独立して初めて条文集・法規集を購入。僕は電子媒体よりも紙媒体派です。

今日は法規集を購入する為に京都へ。

会計業界に入って13年も経つのに、そして税理士のくせに、

法規集や条文集といった書物を購入した事がありませんでした。

 

会社員の時にはボスが購入していたし。

購入すると高額だから、独立後は無料のネットで確認。

 

ええ、すっごく高いですよね。

分厚いくせにペラペラで、僕の報酬なんか吹っ飛びそうな金額。

 

そんな毛嫌いしていた分厚い法令集は、

僕は購入することなどないと想定してました。

 

しかし今日、僕は人生で初めて製本された法令集を購入する事になりました。

 

 

僕は製本された法規集が便利

購入した理由は、単純に電子媒体だと見にくいからです。(僕は。)

条文の中で、「その他の省令で定める」などという嫌がらせが登場し、

別のページで確認すると、何だかイライラします。

 

会社員の時から、僕は元々条文をネットで調べ、

僕が購入した分厚い書物で確認する派でした。

 

分厚い紙で確認するか?

電子媒体で確認をするか?

 

書籍は毎年改正が入ってお金の無駄。

やっぱり製本された紙の方が確認しやすい。

 

経費削減の為、法令検索はネットで十分。

書籍は資源の無駄だし、使用頻度も低い。

 

どちらを選択するのかは人それぞれ。

今の時代は。。。。といった文言は他人の見解であり、

紙がいいか、電子媒体がいいのかは、正解はなく優劣もありません。

 

僕は使用頻度やスペース、そして価格の問題もあり、

高額な法令集は購入するつもりもありませんでした。

ネットで十分だと感じてもいました。

 

しかし、本法、施行令、施行規則、通達など、

複数を同時に確認した場合は、製本された書籍の方が便利だと感じました。

毎年買い揃えられる事は恵まれている

書店で法令集というと種類は限れらていますよね。

僕は今までどんなものがあるのか調べもしなかったので、

全くの無知でした。

 

関連する本法、施行令、施行規則、通達など記載してくれている

書物があることを、今まで恥ずかしながら知りませんでした。

 

結局2冊購入して1万円でしたが、

レジに行くまでも、やっぱり買うの止めようか悩みます。

 

毎年購入することなどないであろうから、びくびくしながらも購入。

 

今までは製本された法規集というと、

僕はどちらかと言えば、あの分厚いのが嫌いでした。

 

確かに会社員の時も、条文集を開いていましたが、

電子媒体でもいいじゃないと感じで。

 

毎年毎年税制改正が行われる度、

僕が勤務していた2つの事務所のボスは、

条文や法令集、各種税法の重たく分厚い手引きを買い揃えていました。

 

ボスたちが、どんな意思をもって毎年購入していたのかは定かでありません。

もしかしたら、何となく毎年購入していただけなのかも。

 

しかし、自分の懐を痛めることなく、

当たり前のように最新の法規集を開くことができる事に、

本当はもっと感謝すべきだったのだと反省しています。

自分にとって本当は何が必要か?

昨年の退職前に知ったのですが、

年々、書籍としての条文集の売れ行きは現状の一途だそうです。

 

それもそのはずです。

法令はネットで閲覧できますし、そもそもは税理士の為のものではなく、

納税者の為のものです。

 

分厚くで場所も取り、毎年改正がされ、高額な法令集は、

購入するだけでもそれなりの資本が必要です。

 

僕自身が会社員時代感じていたように、

高額で分厚い法規を揃える必要は、あまりないのかもしれません。

 

ただ、あらゆる設備と同様ですが、

本当に必要か否かは、自己の判断次第なのでしょう。

 

世の中の空気は確実に紙はなくしていきましょうです。

周囲の流れを傍観していると、あたかも自分の意見のように感じてしまいます。

 

しかし、周囲がああだから、時代がこうだから、みんながそうだから、ではなく、

自分にとって本当に何が必要なのか?何がいいのか?

 

今は改めて考える時だと感じています。

まとめ

会社員を辞めて、自分が想定していたことと大きな隔たりがあります。

便利だと感じていた事は、実は不便であり。

そして、不便だった事が、本当は自分にとっては便利だったり。

 

もちろん、そうじゃない人も沢山おり、

僕がアホなだけなのかもしれません。

 

10,000円程度の出費であれば、

廃業しても笑い話で済むでしょう。

 

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今日の一言

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