覚悟がないと言うけれど。。。他人と比較しない覚悟をもちたい。

ここ1週間程、「覚悟がない」という言葉が気になりました。

 

・旅行中に日本のニュースを見ていた時、飛び込んだ芸能人の離婚。

・「今、僕はこんな生活です。」と告げたら、返ってきた知り合いからの言葉。

「覚悟がない」という言葉は、「いずれにしても」と同じくらい、

非常に便利な言葉だと感じます。

 

じゃあ立派で褒め称えられる「覚悟」なんて、

世の中にあるんでしょうか?

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覚悟がないが使われる状況

「覚悟がないんだよ。」

「覚悟が足りなかったんだよ。」

そんな言葉が放たれる状況は、大抵の場合、何かを新しく始めた事に対して、

・何かが上手くいっていない時

・失敗してしまった時

・全て諦めた時

・心が折れかけた時 or 折れてしまった時

・上記を口に出した時

こんな状況に陥っている場合に、第3者から受けとる事が大抵です。

 

新しい何かを決断して実行して、それが大多数の人が選択しない場合であり、

そして第3者の視点から見て、上記の場合に該当してしまった場合、

「覚悟が足りないんだよ。」

と、僕自身も言ってしまいがちで。

 

また、相手に投げかけるだけでなく、心の中で思う事もたやすい言葉。

 

例えば僕が、税理士業務を辞めて全く違う仕事をしたり、

また、所属税理士として再度就職した場合には、きっと言われます。

「覚悟が足りなかった。」と。

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覚悟がないと放つ人

税理士試験の勉強をしていると、

途中で断念される人も多いのかもしれません。

5科目合格を、最後まで貫く人の方が、少ないとも聞かれます。

 

僕は税理士関係の知り合いが殆どいなく、会計事務所経験も2先ですが、

職場では僕以外、毎年試験を受けていた人はいませんでした。

受験や勉強を止めてしまったり、途中で断念した方も。。。

 

そりゃ、そうですよね。

 

だって社会人になってから、仕事とマジな毎日の勉強との両立が、

どれだけ大変かは、自ら経験しないとわからない事です。

それがエブリデーですから。

更に5回続くというと、日常に失うものは計り知れないものが。。。

「若さ」を失うことは、計り知れません。

 

人によって、取り巻かれる環境も様々です。

子供が出来たり。

病気になったり。

介護が必要になったり。

お金がなくなったり。

勉強が辛くなったり。

 

当然ですが、それらが分かっているので、試験勉強を止めた方がいても、

僕は「覚悟が足りない。」なんて、到底思う事はありません。

自分が経験者であれば、まず思わないでしょう。

 

しかし、実際の世の中はそうじゃないんですよね。

 

第3者にとっては、試験勉強などしなくてもいい事です。

どんなに困難であろうと、受験勉強は個人の勝手。

他人からすると、個人的な趣味と同様です。

 

「覚悟がない。」と一言発するには簡単ですが、

経験がない第3者には、その背景にある物は、全くわからないのでしょう。

anyway

経験した人でないとわからない事

社会に出ると、「覚悟がない。」と言われたり、

自分がそう思われる機会は、かなりの頻度で巡ってきます。

 

僕の場合は、金融機関を退職する際に強く感じました。

退職の理由って、人それぞれです。

・転職をするから

・病気になったから

・介護が必要だから

・人間関係の問題があるから

・大きな失敗をしたから

・仕事や嫌になったから

・仕事が合わなかったから

・親の仕事を継ぐから

・専門学校に通うから

どんな理由があっても、数年で退職したり、明らかに暗い表情で退職する場合、

大抵の人は思います。

「甘い。覚悟がなかったんだと。」

 

退職する人の背景に何があるかなど、

周囲はイチイチ考える人はいません。

また、人間大抵の場合、決断や結果、その理由に興味があり、

結論に至るまでに過程については、あまり興味がありません。

 

なので、その状況下を経験した人でないと、

後ろ向きな状況や決断をした人に対して、

「覚悟がない、足りなかった。」と思うのでしょう。

 

ある程度の危険性が伴い、今の生活環境が、

180度変わる決断をした事がある人であれば、

「覚悟がない、足りない。」

などとは、安易に使わないはずです。

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僕のフワフワっとした覚悟

独立開業の税理士になるにも、いろんな理由があると思います。

・1人で思うまま仕事をしたい

・子供がいるから自宅で仕事をしたい

・職場に不満があり意見が合わない

・組織が合わず、人間関係が苦手

・組織では自分が思う仕事が出来ない

・1人でバンバン稼いでいきたい  などなど。

 

僕はそれらのどれでもなく、付き合っている人と生活する為、

引っ越しをして、新しい生活をする為でした。

どうしても税理士で行いたい事があったわけでもなく、

1人で仕事をしたかったわけではありません。

 

非常にフワフワっとしており、入念な準備はそれ程なく。。。

「覚悟がない。」そのものだと思います。

 

しかし年齢を重ねていくと、20代、30代でみえる光景は変化してきます。

30歳を迎えた時、自分は人生を、誰とどう生きていきたいのか?

と、よく考えるように。

 

僕の場合は、人生において誰と生きていきたいのか。

というテーマに、一番重きをなした選択でした。

 

だから決断に至る理由なんて、みんな一律ではなく、

状況や結果だけでは、本人の深い理由って、他人がわかるはずもないんですよね。

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人と決して比較しない覚悟

それでもやはり、世間は冷たく過酷です。

上手くいかない事、失敗のあげあしをとるなんて、

ストレス解消の恰好の餌食に。。。

 

ウェブサイトをブラウザするかのように、他人の人生に対して、

「覚悟が足りない。」

と平気で投げ捨てます。

 

酸いも甘いも経験した年上の人だって、

辛い言葉を投げる人は大勢。

 

そんな時に、よく思い出すことは、

「後悔しても、自分が納得できればいい」という言葉です。

 

3Lz+3Loで有名な元女性フィギュアスケート選手が、

2009年のワールドシーズン、現役だった時のインタビューの言葉です。

 

しかし、自分で納得する為には、

他人と比較しないという、強い思いが必要です。

とりわけ、上手くいっていない時や、自分の状況が不安だったり、

将来が見えない状況の時に。

 

SNSが成熟した現在は、嫌でも他人の状況は勝手に発信されます。

スマホタッチ1つで、簡単に把握できます。

そしてそれを自分と比べてしまい、落ち込むことも。

わざわざ負の状況を発信する人はいません。

 

もしも自分に覚悟がないとすれば、

それは「他人と決して比較しない覚悟」なんでしょう。

それが最も困難で、究極なんだとは思います。

まとめ

僕がブログの更新を止める時は、開業税理士を止めた時なんでしょう。

アナリティクスをみていると、少ないながら(全く謙遜はしていません)

毎日、または定期的に閲覧していただいている方もおります。

 

旅行していて思いました。

更新がなくなったら、「あっ!こいつ税理士止めたんだな!」

と、きっと思うかも。

 

そういう思いすら、自分の覚悟を邪魔するんですよね。

だから「他人と決して比較しない」覚悟って、

どれ程困難な覚悟なのか、思い知らされます。

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