手書きで挑む確定申告相談会場
本日は、地元から草津市へ引っ越して初めての確定申告の事前指導。
地元の静岡とは違い、持ち合い室に沢山の人が居てビックリ。
えっ!こんなにいるの?
とビビッていましたが、待っている人も大変ですよね。
会場に入るまで、僕は本日何をするのか知らなかったのですが、
本日と今週金曜の事前指導は、基本手書きの指導(らしい)。
「手書き」というと、大いに嫌われる傾向があります。
ええ、手書きという作業は、効率化を妨げる大きな障害です。
しかし、本日は改めて手書きの良さを再認識できました。
手書きはできて当たり前
僕の担当は、住宅ローン控除でした。
ええ!バリアフリーとか来ちゃったらどうしよう。。。
とビクビクしており、始まった当初は緊張していました。
しかしオール手書きの会計事務所に11年もいた僕は、
申告書の手書きには慣れています。
だんだん落ち着いてくると、普段通り自分が書くように言葉を発する事ができるように。。
他人に口頭で指導することは、自分自身も手書きで
申告書や計算書を描くことができる事が前提であると感じます。
そして一緒に計算書を進めていると、
記載方法や書類の確認方法を反芻している自分がいます。
手書きというのは、確かになくなっていくものなのでしょう。
しかしだからといって、手書きなどできなくていいわけでもなく、
手で起こすことができるというこは、当然のことなのだと感じます。
申告会場へ足を運ぶ人はすばらしい
手書きコーナーを利用されている方は非常に多く、
わざわざ自分の手でボールペンを握っている光景に驚きました。
ここ数年、この時期になると、
医療費の申告は廃止にすべき、数百円の還付のために。。。
源泉もないのに、わざわざ年金の申告に来るなんて。。。
といった、心無く腹立たしい声をしばしば耳にします。
そんな雑談を、先日も実際に電車の中で耳にしました。
ええ、大して志もない僕は、
未だにこの仕事の面白さがわかりません。
社会貢献しようとも思わず、品性というものは、
我ながらないのかもしれません。
ただ、わざわざ納税の義務を果たそうと、
寒い中、足を運ぶ方を悪く言うのは、やはりおかしい。
たった数百円でも、還付になるのであれば、
誰だって嬉しいだろう。
自分の所得を申告しようと足を運ぶ事は、
素晴らしい事に他なりません。
勉強不足だった部分もあったけれど、
来年も税理士であれば、毎年参加したいと感じます。
まとめ
一般納税者を接する機会があると、
もっと早く税理士登録すればよかったと後悔が沸き上がります。
申告会場で納税者に触れる事は、
非常に意義があり、新鮮な時間です。
今月は残り3回当番があるため。
オドオドしないように勉強しておこうと思います。
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