お中元はイナズマロックカレー。どうせなら贈ることを楽しんでみよう。

昨年会社を辞めて以降、お中元やお歳暮の時期になると、

当時の後輩からお歳暮とお中元がやってきます。

 

僕は生まれてこのかた、お歳暮等を渡したことはありません。

会社員だった時は、事務所職員はボスにお歳暮等を送っていたようですが。

 

ただ、後輩には毎回台湾のお土産を発送しています。

(今回は無理ですが。。。)

 

儀礼とはいえ、せっかく贈り物をする機会なのに、

デパートや通販カタログから選出するなんでバカバカしい。

 

そういう単なる通過儀礼としての贈答品って、とっても商業的で大嫌い。

どうせ贈り物をするんなら、何を送ろうか自分で考えることが贈り物の醍醐味です。

 

お歳暮等が嫌いな理由

僕はお歳暮等って大嫌い。

 

両親が職人だったので、実家にはよくお歳暮等が届きました。

一方で、両親は冬と夏、当然ながらお歳暮等を送っていました。

 

静岡の街中の伊勢丹や西武の特設会場へ出かけたり。

通販カタログから商品を選出したり。

 

贈り先によって、3000円、5000円、10,000円の価格差を設けて。

送り先による価格差の設定は、お歳暮等を送る人なら実施しているんでしょう。

 

この2点が、子供ながら大っ嫌いでした。

当時はその理由が分からなかったのですが、

今はその理由がはっきりしています。

 

ぜんぜん心がこもっていない、単なるお付き合いとして贈り物だからです。

商業的なつまらないイベント

お歳暮等はいうまでもなく、お世話になった人への贈り物。

 

今でこそ、かなり少なくなったようですが、

いぜんとして、季節の風習であるお歳暮等を送る方も沢山います。

 

聞くところによると、日本独特の年2回の風習でありイベント。

贈るという事自体は、あまり深い意味合いはないと言われます。

 

ええ、だからそんな事に、意味があるのかな?と、

社会人になってから、率直な疑問がありました。

 

箱詰めされたカルピス、缶詰をもらっても、

ああ、ここのメーカーね。といった無機質な思いが。。

 

美味しいけどさ、なんかつまらないよね。

 

社会人としての常識だ!と叱られた事もありますが、

周囲では石鹸や缶詰を送ると、文句を言われた人を見ました。

(つまらないものだと、嫌がるってことなんですよね。)

 

せっかくの贈り物なのに、そんな光景を目にすると、

お金もかかるしバカバカしいと感じます。

 

だからさ、どうせお金をかけて贈り物をするんだったら、

せっかくだから、どんなギフトがいいのか楽しんで考えたいよね。

 

毎回何か面白さや、驚きがある贈り方をしたいなあと。

デパートや商品カタログ、ネットのクリックじゃあつならないし。

 

そこで台湾に行けない今回は、セレクト商品を送ることにしました。

ご当地グルメを送る

僕がよく訪問する台湾の台東縣鹿野郷名産の蜜香紅茶。

毎回、立品有機茶園へ足を運んでいますが、しばらくは渡航できない為、

今回はメールしてワンサカワンサカ取り寄せました。

 

そして、近江牛カレー(700円)とイナズマロックカレー(600円)。

ご当地カレーってさ、意外に高額なんですよね。

 

たかがレトルトカレーで700円って、

日常だったらまず買わないかな。

 

嫁は、「えっ!絶対に缶詰やカルピスの方がいいでしょ!」

「君は間違いを犯しているよ。」

というのですが、そうなの?

 

だってさ、意外性があるものの方が楽しいじゃん。

探しにJAの農業館まで探しに行くのも楽しいしさ。

 

それに意外とこの近江牛カレーは旨いんですよ。

贈り物は自分の目と手と足で選んだ方が絶対にいい。

 

どうせお歳暮やお中元を贈るんだったら、漫然とした儀礼では勿体ない。

せっかくお金をかけるのだから、自分だって楽しんで贈りたい。

 

お歳暮やお中元が日本独特の文化だというのであれば、

儀礼ではなく、贈る事が楽しいと思えるイベントでありたいと願います。

 

まとめ

お歳暮等の文化は年々ますます減少しており、

それはそれで寂しくも感じます。

 

ただ、減少している原因は、経費圧縮以外の理由もあるはずです。

 

あまり意味がない、漫然としたお歳暮等は、

今の時代には合っていないのかもしれません。

 

どうせ贈り物をするんだったら、効率よく贈るのではなくて、

贈り物を探しにどこへ足を運んでもいいと感じます。

 

そして僕は、カレー代1300円が、事業経費か事業主なので、

今大いに悩んでいます。

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