地元に貢献できる事。静岡のお茶を買おう。
先週、日本の茶の生産量首位は鹿児島という報道が。
びっくり!という程ではなく、遂にその時が来たと
感じた人も少なくないのかもしれません。
その土地の代名詞とされる特産物が衰退する事は、
どの県民にとっても、悲しい事はないのかもしれません。
ええ、浜松餃子VS宇都宮餃子というレベルではありません。
お茶といえば静岡
お茶=静岡と子供の時に刷り込まれていました。
お茶+みかん+富士山=つまらない場所だと思っていましたが、
県外から来た大学の友人は、富士山とお茶に驚く人も。。
社会に出てようやく悟りましたが、
日本を代表するものが複数存在するという事は、
非常に素晴らしい事だと感じます。
しかし遂に、お茶の生産量が鹿児島に抜かれてしまったようです。
実は他県が猛追していることは、
僕が学生の時から既に唱えられていました。
特産物の首位陥落というのは、
その土地にとっては恐ろしい程の問題なのですね。
ただ、一歩地元を出てみると、お茶=静岡と思っていたのは、
たまたま僕が地元というだけだったのかもしれません。
お茶=静岡ではない
関西に来てまずびっくりした事は、
飲食店でほうじ茶を提供するお店が多い事です。
たまたまだったのかもしれませんが、
個人的にカルチャーショックでした。
また、関西でお茶というと、やはり京都なのですよね。
僕もしばしば宇治まで行くのですが、
渋みが少ない緑茶が本当に美味しい。
滋賀県内でも朝宮茶が有名であり、
歴史あるお茶や紅茶が特産品とされています。
そう考えたら、お茶=静岡ではないようにも思えます。
海外旅行者はお茶=京都?
開業年は75日台湾に行き、
INN等で知らない人と会話をしました。
当然、出身地の話になるのですが、
日本というと、グリーンティーや抹茶が話題に。
そして、会話の中でグリーンティーと抹茶というと、
京都という地名が必ず登場します。
僕が話をしていた時は、
お茶=静岡という変換はされませんでした。
え!京都が日本茶の代表なの?
(そりゃ、偽りの情報でしょ。)
必死でノットオンリーバットオルソーで反論しましたが、
静岡といっても、マウンテンフジと変換すらされません。
そして遂に、算術的に特産品の首位も陥落し。
滋賀県へ引っ越すまで、地元愛は全くありませんしたが、
38歳にもなると、少し寂しい気持ちに苛まれます。
地元を愛するということ
今は可能な限り、普段の食材は滋賀県の物を購入します。
地元の農家生産コーナーの方が、
明らかに農作物の味が異なるからです。
滋賀出身ではありませんが、
住んでいる事を恩恵をいかにして返せるかと鑑みた時、
出来るだけ、滋賀県の物を購入する事だと思いました。
そして自分を育ててくれた場所に対し、
どのように恩恵を返せるかというと。。。
やはり地元の物を、購入しようと思います。
儲からない。担い手不足が顕著な現在、
一度減少すると、浮上する事は困難な事が殆どです。
自分の地元が衰退していく姿って、
いいものではありません。
そこでこれから定期的に、
地元のお茶を購入することにしました。
どうせ貢献するのであれば、塵であっても、
直接生産者にお金を落とす方法がいいのだと確信しています。
まとめ
そうえいば、学生の時、茶摘みのアルバイトをしました。
非常に重労働だったことを記憶しています。
炎天下で汗かいて、もう最悪なアルバイトでした。
しかし、空の青と茶畑の緑が爽やかで、
とっても美しかった事を覚えています。
(翌日、最悪な筋肉痛だったけど。)
そういう光景は、無くならないで欲しいですよね。