逃げ出す事は弱さとは違う。会計事務所が嫌なら早く逃げ出そう。

2月に入ってから、自宅やほぼ貸し切りのワーキングスペースにこもって、

この出来損ないの僕が、確定申告の作業をしてます。

 

確定申告というと、毎年この時期に必ず思い出す事があります。

今日でちょうど10年になり、1人しみじみ思い出しました。

 

多くは書きませんが、このブログを書きながら、

あれから10年かあ。。。と、勝手にしみじみしています

 

ちょうど10年前の今日、当時勤務していた事務所で、

今でも覚えている嫌な出来事が発生。

 

その出来事は、会計事務所勤務の人なら経験するであろう、

会計事務所あるあるの人間関係のいざこざです。

 

そして僕は半年後、他の事務所へ転職しました。

 

少し古い言葉ですが、

石の上にも3年という言葉があります。

 

正しい部分もあり、全く否定する事はできません。

しかし、職場へ行くことが、心身に影響を及ぼしているのであれば、

即座に退職しましょう。

 

心が闇に照らされているのであれば、

周りなど気にせず、サッサとその場から逃げ出しましょう。

 

 

 

異動がない職場はイザコザが多い

税理士業界に限らず、どの職場にもいざこざがあります。

新卒で入社した銀行にも、存在したのでしょう。

 

不特定多数の異なる人間が集合するのだから、

人同士の軋轢が生じる事は当然とも言えます。

 

仕事自体は楽しいのに、仕事内容以外の理由で職場から離れる事って、

本当にバカバカしい限りです。

 

大きな会社のように、定期的な部署や支店の移動があるのなら、

数年ごとに人間関係も変わり、人間関係の悩みが解消されることもあります。

(銀行は2、3年で異動がありますが、嫌な支店への異動も。。。)

 

しかし異動というシステムがない、閉鎖的な中小企業や士業事務所では、

イザコザが生じると抜け出すことが困難で、心が弱っていく事が多々あります。

うまく振舞えない人もいる

僕は銀行を退職し、25歳になる時に税理士業界へ入りました。

あまり多くは書きませんが、みんな性格悪!

という印象が強かったことを覚えています。

 

僕の独断と偏見ですが、税理士業界は、

新しい考え方や方法、人と違った考え方や方法、

そして、人それぞれの考えや方法を嫌う傾向にあると感じます。

 

独立した今だからこそ、一層強く確信しています。

 

既存、テキスト通り、周囲と同じ、ステレオタイプ

という表現が好きな傾向があります。

 

外部から来た人間がそれらを初めて目にすると、

ビックリするどころか、がっかり感に囚われます。

 

新しい職場では、納得がいかないこともありますよね。

転職者なら、誰もが経験すると感じます。

 

しかし、みんなそうは感じていても、

多くの方がうまく振舞っていますよね。

 

上司へのごますり、日本的協調精神が吐き気がするくらい大嫌いな僕でさえ、

しょんねーなーと思い、うまくやっていました。

 

周囲に対抗すべく最も効力が高い方法は、

まずはじっくりと、基本的な戦闘能力を身に着ける必要がありますからね。

 

経験値が少なく、防具がない状態では、

なかなか性格が悪いモンスターには対抗できません。

 

しかし僕はそれでよかったのかもしれませんが、

中にはうまく周囲の波に乗れない人もいます。

 

他人に厳しい人は自分が思うほど多くいて、

周囲からの心無い勝手な批判や評論は、

僕らの心を酷くむしばみます。

 

そして次第に心が曇り、心身に影響を及ぼす人もいます。

逃げ出すことは弱さではない

心が不健康になっている場合、上司が救済したり、

同僚がヘルプになってあげるべきですが、

そんな声が届かない事も多々あります。

 

ええ、大抵の場合、誰かが気づく頃には、

相当なところまで来ている事がしばしば。

 

それだけ人間って自分の事ばかりで、

毎日顔を合わせているにも関わらず、

他人には無関心なんですよね。

 

そんな状況下の職場に行く事が嫌でたまらないって、

もはや誰の声も届かない状況です。

 

そんなときは、輝く人生を無駄にしないで、

さっさとその場から逃げ出すことをおススメします。

 

大抵の場合、自分の事を悪くいう人間は、

例え命を落としたとしても、何とも思いません。

 

だからこそ、平気で他人の事を揶揄したり、傷つけたり。

 

そんな場所で神経を衰弱させても、

若く素晴らしい時間を無駄にするだけです。

 

そして自分の性格も歪んでいきます。

 

心身に影響を及ぼす程に、職場の人間関係に悩んでいる、

職場に行きたくない!というのであれば、

さっさとその場から逃げ出しましょう。

 

その場合の逃亡は、弱さとは違います。

本当に応援してくれる人はいる

僕は受験生の時、人目を気にせずさっさと定時で帰っていました。

ええ、僕はそういう空気は気にしません。

(別にそれで仕事が遅れたことは一切ありません。)

 

僕も経験がありますが、わざわざ7月の末に、

決算発表の設定、何でもない期限の設定をする先輩や上司もいます。

 

僕は鈍感なのか、そういう時は自分からお客さんに連絡をして、

日程を変更してもらいました。

(後に、それはただの風習であり顧客の意思ではない事を知りました。)

 

でもそういう事ができない人も沢山います。

それは決して弱さではなく、本人が悪いわけでもありません。

 

さっさと帰ると、みんな嫌な顔しますよね。

試験勉強!といっても、この時期は残業する人もワンサカワンサカでしょう。

 

僕はあまり真面目な受験生ではなかったので、

必死で勉強されている方の気持ちはわかりません。

 

ただ、本当に応援してくれる人であれば、

勉強の為に帰ったとしても、文句を言ったり嫌な顔をしないはずです。

 

本当に応援してくれている人は、

7月になったら、仕事のスケジュールは気を遣ってくれます。

 

そして本当に応援してくれている人は必ず存在します。

 

心身に影響を及ぼし、せっかくの年に1度の試験を受験できなくては勿体ない!

 

心が不健康になるのであれば、

さっさとその場から逃げ出しましょう。

 

逃げ出す事は、弱さではありません。

まとめ

今日は仕事をしながら、ちょうど10年前の出来事を思い出していました。

ちょうどバンクーバーオリンピックのフィギュアスケートの時期でした。

 

当時は嫌な事が重なり、税理士の仕事を辞めようと思っていましたが、

良くも悪くも未だにこの業界で仕事をしています。

 

今でも税理士事務所に勤務している人は大勢います。

 

あれから10年経ちますが、当時とどのように変化したのかは、

今の僕には想像がつきません。

 

当時の僕は、「税理士 辞めたい」と、

しばしば検索をしていました。

 

そんな人が一人でも少なくなることを願っています。

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