資格取得理由は何だっていい。大切な事は心を通わせた理由。
コロナにより学生や社会人問わず、
自宅で資格取得の勉強をする人が増えたようです。
とはいうものの、数カ月で挫折や勉強を辞めてしまう方もいるようですが。。
就職活動前の学生は、履歴書に書ける資格取得を目指す様子は、
僕が大学生だった時と変化がないようです。
大学の就職活動時に取得した履歴書に書ける資格というと、
普通免許、簿記2級、国税徴収法の3つだけ。
しかし、面接で聞かれた内容は単純明快で、
その資格を勉強しようと思った理由だけでした。
資格取得理由は何でもいい
就職活動時、2科目目の簿記論を勉強していましたが、
就職活動をした企業は、総合商社、小売、製菓、食品関係が殆ど。
(当時はお菓子やパンメーカー希望でした。)
税理士業界は、名古屋の有名な1社のみ受験(で失敗。)
税理士業界と全く関係のない企業面接で、「国税徴収法」などと、
意味不明な資格?を記載しても、合否への強力な効果はありませんでした。
そして毎回毎回、
「なぜ税理士試験の勉強をしようと思ったのか?」と問われると、
「履歴書に書きたかったから。」と僕は素直に回答。
その後、かなりの確率で、
「なぜ税理士の資格だったのか。秘書とか当時流行していたFP等ではなく。。」
と質問は続くので、
「集計する事が好きだったから。」と答えていました。
資格取得理由は自己分析の材料
数ある資格試験の内、途中挫折せず、最終的に試験を受験するに至るまで、
それなりの理由があるはずです。
資格の難易度に関わらず。。。
心から嫌々やっていては、どんな趣味的な資格であっても、
脳みそを動かす気力が湧きません。
(古い人間である僕は、プログラミングに興味がわかず。。。)
やらなくてもいい勉強をわざわざして受験するに至るには、
それなりに自分との相性や、何かしらの理由があったはずです。
「採用担当者は、そこが聞きたいんだよ。」
僕が就職活動していた時、実際に面接をした企業の方からアドバイスされた内容です。
そこから自分自身の本当の自己分析、
また自分でも知らない適正や好みが発覚するとのことでした。
ええ、僕は小学生の頃から今は無き、オリコンCDランキングが大好きで、
毎週発行の音楽週刊誌190円のオリコンを、大学1年まで購入していました。
集計数字が生き物のように異動する姿、
来週の累積推定売上枚数、初動売上の予想が小学5年の時から大好き。
はじめてオリコンを買った時の初登場1位は、
164万枚を売り上げたZARDの負けないででした。。。
当時は売り切れが続出し、なかなか手に入らず。
初動から生産枚数が安定していれば、200万枚近くに達しただろうに。
(今はもう、現物のCDの売上枚数の時代ではありませんが。)
面接官にアドバイスされて、自分でも、はっとしたことを覚えています。
せっかく勉強するなら好きな事を選ぼう
士業資格、医療系資格、検定資格、PC関連資格など、多くの資格で溢れます。
ただ、勉強する資格は、世の中の流行りや周囲の声に影響される傾向が。。
今ではプログラミングがそれに当たるようです。
ただ、大切な事は、それが将来自分にどう繋がっているのか?
ではなく、なぜその資格を選んだのか?
何に惹かれたのか?
何が自分の好みとマッチしていたのか?
何が自分と合っていたのか?
特に就職に有利に働かせる為に勉強するのであれば、
自分のストーリーを話せた方が、資格そのものよりも効果的かもしれません。
せっかくお金と時間をかけて勉強するのであれば、
心を通わせ選んだ1つを見つけたいものです。
まとめ
そして僕は、来年凝りもせず、4年ぶりに英検の準1級にチャレンジ。
ほぼ1年言葉を発していないから、RとLが聞き取れないよね。
ここ最近はバタバタしてて、勉強する時間がありませんでしたが、
僕はやっぱり学生の時から英語が好きです。
もう38歳なのだけど、好きな事はいくつになっても勉強すると楽しい。
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