主夫的税理士生活。世の中の速度は目まぐるしいからこそ、日常は変わらない不変なものがいい。

ネットのニュースでアップルの新製品のニュースが。

もうそんな時期かと思いつつ、

テレワーク、ペーパーレス、デジタルトランスなんとかなど。

 

世の中変化は凄まじく、デジタル製品だけで

全てが完結可能な日常も不可能でなくなりました。

 

身の回りや仕事のデバイズは、

否応なく、跡を追うほかありません。

 

しかし、科学技術の情報を耳や目にしていると、

ウンザリしている自分が確かにいます。

 

世の中の速度は目まぐるしいからこそ、

日常は変わらない不変えが居心地よく感じます。

 

 

 煮物は不変

僕はよく煮物を作ります。

煮物はただ煮込むだけではなく、かなり奥が深い調理法です。

 

「さしすせそ」の微妙なバランスで味わいがドン!と変わるし、

だし汁に何を使うかで、全く風味が変化します。

 

さしすせそのバランスは個人の感覚に依存しますが、

その順序には理由があります。

特に砂糖の順番は絶対に誤ってはいけない。

 

しかし、不変的で素敵な部分というと、

砂糖、しょう油、酒、みりん、だし汁で完結することです。

 

煮物は本当に便利でシンプルな調理法。

 

ごぼうのうま煮はしょう油の量が多く、

2時間程最も弱火で煮ると、皮まで味が染み込んで柔らかい。

 

 

切り干し大根はだし汁多めで、

しょう油とみりんの比率がほぼ同じに。

 

 

その他ひじき煮、肉じゃが、里芋の煮物、カボチャ煮、

きんぴら、筑前煮などなど。

調味料の割合を変動させるだけで、その内容は不変です。

 

個人的な調理法は、弱火でゆっくり煮込むで変わりません。

 

古くからある煮物は地味ですが、基本的な調理法と調味料は不変。

だからこそ、食卓にあがるとリラックス効果があります。

 

目まぐるしいスピードにうんざりする時も

煮物はだし汁が大切。

僕は顆粒だし等は使用せず、

ティーパックを5分から10分程煮だします。

 

顆粒だし(化学調味料)よりも、風味は強く香ります。

 

干ししいたけを戻した時は、

しいたけの戻し汁を使うと最高の旨みを感じます。

切り干し大根を作る時も戻し汁で煮ます。

 

料理をする方ならわかると思いますが、

煮物は基本、作り方や調味料は同じです。

 

華やかさはあまりなく、地味な料理です。

もう何十年と変化がないのでしょう。

 

しかし、日常生活で落ち着くものというと、

変化のスピードが激しいものではなく、

いつもと変わらない不変なものなのかもしれません。

 

僕はSNS等をやっていませんが、

新しい媒体が登場しては擦れていく姿に、

何だかなあと思う年齢に到達しています。

 

目まぐるしく変化する世の中のスピードに、

飽き飽きしている人も多いのでしょう。

 

そんな時は、いつでも永久不変の煮物がお薦めです。

基本は調味料の割合とだし汁を変化させるだけで、

あとは変化ありません。

 

日常ゆったりしたい時は、

ずっと不変の煮物を作ると、リラックス効果が期待できます。

 

 まとめ

様々なクラウドツールが賑やかになる度に、

一方で廃れていくツールが目に付きます。

 

その光景を目にして耳にする為、

日常生活では変わらないものを求めています。

 

ええ、また煮物かよ。何て奥さんに言ったらダメよ。

煮物は奥が深く、永久不変で最もリラックス効果が高い料理だからです。

 

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