開業後の時間のスピードは会社員の時より濃い。この1年半は長かった。
間もなく今年も12月。
嫁や周囲の立派な高所得者の方は、早い1年だったと、
このコロナの1年を振り返っています。
僕自身もあっと言う間に感じる事は事実ですが、
自分が会社員だった時の1年半前、今年の初めまで台湾旅行をしていた事が、
何だか随分昔のような気がしています。
昨年4月の開業からこの11月までの約1年半。
会社員に感じた1年間とは異なり、長い1年半でした。
会社員では味わえないこと
昨年4月の開業以来、僕なりに維持した方針があります。
組織という制限がある会社員では出来ない事を、
徹底的にをやってみることです。
良くも悪くもサラリーマンには制限があり、
仕事とプライベートの両方が自由な事が自由業のメリットでありデメリット。
僕はサラリーマンがよかったけれど、偶然にも不運にもフリーランスに。
しかし、せっかく独立したのだから、ネガティブにウジウジしながらも、
会社員の立場では出来ない事をやろうと、ぶれることなく徹底的したつもりです。
・仕事は全て自分の手で獲得する
・プライベートの比重を高める、趣味や好きな事に謳歌する
・自分を選んでくれた人には真心を込める
日本を支えるくれる方からは怒られそうですが、
この3つはブレることなく実践してきました。
38歳にもなって、やりたい(遊び)ことが沢山。
あまり使いたくない表現ですが、バリバリのサラリーマンとは異なった意味で、
プライベートで忙しいとしばしば感じます。
会社員では味わえないプライベート
独立後、会社員では味わえないプライベートを楽しんでいます。
仕事そっちのけの時もありますが。。。。
2019年は台湾旅行を4回。
独立直後の5月の旅行は、ずっと昔のような気が。
しかし、毎回どこへ行ったか、ハッキリ今でも記憶しています。
コロナで旅行ができなくなった2020年は、漫画、アニメ、語学、お菓子作りを楽しんだり、
台湾旅行記を書籍ベースにしてみたり。(かなり失敗したけど。。。)
そして夏からはロードバイクにハマってしまい。。。
旅行にお金をかけない分、自転車を2台購入してしまいました。
風をきって夢中で丸一日中自転車で走る時は、景色を見ながらも全くの無心。
ロードバイクを買おうと思ったきっかけは、今年年始の台湾旅行。
僕は現地でバイクをレンタルして離島や南部を周っていましたが、
ロードバイクで1人で巡回している日本人や海外の方がチラホラ。
わざわざ自国から台湾に、愛車を輸送して現地で走るって凄いなあと。
自然の中の快走は、バイクより自転車の方が楽しそう。
日本に帰ってお金が溜まったら、ロードバイクを買おうと決めていました。
僕もいつか、自分のロードバイクで台湾を走ってみたい。
滋賀県をロードバイクで巡回するのは本当に美しい。
当然ですが、湖岸の琵琶湖だけでは勿体ない。
「滋賀は何も無いよ」とよく聞きますが、何もない美しさを実感しています。
会社員をやめて心と時間のゆとりがあるからこそ思えることであり、
以前の自分だったらそんな思いにも至りませんでした。
会社員では味わえない仕事
独立後、本格的に仕事をしだしたのは今年から。
僕が最もこだわった事は父親と同じように、自分で仕事をとることです。
とはいうのの、ほぼweb営業だけですが、
これでも思考錯誤して、HPの改定等や税務投稿を行っているつもりです。
少なからず話をいただいた、確定申告時のアルバイト、
顧問先や顧客の紹介の話はうやむやにせず、キッパリNoと告げました。
生意気なようですが、それでよかったと思っています。
HP経由でいただいた経理サポートや、海外や県外の税務相談は、
HPやブログをやっていなかったら、出会えなかった方々です。
問合せいただいた方の顔、声はハッキリと脳みそに焼き付いており、
その感覚は、会社員の時には味わえなかったことです。
(大人数に携わっていないので、当然なのですが。。。)
会社員に毎日通勤していた時の出来事が、随分昔の事ような気が。。
開業する気が無いまま独立してしまいましたが、
この1年半の時間の感覚は、小学校や中学の時のような感じです。
あっという間のような気がしますが、毎月の事を鮮明に覚えており、
シンプルに楽しかったなあーという感じ。
毎日忙しく仕事したわけでなく、かなりスローな仕事のペースですが、
大人になってからそういった思いをすると想定しておらず。。。
今でもサラリーマンに戻る気マンマンですが、
開業税理士も悪くはないと実感しています。
業務で実験する面白さ
年を超えれば確定申告。
嫁さんは、「受付0件だったりしてね。。」と僕を脅かしてきますが、
会社員の時のように汗汗することなく、ゆったり行えればと思います。
営業活動はこのブログと事務所HPのみであり、
DMやリアル営業を一切していませんが、種はまいたつもりです。
今年行った個別相談から、どの程度依頼が来るのか楽しみです。
対面型、オンラインの相談に関わらず、開業歴が浅い方からの相談が多い傾向があります。
また、個人が申告するにはやや分かりにくい譲渡関係など。
相談者に対しては、僕は直接営業活動を口にしませんが、
実験的にわかりにくく種をまいているつもりです。
あまり深くは言えませんが、学生の時にオドオドしながらと経験した、
水商売のバイトをしていた時に教えてもらった手法です。
反響があった数をこのブログで報告する予定です。
仕事で実験できるのも、会社員ではできなかった面白さです。
0件じゃなければいいなあと、かなり弱気です。
まとめ
ああ、もうやめたい。。と思いながらも、思い返してみると、
それなりに楽しかった1年半でした。
ポツポツですが、毎月出会いがあり。
仕事バリバリの方は、もっと忙しく充実しているのかもしれません。
ただ、この状態が続くわけではないと分かっており、
今のままでは、今後大きな変化は望めないとわかりました。
今後は個人の海外渡航の解禁になる時を、
税理士業務の1つのターニングポイントにする所存です。
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