GW特集その4。Memory of 東京国際ゲイ・レズビアン映画祭 at the 20s 。ロクでもない男に誘われて喝!
その昔、日本では4大映画祭(勝手に表現しています)があり、
その内の1つが懐かしき東京国際ゲイ・レズビアン映画祭。
(現在は開催名が変更されています。)
まだまだ僕らがオープンではなかった時の楽しみ。
毎年7月開催で、リアル目的だった方もいたでしょう。
この10年で良くも悪くもLGBTQの環境は変化し、
表面上は義務的理解が求められる寂しい時代になり、
実は多くの弊害が生じていることも事実です。
ここ数年は運営者が変更してしまうなど、
従前のゲイレズビアン映画祭も問題が生じているようです。
自分にとって、東京国際ゲイレズビアン映画祭は特別な映画祭です。
20代の頃の東京国際ゲイ・レズビアン映画祭の思い出を投稿します。
ここでゲイ映画祭やってます!が恥ずかしい
10年以上も(もっと?)前のことですが、
従前の会場が変わり、青山スパイラルホールで開催された際のこと。
入り口でデカデカと「ゲイ・レズビアン映画祭は〇階です!」
という案内看板が設置されていました。
当時、まだ自分をオープンにしていない僕は思った!
ああっ!恥ずかしい!
会場はザ・メイン階段を上って2階?3階?だったと思うのですが、
そのフロアに侵入した時点でカミングアウトしているようなものです。
恥ずかしくて階段を上ることができず、1階でウロウロしていると、
スパイラルホールに普通に訪問したらしき小綺麗な女性3人が。。。
案内看板をみるやいなや、
「ゲイ映画祭だってえ~、えー、やだあ~。」と。。。。
その案内看板は非常に有難迷惑に、
「〇〇階で本日開催です!」と告げているのです。
その前年まで渋谷等?新宿?で開催された時は、
キラキラ宣伝は無かったような気もしたのですが。(記憶が曖昧ですが。。)
その時は滅茶苦茶に目立っていたのですよね。
あれ?今年から青山なの?
とビックリした記憶があります。
当時、マツコ・デラックスがブレイクした直後だったので、
そういう意味合いもあったのかもしれませんが。。。
ザ・ここで今日ゲイ・レズビアンやるよ!というデカデカとした宣伝は、
目下においても、LGBTに配慮がないという意見もあるのでしょう。
しかし、一方で、人目を気にして陰に隠れてコソコソして足を運ぶことが、
本来あるべき健康で文化的な振る舞いとも思えません。
仕方なくドキドキして階段をのぼりフロアに行くと、
既に多くのお姉系が。。。
あ。有名な男優さんが。。。
確か、有名人のインタビューが掲載されており、
マツコ・デラックスのインタビューの掲示もありました。
ええ、デカデカした看板は正しかったです。
きっと、堂々としなさいよ。というメッセージだったのでしょうね。
「ゲイ映画祭だってえ~、えー、やだあ~。」などいう偏差値が低いバカ女に対し、
文句の1つも言えなった自分が情けないのです。
2011年から2013年頃だったかと思うのですが、
それ以降、僕は意識して堂々とすることにしました。
ロクでもない男と一緒にバーでイライラ
映画を楽しむ時は、夜の上映を楽しみにしていました。
特に期待していたわけでもありませんが、
偶然、当時30代半ばの年上の男性に声をかけられたことがあります。
当時流行していた、ルパンみたいな細いスーツ姿で、
スタイリッシュでそこそこ格好がよい方でした。
まだ21時だったので、2人で新宿へ飲みに行くことに。
僕はその先の事を考えておらず、
しまった!股間が汗臭いかもしれない。と思い焦りました。
細いスラックスだったので、座ると股間のふくらみと形がくっきり。
ノーマルな男性であれば、女性の胸などは性的なポイントでしょう。
ノーマルな女性であれば、男性の逞しい腕や上半身は性的なポイントでしょう。
一方で、僕らか男性の股間が気になってしまう現状は、
ごくごく正当でありふれた至って当然で正常な行動です。
ああ、きっとあんな感じの曲線なのだろうか?と想像してしまい、
お酒を飲んでいる最中、終始、僕の股間は膨張していました。
30歳半ばだというから、色素沈着が進んでいるのだろうか。
いや、意外に胸板が厚いのかもしれない。
税理士試験前1か月のだというのに、僕は悶々としていた。
それでもこの年の相続税法は合格したのだのだから、僕の実力は本物です。
以前はこういったゲイの駆け引き一般的でした。
ええ、通常の男女間の恋愛やナンパも同様ですが、
一定の駆け引きがあるからこそ、恋愛は楽しいのですよね。
しかし、ドキドキしたのもつかの間。
次第に何だか嫌な感じのオカマであることか判明したです。
「最近、リアルしてもいい人いなくてさー。」とか、
「誰かいい人いないかなあ。」とか、
「年下の子に告白されてさあ。」とか、
「年収が結構あってさあ。」とか、
「別れた男がセックスが下手で。」とか、
「付き合うなら若い男がいい。」など。
うわ!くそ嫌な男。
非常にツマナライ話ばかりでした。
僕は大学生時代から静岡から渋谷のミニシアターにしばしば通い、
単館系映画が非常に好きな人間だったので、
純粋に映画を楽しみたかったです。
税理士試験前に東京まで来て、
クダラナイオカマの自慢話にイライラ。
しかも、時間が経過するにつれて、
許可もなく僕の太ももを人差し指でツンツンしてくる。
ツンツン時には、もはや彼の事にイライラ。
嫌な男にツンツンされるなど、たまったものじゃない!
更には、再び許可もなく平気でズボンの上から、
僕のペニスの先端部分をつまんできたのだ。
つまむか?普通。
しかも、よくもまあ、ピンポイントで適確に。
あたかも指を箸のようにして、
礼極まりない!
他人のペニスを、しかも先端をつまむってさ。
せめて撫でろよな。
しかし、しっかり反応してしまったのだから、
これまた不覚で情けない。
何が嫌だったのかって?
ゆとりがなかったのですよね。
大人のゆとりが。
もっとオレがその気になってから誘えばいいものの、
それだけで発覚してしまうものですよ。
この男は、行為前のイントロダクションに時間をかけない、
相手の事を思いやらない1人ヨガリのセックスをするタイプですな。
そういう男はロクな男じゃない。
残念ながら税理士試験前に(7月)、
余計な精力を放出するつもりはない!
相手を誘うのなら、つまむのではない。
優しく包み込むのだ。
若しくは、優しく抱合するよう、そっと手を添えるのだ。
男性はペニスが包み込まれることで安心するのだから、
相手を誘うボディタッチは、それなりの経験が必要だ。
こいつ、オカマ心をわかっていない。
努力が不足している。
きっとチヤホヤされた系だな。
そんな生物学上の誘い方法も知らない男に僕は侮辱されたかと思うと、
イライラして極まりありません。
ガッツリ食事をさせていただき、
ペニスに抵触したその代償として食事代を支払っていただきサヨナラ!
少々、不穏な空気を感じましたが、
僕のあそこを、これ見よがしとつまんだのだから当然だ。
嫌なオカマを後して、市ケ谷のホテルに帰ったのです。
それからも何度かゲイレズビアン映画祭に行きましたが、
ある年、行かなかった年があったのです。
そしてその年以降、ずっと行くことは無くなりました。
オーブンな時代になってしまい、つまらなくなったことも要因です。
オープンな時代になればなるほど、
以前のドキドキもなくなっていくのでしょうね。
今年もし関西で開催されたら、行ってみようかと思います。
まとめ
4大映画祭の他3つは、ぴあフィルムフェスティバル、
電撃ムービーフェスティバル、そして東京国際映画祭です。
ぴあフィルムフェスティバルは、アマチュアの監督が出展する映画で、
今は誰もが知る有名な監督も、この映画祭のグランプリでした。
ぴあフィルムフェスティバルは、
昔の彼氏と毎年9月開催時に楽しみにしており、
今となっては良い思い出です。
僕らは僕らなりに、楽しいゲイライフを過ごしてきたのです。
実は今よりも10年前の方が、その娯楽自体は、
確実にいとをかしだったと思います。