読者の質問に答えるコーナー。税理士試験に5科目合格する方法は?
先週、嫁さんが会社で表彰されたようです。
大きなホテルでセレモニー?があったようです。
研究職だから成果が出なければ、100%自分の責任だから。。
その言葉を思い出し、おめでとう。と労いました。
誰かを責めに帰すのではなく、100%自分の責任。
立場や状況は違えど、その言葉の重みはよく理解しています。
来月は税理士試験の発表日。
どんな合否結果になったとしても、
問題や問題作成者、試験制度は悪くありません。
100%自分の責任です。
心がけていたことは2つだけ
毎年この季節になると、5科目試験に合格する方法は?
というメッセージを、ポツポツ受け取ります。
良く寝て、良く食べ、よく運動し、性欲を解消し。。
という事が大切だというのは、言うまでもありません。
(心の余裕があるかどうか。という意味です。)
僕は勉強中でも連休等は必ず旅行へ行くようなタイプなので、
10回も試験を受けた、あまりいい受験生ではありませんが、
心がけていたことが2つあります。
ごくごく一般的なことですが、勉強は楽しむこと。
また、問題のせいにしない、試験問題作成者や試験制度のせいにしない。
試験の合否は100%自分の責任だということです。
勉強は楽しむが一番
試験の合格順序は、国→財→簿→相→法でした。
最も楽しかったのは、3回も受験した相続税です。
受験していた当時は、仕事で全く実務をこなしていませんでした。
また、資料通信だったので、本当に自分の理解が正しかったのは不明です。
しかし、だからこそ、勉強をすることが楽しかったことを覚えています。
何とか模試は、残念ながら毎回下位の方であり、
なかなか点数が伸びず、はあーという事もありましたが、
勉強自体はワクワク感がありました。
イヤイヤやっていたら、身に付く事も、
自分から離れていってしまうかもしれません。
また、根本的に長続きしないでしょう。
仕事が終わったあとの勉強は大変。
休日遊べなくてツライ。
マンネリでやる気でない。もあるのでしょうが、
それ以上に、知識欲が勝ることもあります。
長丁場になるからこそ、勉強は楽しんでやることは、
僕は重要なのだと感じます。
問題や問題作成者、試験制度のせいにしない
何かに挑戦していてうまくいかないと、
問題や試験問題を作成した人、試験制度のせいにしがちです。
大学受験のときっだって、そんなことはありました。
難しい模試等があると、こんな事を言う友人もいました。
こんな英単語わかるはずない!
古文なんて勉強して何の意味がある!
問題が曖昧で不明瞭でよくわからない!
そして本試験のセンターの世界史では、
なぜ台湾なんて小さい国を大問で出題する!
(当時は台湾が外貨準備高トップに躍りでたからでしょうね。。)
税理士試験に限らず、うまくいかないと、
問題やその制度に八つ当たりしがちです。
ただ、それでもやはり、合格する方はいます。
また、高得点を獲得する人もいます。
それらを鑑みると、その八つ当たりは、
単に力が無い自分自身を受け入れることができないだけです。
と、母親からよく言われたものです。
せっかく試験に合格する為に頑張るのなら、
どんな結果になっても、第3者を責めに帰すのではなく、
100%自分の責任とする覚悟も必要だと思います。
この年齢になってよく分かります。
要するに、母親は、他人のせいにするのではなく、
全て自分の責任だと覚悟できる強さを持てよ、
と言いたかったんでしょうね。
まとめ
僕自身も仕事でうまくいかないことがありますが、
他人のせいにしたことはありません。
ドタキャンされても、音信不通になっても、
防止策を得ていなかった僕が悪いのです。
開業初年度は(今も)見知らぬ方からバカにされましたが、
実績がない、売上がなかった僕が悪いのです。
現に、初年度から稼ぐ開業税理士さんは沢山いますし。
僕は100%自分の責任だと受け入れる事ができます。
ゆえに、何の躊躇もなく嫁さんに対して
「特別賞与出たら旅行代金(北陸旅行)出してください。」
とお願いする強さもあります。