研修会や勉強会がつまならい
社会人になると研修会や勉強会が行われると思います。
ちょどう新社会人になった方々は、只今研修会の真っ最中かもしれません。
僕も13年前は多くの研修会や勉強会を受けました。
この業界に入ってからも、以前の職場や現在の職場で勉強会を行うこともありました。
昨年登録してからは数回研修会に参加しました。
ボスが研修会へ行く姿も目にしていました。
さて、この勉強会や研修会って退屈に感じませんか?
社外で行われるものや、社内で行われるものに限らず。
眠いし、よくわかないし、覚えられないし。
何でつまらなくて退屈何ですかね?
考えてみます。
大学で教わった勉強会というもの
大学に入学したての時、非常に戸惑ったことがありました。
オリエンテーションをするとき、全員参加型だったことです。
要するに、司会者が一方的に話をして他の人は一方的にそれを聞くスタイルではなく、全員で討論をするスイタルだったという事です。
もちろん、すべてがそうだったわけではありません。
説明を聞く講義が9割でしたが、僕はこれが嫌で嫌でたまりませんでした。
だって自分の順番になったら言葉を発しなくてはならないし、そうでなくても何か言わないと参加していることにならないですからね。
僕は当時そう感じていました。
でも、そもそもその考えがおかしいのですよね。
研修会、勉強会なので、自分が考えたり意見を持たないと何ら血や肉になりません。
当時、嫌でしかたありませんでしたが、不思議と退屈しませんでした。
大学のゼミもそうでした。
言葉を発するので、適度な緊張感がありました。
研修会や勉強会の実態
社会人になり新卒の金融機関から現在の会計業界に従事している現在まで、多くの研修会等を受けました。
もちろん、社内でも実施されました。
しかし、一度も全員参加型の研修会や勉強会はありません。
税理士会の研修会って失礼ですが、とっても退屈でした。
しかも眠い。
テキストが当日の会場で配付されるので、予習ができません。
まだ事前に内容を把握して挑むのであれば楽しみですが、その場でテキストに目を通し、一方的に説明を聞いても眠いだけです。
せめて、事前にPDFで出力できるようにすればいいのにと思いました。
本当に、あの厚い紙の冊子って無駄だなあと感じます。
各自で出力できるようにすれば、無駄なお金使わなくていいのに。
社内での勉強会も大抵は、一方通行の勉強会でした。
というか、単なる朗読会が多かったように感じます。
それだったら1人で読んでくるよ。
とよく思ったものです。
研修会や勉強会がつまらない理由
もうおわかりだと思いますが、つまらない勉強会や研修会って完全に受動的なスタイルなんですよね。
受動的だから自分では考えないし、緊張感もない。
ただ聞いているだけなので、つまらないし退屈です。
過去に一度、全員参加型の勉強会を行ったのですが、所内ではやはり不評でした。
与えられた題材については予め各自で考えておく。
それをわざわざ全員で朗読するのは無駄ですよね。
そしてその題材について全員参加で意見を交わす。
だってせっかく複数の人がいるんですからね。
勿論、それらは参加人数が数百名いれば無理ですし、時間的な制約もあります。
しかし、少なくとも職場なら可能なのではないかと思います。
毎年発表される改正税法なんていい題材ですよね。
まとめ
全員参加型の討論形式の勉強会というのは、現在の教育システムでは主流になりつつあると聞きます。
実際に、海外ではそれが当たり前とも聞きます。
要するに、相手の意見を聞き自分の意見を言えるようにするという訓練ですね。
やっぱり自分の意見を言うって嫌ですよね。
社内の勉強会なんかでは、面倒だなあと感じます。
でも退屈で眠たい研修会や勉強会はもっと嫌です。
もし今後自分がこれらに携わるのであれば、ディスカッション形式の研修会をしたいなあと思います。