不甲斐ない僕は上を向けない
今月中からチラホラ、税理士会のお仕事をしています。
税理士として、1人で顧客に接した経験がない僕は、
地元と言葉のアクセントが異なるだけで、大いに緊張しています。
「あれ?どうしよう。怒ってんのかな?考えすぎ?」
だなんて、弱気な事をしばしば考えています。
さて、軽減税率の記帳指導が始まり、
なかなかうまくできない自分にびっくりしています。
毎回終わってると感じることは、決まって、
「あれ?オレってこんなに下手だっけ?」
記帳指導に応募した理由
僕は可能な限り、税理士会の派遣関係のお仕事は、手をあげるようにしています。
以前も同じことを書いたかもしれませんが、別にお財布の問題じゃありません。
・会社員の時には、参加しようと思わなかった事
・地元では税理士の数が多く、割り当てられなかった事
・辞めてもいい思いで引っ越した為、税理士として、できるだけ限られた機会を経験したかった事
・知識のブラッシュアップ、アップデートできる機会である事
・他人に何かを与えることができる機会である事
こんな風に列挙すると、本当に自分自身の為だけですよね。
そりゃ嫁からは、お前は自分本位だ!と揶揄されますわ。
誰かの為、社会の為、地元地域を応援したい為、そんな大義名分があればいいのですが、
これが今の正直な僕の気持ちです。
さて、今まで会社員の時には、大きな改正があっても、
日々仕事があったため、否応なしに、仕事をしながら改正についても覚えることができました。
でも、今の僕の現状では、仕事をしながら新たな実務を積むことができません。
そんな思いもあり、軽減税率の記帳指導を応募してみました。
うまくできない消費税の記帳指導
リアルな本番を迎える時って、人によって性格がでますよね。
僕は試験等に関しては、自分で万全な状態にして臨むタイプでした。
その反面、ドラクエなどのRPGでは、レベルは気にせず、
ドンドン冒険を進めていくタイプですが。。。
今回の記帳指導も、万全に準備していったのですが。。。
どういうわけか、うまく行うことができません。
・伝えるべき事が抜けてしまったり
・確認する事項が抜けてしまったり
・最初に確認すべき点を忘れてしまったり
・話がだんだんとソレていってしまったり
・圧倒的に時間を超過したり
・「あれ?どうだっけ?」って思う事もあったり
・あーすればよかった、こーすればよかったと思うことばかり
・うまく伝える事ができなかったり
自分はもうちょっとできる奴だと思っていましたが。。。。
自分でもびっくりするくらい、全然うまくできません。
うまくできなくて、本当に申し訳ない思いで一杯。
はい、何とも僕は不甲斐ない人間だと、自分で感じています。
技量がない自分が悪い
そういえば、会社員の時には、こんな風に初対面で、
「さあ!話し合い開始!」なんて事、なかったですね。
予め席と名前が用意されていて。
会社員の時は、お客さんの所へ行って、
うまくできなかったなーなんて思う事って、そういえば感じた事がありませんでした。
これは僕が会社員やめてからのブランクなのでしょうか?
それとも、ただ頭がぼけているだけ?
また、単に僕に能力や技量がなかっただけなんでしょうか?
はたまた、気が抜けてしまっているだけ?
まさか、会社員の時は、大いなる鈍感だったのかもしれません。
不甲斐ない僕は、上を向くことができません。
1人でさほど実務を積めない状況だと、
新たなスキルの熟練って、こんなにも大変なのだと身に染みています。
(ええ、人になるんだと思います。僕はそうなんです。)
危ういサーフィンをしている状況は、確実に僕自身の甘さなのでしょう。
ねえ、こんな時どうする?どうする?
などと気軽に相談できる愉快な仲間はいませんが、実はわかっています。
圧倒的な僕の技量の無さが、うまく行うことができない原因なのですね。
次回はもっとうまくできるよう、上を受けるように訓練したいと思います。
まとめ
さてそんなジメジメした思いをしていた僕は、先日交流会で偶然知り合った、
ノリの良さそうなザ・税理士さんと飲みに行き、ウジウジ相談をしていました。
僕と同じ4/1に独立し、日々顧客対応に忙しいザ税理士さんは、さすがに懐が広く、
「旅行行く余裕がある君ならぜんぜん大丈夫でしょ!」
と、あたかも心にも無さげな励ましをいただきました。
その脆く危うい言葉を取りあえずは糧にして、
明日も僕は記帳指導に向かいます。
そして11月も、旅行に行ってきます。
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今日の言葉
my own uselessness : 不甲斐ない
雷:かみなり ピンインは léi