税理士試験勉強をしながらの就職活動。一度は一般企業に勤務する事をお薦めします。

僕は自分の勉強法について書くことはありませんが、

この時期になると、しばしば合格した時の事を思い出します。

 

初心に戻れる、いい機会だからです。

よく覚えているのは、試験1年目に合格した国税徴収法の頃。

 

当時21歳で、合格発表日の12月の第2週金曜日、

僕は試験の合否の日など忘れ、ガンガンと就職活動。

 

税理士試験の勉強をしながら一般企業への就職活動はやや遠回りですが、

一般企業への就職活動を、僕はお薦めします。

 

 

 

 会計事務所に違和感が。。。

はじめて面接した会計事務所は、違和感がプンプン。

 

蛍光灯は明るく、立派なオフィスだったのですが、

何となく電球の音がじーっと響き、雰囲気が暗く。。。

 

眉間にしわを寄せている光景が何とも言えず、

ええ、こういう所いやだ。と率直に感じました。

 

就職面接に行った数は、20先程だったと思います。

その中で税理士事務所は3先程。

 

どこも何となく、一般企業と異なり閉鎖的な雰囲気があり、

自分は税理士事務所は合わない?と懸念がありましたが。。

その懸念は、転職後、現実の事となりました。

 

税理士事務所にずっと勤務してけるかどうか。。

最初に感じる違和感は、大抵の場合、正解です。

 

 就職活動先が税理士試験と関係がない

僕は普通に就職活動をしながら税理士試験の勉強をしていました。

大学3年の夏に1科目の国税徴収法を受験し、その時の12月に合格。

 

当時は簿記を知らなかったので、受験後から簿記検定や、

簿記論の勉強を始めていました。

 

そして就職活動先の9割は食品メーカーや商社、小売り等の

税理士業界とは全く関係がない業界。

 

簿記を勉強するモチベーションなど、

全く高ぶることがありませんでした。

 

就職活動先と税理士試験の勉強が全く一致していない。

受験生としては、非常に悪いお手本だったと思います。

 

 就職活動をしながらの税理士試験

就職活動をしながらの税理士試験の勉強は大変!

仕事をしながらの勉強も大変ですが、

状況が異なるので、比較のしようがありません。

 

社会人1年目、転職1年目、専念の方、家庭を持っている方などなど。

就職活動という状況であっても、

張り詰めた精神の中で勉強する事は、それなりに大変だったと思えます。

 

今は時代が変わりましたが、大学4年の当時、

内定が出るのは4月から5月上旬。

 

税理士試験の勉強で基礎力を蓄えるべき3月から4月の上旬は、

最終面接等のピークだったので、なかなか勉強が進まず。。

 

将来税理士になる等、本当に税理士試験1本をとるのなら、

就職活動という2兎は追わない方がいいのかもしれません。

 

ただ、僕は税理士業界に入る前に、

一般企業に勤務して教育を受け、同僚や同期、先輩後輩等、

取引先のお客さんと触れる事をお薦めします。

 

 まずは一般企業へ勤務する事がおススメ

結局僕は、一般企業である金融機関に就職しましたが、(2年半ですが。。)

税理士事務所に勤務する前に、一般企業に就職して正解だったと確信しています。

 

どんな職場にも、第3者から見ると、常識非常識があって当然。

ただ、OJTを知る為には、一般企業へ就職した方が圧倒的に有利です。

 

その理由は、会計事務所に就職したことがある人なら、容易に想像がつきます。

 

一般企業であれば、大抵の場合は入社前研修があったり、

新社会人等の導入の教育があります。

社会人として、基本的マナーをわざわざ教えてもらえます。

 

たかだが基本的な社会人のマナーでしょ!など侮ることはできず、

僕が勤務した会計事務所では、新人教育などありませんでした。

 

2先の事務所しか勤務していませんが、しっかりとした教育体制が確立できないのなら、

そりゃ、税理士なんて職業に魅力などあるはずありません。

 

また、新入社員に関しては、先輩や上司、指導係が、

(見ていない所で)必ず見守ってくれています。

 

自分が知らない所で自分をフォローしてくれて、

大抵の事は、許してくれています。

 

年代が異なる社員と触れ合う貴重な機会であり、

考え方や仕事の作法、ものの言い方、捉え方に絶対的な事はなく、

人により様々、自由で正解は無い事と教えてもらえます。(僕はそうでした。)

 

人の問題はどの企業にもありますが、金融機関にいたときよりも、

会計事務所勤務の時の方が、首をかしげることが多かったように思えます。

 

上司に守ってもらった経験は最も重要

初めて社会人になり、就職した先で教えてもらった事は、

その後の仕事における根幹になる傾向があると言われます。

勿論、上司に自分を守ってもらった経験も同様です。

 

守ってくれる人間が職場にいる場合、

自分の仕事のパフォーマンスに大きく影響します。(少なくとも僕は。)

 

誰かに守ってもらった事があれば、自分が先輩や上司の立場になった時、

決して「オレだって大変だったから」などという思いを抱く事はありません。

 

税理士事務所と一般企業の就職に迷ったら、

一度は一般企業への就職をお薦めします。

 

一般企業で教えてもらった経験は、

必ず税理士業界へ転職してから役に立ちます。

 

 まとめ

税理士試験の勉強をしていましたが、

一般企業に就職してよかったと思っています。

 

人それぞれになりますが、支店や部署、人事異動がある会社では、

税理士事務所では得る事ができない経験がたくさん。

むしろ、一般企業での経験は、非常に貴重だと思えます。

 

税理士試験と就職活動に迷ったら、一般企業への就職をお薦めします。

(その代わり勉強はとっても楽しくハードです。)

 

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