無料で魂を込められますか?

無料です!スーパー低価格です!

と大々的に宣言されると、とっても気になります。

 

ええ、欲しい!どうしても買いたい!手にしたい!

といった思いではなく、「えっ、なんで?」って理由が気になります。

 

僕は1年程前まで、恥ずかしながら、「税理士紹介会社、税理士紹介ビジネス」

というものを知りませんでした。とっても無知でした。

 

昨日ツイッターを眺めていた所、ツイッターでも紹介ビジネスの公式アカウントを発見。

 

決算料無しかあー、と無知な僕は超感心してしまいました。

知り合いからは、「相談は無料でやるべきだ!」

「どうせ判子代でしょ?」と諭されたりも。。。。

 

一方で大企業に勤務する嫌味な見地を持つ嫁からは、

「デフレを加速させるサービス業はよくない!」ともっともな厳しい意見が!

 

無料や低価格って、顧客にとって本当にメリットあるんでしょうか?

やっぱり無料ってお得で良くない?

 

 

安いにはそれなりの理由がある

以前近所の花屋さんでは、もうすぐ寿命がきてしまう綺麗な花を

無料で提供していました。

ええ、すごくわかりやすい無料の理由ですよね。

 

僕がよく訪問する焼菓子屋さんでは、賞味期限が近くなったり、

焼き立てから時間が経過した製品は、ほんの少しだけ安くなったり。

(焼菓子は前日に作った商品の方が本当は美味しいのですがね。。。)

 

目まぐるしく路線が追加される台北MRTグッツ館では、

旧路線が記載された製品は50%オフだったことも。。。

 

それらはとても分かりやすい理由ですよね。

納得して購入することができます。ええ、とっても大切にしますし、

お花なんかはとてもありがたく思い大切しました。

 

しかし、学生時代に授業をさぼり、毎シーズン参加した丸井のバーゲンのように、

最新デザインなのに50%オフというと、

「やだー手に入れて幸せー。」

なんて素直に喜ぶことができません。

 

大抵の人は社会に出ると、本人が意識していなくても、

自社製品や人的役務の提供、また自分の時給換算を行い、

原価計算の基礎的感覚を身に着けるのだと思います。

 

子供がいる主婦の方であれば、モノの値段や市場価格には、

会社勤めの男性よりも、断然敏感ですよね。

 

年齢や社会経験を重ねていくと、「無料!低価格!」といった文言は、逆に機能することもあり、

不自然なディスカウントはその理由の正体は何処か気になります。

価格は下げないけど魂と真心こめてます

低価格の正体は単純明快であり、大抵の場合、売り主が私財をすり減らしているだけです。

特に社員がいるような場合は、低価格戦略には相当な覚悟がいるはずです。

 

僕の実家は畳屋を営んでいましたが、

父親は価格を落とす事はしていませんでした。

 

今の時代のように、ネットで即座に〇〇ドットコムのような価格一覧はなく、

い草が高騰すれば畳の商品価格も上がり、正常な経済活動を営んでいました。

個人経営で家族5人を養うには、当然価格を落とす事なんてできませんよね。

 

「畳、金額、安い」

と検索してみると、出ます出ます、安い畳。

えっ!表替えで2000円って価格を目にします。

 

ずっと綺麗で殆ど色が変わらないだって、5000円で購入できるようです。

儲けは殆どない売値なのかなあ?

薄利多売、企業努力というのかもしれません。

 

しかし、自分が利用したいか?と問いかけてみると、即座に答えはNOです。

 

職人が魂を込めて作る畳は、低価格では提供できません。

 

ええ、オレの親父はどんなお客さんにでも、縁のデザインまでぬかりなく、

常に真心込めた1枚を作ってました。

 

たった1帖、2帖の注文であっても、

お客様にとって、大切な1帖となって欲しかったのでしょう。

 

畳みを交換する、表替えするってお金がかかるし、それなりに重大なイベントです。

畳み特有の匂いを最も大切にしていました。

(なのに僕は銀行を辞めて税理士になりましたが。。。)

 

畳は言うまでもなく、ジャパニーズトラディショナル。

ゴムのような柔らかい畳がいい。

色が変わりにくい畳がコスパも見栄えもいい。

 

時代は常に変化し、人が求めるものは永久不変ではないんすね。

介護等の問題もあり、一概に伝統的な畳がいいとは言う事は出来ません。

 

柔らかい畳みの方が、時代にマッチしているんだと思います。心から。

 

でもそこには畳がもつ本当の良さがありません。

本当の伝統の良さを伝えることができません。

 

実際には、新品の畳の匂いや姿から、時の経過とともに減価償却し、

その姿が変化していく畳の姿が、最も魅力的なんですがね。。。。

100%伝える事をしてみたい

安かろう、悪かろうといった法則があるようですが、

必ずしも当てはまるわけではありません。

 

安くても良いお店はありますし、高くても残念なお店があります。

安ければそれなりのお店もありますし、高級で良質のお店と様々。

 

価格は関係なく、作り出した物やサービスに、

自分の心がこもっていればいいのだと感じます。

しかし、原価割れすれすれでの受注の場合、心は儲けに奪われます。

 

職人さんって、頑固な人が多いですよね。

だから、価格設定によって、

「これはこの価格だからここまで!」

といった職人さんを僕は知りません。

(実際にはいるんでしょうけれど。)

 

ええ、100%魂や真心を込める事ができなければ、

そんなサービス提供は自分にとって価値がありません。

 

100%伝えたいことを伝えることができなければ、

一体何の為にわざわざ会社辞めたのかわかりません。

 

価格によって何かを線引きしたり、あるべき姿にならないのであれば、

最終的に何も生み出すことができなかったと同様です。

 

無料です!スーパー低価格です!は、確かに便利であり、

需要があるからこそ、沢山世に存在しているのでしょう。

 

ええ、僕も低価格には心が揺れる時もあります。

浜崎あゆみ世代の僕は、さんざん低価格で金髪にしていまたし。。。

 

脱色だけでいいっす!カットも顔そりも不要!

そんな割り切った中途半端なサービスを望んだ時もありますが、

利用者側も、お店側もお互いに長く続きませんでした。

 

割り切った商品やサービス、無料での提供が良いか悪いかはわかりません。

多分その方がとっつきやすく、この指トーまれ!

がしやすいんだと思います。

 

でも僕は例え廃業することになっても、試みようとは思いません。

まとめ

無料や低価格ってやっぱり魅力的ですよね。

ええ、僕もこそっと度々利用してしまいそうなことがありますが、

その度に嫁から強い抑制を受けています。

 

確かに、100円の菓子パンと400円ライ麦パンでは内容が異なります。

結局は、自分が何に要を置くかが重要ですが、

そこを分かってもらえるかが難しいんですよね。

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