒的に重たかったので、
開業にあまり不安はありませんでしたが、
全く不安ではなかったかというと、そうでもありません。
開業前は行き先が見えないからこそ、
見通しがないことが不安なのですよね。
不安に感じている方に、
モヤモヤした抽象的なことを告げても、
更に不安にさせてしまうだけです。
しばらく。。といったその期間は、
具体的に告げています。
僕の場合は4月に開業し、5月に台湾旅行へ行き、
初めての受注は、7月に個別税務相談1件。
8月に台湾旅行へ行き、
2回目の個別税務相談が9月に3件。
10月に初めての顧問契約を結び、
11月に台湾旅行へ行き。
12月に2件の顧問契約を結び、
その年末年始に台湾旅行へ行き。
翌1月に1件の顧問契約を結び、
初めての確定申告の受注は10件でした。
具体的に表現しないと、相手には伝わりません。
売上等の金額も具体的に
年間の売上金額、経費、利益も、
あっさり具体的に告げています。
だってさ、気になりますよね。
生きていく必要がありますから。
いくら精神論的なことを告げても、
開業セミナーをやっている時点で、
セミナー受講者にとって開催者=成功者だからです。
少なくとも、僕は開業前にそう感じました。
そこで、具体的な業績推移を告げています。
食っていける数字って、
人によっては異なるので一概には言えません。
自分の現実をハッキリ告げない限り、
単なる成功してハッピーですセミナーになってしまうので。
僕が開業前、開業後に参加したセミナーは、
そういった系だったので、退屈だったなあと。
故に、業績はハッキリ告げています。
自分の信念をさらけだすこと
開業する決断はひとぞれぞれなのでしょうね。
僕は相方と暮らすための手段でしたが、
大いなる志をもつ方が殆どであり、スゴイなあと。。。
開業するつもりはなく、
本当は会社員の方が良かったので、
自ら独立開業する方って、本当に凄いと思います。
相方と暮らさなかったら、
また相方が静岡に来て一緒に暮らしていたら、
僕はまだ会社員していましたからね。
しかし、世の中的には税理士ですので、
それなりに信念をもって仕事をしているつもりです。
まだまだ実行できていませんが、
税の仕組みや考え方、税法の成り立ちなどを伝える事は、
本来の税理士の役割なのでしょうね。
ある法令が定めらてている理由や、
なぜ定められるようになったのか。
何が要因となり、改正・制定に至ったのか。
そんなことはどうだっていいでしょうが、
キチンと伝えない限り、納得して税金を納めてもらえません。
(勿論、伝わらない方もいますが。)
といった、この仕事をしていく上での信念を伝えています。
まとめ
この5年間の業績推移を伝えたら、
頑張ってますね!となぜか僕が励まされました。
セミナー売上代金は、スーパーでりんご、柿、
紅まどんなを買ったら、アッサリ消失。。。。
セミナーもそろそろ料金を値上げしようと思います。