今年の会計記帳を何もしていない。自分の損益計算書をみても面白くないから。

今年もあと半年になり、僕もこの12月は年末調整や支払調書を作成します。

おお、2年ぶりの年末調整はしっかりできるのかしら?

 

コツコツこまめに記帳しましょう。

マメな会計記帳が節税や損益予測に繋がります。

 

と、偉そうなことをお客様にお伝えしていますが、

僕はそんなことを言える立場ではありません。

 

だってさ、自分の記帳を売上の集計以外、殆ど手を付けていないんだもの。。

全然記帳をする気にならないし、そもそも面倒くさい。。

 

その気持ちはよくわかります。

大きな理由は、大した量でもなし、大した売上でもないし、

損益計算書を見ても、面白くないからです。

 

 

 

 大した売上じゃないでしょ

自分の記帳は売上集計と入金確認以外、1月以降何もやっていません。

売上と入金の確認は、源泉所得税の把握の為です。

 

他の通帳の取引や現金の支払いなんて、全く記帳していません。

そういう事業者の方も、もしかしたら多いのかもしれません。

 

その大きな理由は、どうせ大した売上じゃないでしょ。

 

今年は昨年の20倍程の売上ですが、遊び呆けた昨年の売上が少な過ぎただけであり、

ああ、この程度ならコツコツ記帳するのが馬鹿馬鹿しいよね。といった心理が働きます。

 

きっと納税もでないことだし、だったら記帳は後回しでいいでしょ?

といった納税者の心理状態は、僕は大いに理解できます。

 

 大した量でもないし

仕入がないフリーランスの方の場合、売上の集計や入金確認が請求書とマッチしたなら、

記帳の5割がほぼOKだと個人的に考えています。

(そんなわけないけどさ。)

 

後は通帳やクレジットを合わせたり、現金支払いの経費を取り込んだり。。。

ちょっと気を遣うのは家事関連費だったり。。。

 

現金レシートはそれなりの枚数になりますが、

1か月に30枚、40枚にものぼるわけでもなく、まとめてできる量です。

 

大したボリューム感もないので、

後でいいんじゃん、まとめてでいいじゃんといった心理が働きます。

 

 コツコツ行う事が面倒くさい

「毎日10分、15分でもいいので、今日の記帳を入力(処理)しましょう!」

と開業サポートをしたお客様に言い放ったのは、紛れもない僕です。

 

ええ、全然間違っていません。

 

1日の取引の会計記帳など、15分もあれば可能であり、

毎日行えば、後の手間がなくなり記帳の完成がかなり楽です。

 

12月になり、ああ!記帳していない!どうしよう!これ何だっけ?

といったどうしようもない状態を軽々回避する事が可能です。

 

でも、その10分、15分の時間確保ができない人間が僕自身だったのです。

 

15分あれば、Amazonプライムのダイの大冒険を見てしまいます。

15分あれば、ボケーっとお茶でも飲みながらリラックス。

15分あれば、定額アニメサイトでYAWARAの富士子さん編が見れます。

 

世の税理士さんが抱えるお客様の中には、

きっと僕の様な記帳する事が面倒くさい困った納税者がいるのでしょう。

 

 どうしたら記帳してもらえるか

記帳がなかなか進まない(進めない)理由は、

損益計算書をみても、面白くないからです。

 

きっとこの程度の売り上げだろうと想定できてしまい、

その時点で、記帳を行うテンションが下がります。(僕は)

バンバン売上が上がっていたら、損益を見る事も楽しみかもしれません。

 

といった内容を、納税者に話してみると、大抵の方は同意されます。

記帳は面倒くさいし、コツコツやる時間がだるい。

 

でも目に見えて、グングン伸びる売上を認識できるのであれば、

損益を確認する事も楽しくなり、おのづと記帳をしようという気になるのかもしれません。

 

僕は12月22日で今年の仕事を放棄する予定なので、

自分の記帳を23日で完了させる予定です。(1日で終わっちゃう。。)

 

昨年は、事業主/元入金で終了してしまいましたが、

今年はもう少し勘定科目がありそうです。

 

損益計算書を見たいから、見るのが楽しみだから記帳しなきゃ!

自分の仕事をそんな風にしていく所存です。

 

 まとめ

自分の業績推移がニヤニヤワクワク感一杯なら、

早く記帳したい!と思えるのかもしれません。

 

確定申告の為!といっても、人間は機械ではないので、

心はそう簡単に動かないのでしょう。

 

帳簿を付けなくても、何なく自身の売上が把握できてしまうと、

まあいいや、と思ってしまいますが。。

 

売上推移を見たい、確認したい!

そう思わせる事が、会計記帳のやる気を引き出す一番の理由かもしれません。

 

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