オリコンマニアの僕が独断と偏見で90年代音楽を振り返る。音楽CDは衰退を逃れないか?

転居のため自宅の古いCDを整理していますが、出るわ出るわ90年代のCDが。

僕が青春時代を過ごした95年(中学1年)~2000年(高校3年)は、

日本のレコードセールスの全盛期と言われています。

そして僕はオリコンCDランキングを小学校6年から高校3年卒業まで毎週購入していました。

僕はオリコンの売上枚数を覚えたり翌週の順位を予測しり、オリコンマニアだったのです。

 

突然オリコンランキングなんて、一体何!?って思いますよね。

 

昨日のニュースで昨年の紅白がテレビ初登場の男性アーティストの曲が

トリプルミリオンと報道されていました。

「えっ?今どきシングルが300万枚?嘘でしょ?」

 

よくよく聞くと、現在のセールス集計はCD売上枚数+ダウンロード数なんですね。

そうか、そういわれると当たり前です。

 

そんな報道を聞いてしまい、そして昔のCDを発見して、昔のマニア癖の血が騒ぎました。

今日は僕の独断と偏見の90年代の音楽市場を勝手に書きます。

 

(↓アマゾン音楽って、勝手に好みの音楽を見つけてくますが、微妙に違います。)

1990年から1993年はビーイング系レコード全盛

現在40歳前後の方にとっては、B’z、ZARD、T-BOLON、DEEN、WANDS、大黒摩季など

よく聞かれたのではないかと思います。

93年位までは街中でB’z、ZARD、WANDSの曲が流れていました。

90年代初頭は、よくビーイング系レコード時代と言われます。

 

あまりTVなど表舞台に出ない人が多く、そのミステリアスな雰囲気が

とても魅力的だったんですよね。

B’zは当初からTVでよく見かけましたが、ZARDは「負けないで」以降、

TV出演は全く無かったと記憶しています。

その後ライブが開催されたのは99年のベスト盤発売の時です。

(ベスト盤は300万枚の売り上げでした。)

 

また大黒摩季が初ライブ&初TVを果たしたのは97年の夏でした。

あまりガツガツいかない、ミステリアスな宣伝が効果的だった時代なんですよね。

 

90年代初頭においては、初動ミリオンなどは殆どない時代でした。

(B’zはよくシングル初動70万枚超えをしていましたが。。。)

93年の年間アルバム売上トップ1になったZARD「揺れる想い」は、初動20万枚前後からスタートし、

最終的に200万枚に到達など、ヒットというとロングランが多い時代でした。

 

250万枚以上を売り上げたチャゲアスも、100万枚以上を売ったWANDS「もっと強く。。。」も、

ロングランを重ねてのヒットでした。

この時小学生ながら不安に感じたことは、

ブレイクすると、1年発表するシングルの枚数が多かった事です。

ZARDもWANDSも1年でシングルを4~5枚程、発売した年がありました。

 

消耗されてしまわないか、不安に感じたものです。

 

そして90年代初頭から日本のレコードセールスはミリオンセラーが飛躍的に増えてきます。

million

1994年~1997年前半までは小室全盛期

下記は僕がオリコンを買っていたマニア時代、年別シングルミリオン数の推移です。

 

94年からは130万枚以上を売上げたtrfの「survival dance」を皮切りに小室時代が到来します。

trfは同年のミニアルバムが200万枚近くヒットし、「BOY MEETS GIRL」も130万枚を売り上げました。

前年リリースの「EZ DO DANCE」も累積70万枚に達しました。

 

同年94年は「クロスロード」「イノセントワールド」のヒットにより

ミスチル現象と言われる時代も到来。

94年のシングル年間トップ1は、180万枚を売り上げたミスチルの「イノセントワールド」でした。

よく年には「Tomorro never。。。」が270万枚に達します。

 

ミスチルやB’zのミリオン数って凄いんですよね。

(記憶では10枚以上あったと思います。)

 

95年1月、2月、3月のtrfのシングル3カ月連続リリースも、

3枚とも100万枚以上の売り上げでした。

(個人的には、マスカレードが名曲です。)

 

94年の年間シングル売上2は、現在人気女優で当時スト2の主題歌を歌った女性アーティスト。

小室哲哉プロデュースにより、女性アーティストとして初めてシングル200万枚を突破します。

 

そして僕が中学1年生の95年にはミリオン作品は28作にも。

200万枚超えしたHジャングルwithTの名曲もこの年でした。

サラリーマンの応援歌とも言える歌詞が、とっても新鮮でした。

 

95年12月から97年2月までは、安室奈美恵がシングル5作連続ミリオンを達成し、(シングルカット除く)

96年にはglobeがアルバム初の400万枚超、安室奈美恵のアルバムは当時の歴代最高初動190万枚、

97年には安室奈美恵のシングル200万枚超を達成し、みんなCDにお金を沢山使っていました。

 

「SWEET19BLUES」はとっても大人のアルバムであり、当時は理解できませんでした。

中学生や高校生当時に購入し、「あれ?なんか想定したアムロちゃんじゃない」

と感じた人は多かったと思います。

20歳を超えていろいろ経験し大人になると、その良さがわかるアルバムだと思います。

 

毎月3枚から5枚はシングルを買っていました。

しかし97年夏以降、時代ははっきり変わっていきます。

1997年後半~1998年はビジュアル系ブーム

統計情報をみていると、やはり微妙な変化って気づきますよね。

中学3年の時、安室奈美恵の「How to be…」が70万枚そこそこに留まった時、

既に流行は変化していたのかもしれません。

小室作品の最後の100万枚は、97年5月の華原朋美「Hate tell a a lie」です。

大好きでした!この曲。

(個人的には、97年後半以降の少し暗く重たい感じの小室シリーズの方が好きなんですが。。。)

 

そして時代の流れは速く、97年後半からはGLAYやラルク、SHAZUNAなどの

ビジュアル系ロックバンドブームが到来しました。

「すみれSeptember Loveは好きだったなあ。

 

「グロリアス」、「口唇」、「HOWEVER」で勢いにのりブレイクしたGLAYは、

97年発売のベストアルバムがglobeを抜き、当時歴代1位の480万枚以上の売り上げに。

 

98年はGLAYもラルクもシングルを2枚同時、3枚同時発売し、

100万枚を達成していきます。

口唇はギリギリ99万枚だったと思います。

GLAYは確か7作のシングルミリオンだったと記憶しています。

 

98年後半からは500万枚以上を売り上げたB’zのベストを皮切りに、

ベストアルバムブームが到来。

この頃から、初動で大きなセースルという傾向が強まったと覚えています。

アルバム初動ミリオンって、結構沢山目にしました。

 

高校生にとって、3000円のアルバムって安くはありませんでしたが、

当時はケースを汚さないよう、歌詞カードを曲げないように気遣っていました。

 

そして時代は動き98年は2大歌姫がデビューします。

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1999年から2001年は2大歌姫時代

僕が大学(確か3年)以降、オリコンを買うのをやめたので2001年付近までしか覚えていませんが、

1999年から2001年は確実に宇多田ヒカルと浜崎あゆみ時代でした。

 

まず1999年初めに、浜崎あゆみの1stアルバムが初登場1位に!

それまでシングルトップ3にも入った事がない歌手が1位になったため、当時は話題に。

最終的には140万枚を売り上げ、そこからブレイク。

アルバムで大々的にブレイクしたのって、とても珍しかったと思います。

 

同年7月発売の「Boys & Girls」は100万枚、4曲A面の「A」は160万枚以上のヒットに。

同年11月発売の2ndアルバムは250万枚超えに。

2000年発売の3rdは290万枚に達します。

長年オリコンを買っていて一味違ったことは、

アルバムの発売の都度、売上枚数が増えていったことです。

大体、徐々に減少していくのですが。

 

浜崎あゆみのアルバム100万枚セールスは、その後2004年発売の「MY STORY」

まで続くので、凄まじいセールス力です。

 

宇多田ヒカルは言うまでもないですよね。

当時の初動アルバムセールス記録を更新し、

推定累積売上700万枚越えはやっぱりそれ以降出現していません。

 

2000年になると、バンドブームはやや落ち着きます。

それまでシングルミリオンセールスを記録していたB’zは99年、ミスチルは98年、

GLAYとラルクは2000年以降、シングルミリオンは無かったと思います。

 

そういえば、2001年の3月にはオリコン史上最高の初動アルバム対決なんてありました。

記憶している限りでは、宇多田ヒカルが初動300万枚、浜崎あゆみが初動287万枚でした。

 

レコード売り上げが経済に与える影響って、実は凄かったんですよね。

本気でavexの株を買おうかなあなんて、大学入学前に思ったものです。

 

ちなみに女性ソロのシングルミリオン記録は、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、安室奈美恵が

そろって5作だったと記憶しています。

2002年以降から現在

2002年のシングルミリオンは浜崎あゆみの1枚のみでした。

それ以降CD売上げについては気にしなくなりました。

昨今の売り上げランキングは、見ていてもつまらなく、興味がわきません。

まあ、僕が年をとったんだと思いますが。

 

CD衰退原因の1つは、携帯の音楽ダウンロードと言われています。

しかし僕自身、なぜか大学に入学してからCDを殆ど購入しなくなりました。

当時言われたことは、人の娯楽の対象が、携帯電話にシフトしたからと言われましたが、

それが真実だったかどうかは不明です。

 

僕はスマホが登場するまでは、ソニーエリクソンの携帯を愛用していました。

ソニーエリクソンは、音楽に重きを置いていたんですよね。

いわゆるフォークマン携帯を愛用していました。

そしてスマホが登場すると更に音楽ダウンロードは浸透します。

 

今はもう全くCDを買っていません。

ダウンロードが当たり前になり10年経つため、スマホ1つで完結するため、

パッケージのCDはもう時代にそぐわないのかもしれません。

decline

電子書籍はなかなか普及しないのに

CDが無くなるなら、本だってなくなるのでは?

と疑問に感じますが、電子書籍ってなかなか普及しません。

僕も電子書籍は苦手です。

 

わざわざKindleのタブレットをバックに持つのであれば、

目当ての本をバックに入れる派です。

端末に沢山保存できるじゃん!とも感じましたが、

個人的に専門書以外は、一度読んだ本を読み返す事をしません。

(マンガは読み返すかも。。。)

 

また通信媒体の画面より本の方が読みやすいという点があります。

本とCDって、ちょっと便利不便の趣が違うのかなと感じます。

 

CDのいい部分としては、本と同様な部分もありますが、

歌詞カードとそのジャケットデザインだと思います。

若いころはアーティストの表情やそのデザイン性がかっこよく、大好きだったのですが、

音楽ダウンロード価格は非常に魅力的です。

 

そしてスマホ1つで聞けて場所も取りません。

 

何だか悲しいような気もしますが、今はそういう時代なんですよね。

まとめ

レコード店って本当に目にしなくなりました。

中学の頃はレコード店に行くのが楽しくて、レコード店に入るだけで、

何だかイケテル気分になりました。

当時好きだった子と、500円ずつ出し合ってシングル1枚を買ったり。

1枚のアルバムをケースを傷つけないように、最新の注意を払って持ち帰ったり。

 

新しく買ったアルバムを聞くときは、とってもドキドキしたものです。

発売日には授業を終えたら、早くレコード店に行きさっさと帰りたい!

そういう思い出がある方も多いのでは?

 

僕は電子書籍は読みませんが、いつしか本屋さんも無くっていくんでしょうか。

時代の流れとはいうものの、自分もレコードを買いませんが、やはり少し悲しく感じます。

こんな時代だからこそ、あえてCDを購入するのもいいのかもしれません。

 

【今日の言葉】

 

vogue :一時的な流行

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