毎年は発表される税制改正大綱にうんざりっ!
令和4年度の税制改正大綱が発表されたようです。
えっ!令和ってもう4年目なの?
という驚きを隠すことができません。。。
税制改正大綱って、僕はあまり意識していません。
3月頭に販売される改正の本を毎年購入するからです。
しかし、理由はそれだけではなく、
毎年変わってしまう日本の税制に、うんざりするからです。
毎年の税制改正にうんざり
僕はこの仕事をしていていうのもなんですが、
毎年改正される税制にうんざりしています。
ここ数年ごとに改正される賃上げ税制は改正がありすぎて、
もはや正式名称が何なのかわかりません。
個人では令和4年度分から計算方法が変わり、
そしてまた税制改正があるって!?
もっとシンプルな計算方法にしてくれればいいのに。
毎度毎度変化してしまう賃上げ税制にうんざりです。
度重なる突貫工事にうんざり
平成22年度から毎年のように改正された消費税法。
最近では居住用賃貸物件等がありましたが、
工事のしすぎで東京の地下鉄のようになってしまい、
一般の方には非常に複雑になってしまいました。
もちろん、合法的にずる賢いことを考える方がいた為、
突貫工事をするに至ったのですが、
地雷がどこから出てくるのかわかりません。
後から工事ばかりするのなら、いっそのこと、
みんな一律で個別対応100%と願ったことも。。。
そもそも、悪いことを思いつくことができる法令体系が問題です。
突貫工事しすぎの法令にうんざりです。
誰も得をしない改正にうんざり
税理士会からのメールに、税制大綱の1部分が。。
メールの内容は電子帳簿の件でしたが、
大綱の1部分のうちに、こんな文言が。。。
株式譲渡配当の課税方式を、市民税と所得税を統一するって。。。
えっ、せっかく選べるように明文化されたのに。
せっかく、有利不利判定しなくてよくなったのに。。。
電子取引の改正の件も同様ですが、
一体、こういうのって誰が考えるんでしょう。
電子取引も同様でしたが、誰も得をしない改正です。
何度も何度もネチネチ変更されてしまう法令にうんざりです。
10年後はもっとうんざりしているんだろう
せっかく学習したのに、あっさり改正されてしまい。。
また覚えなくてはならない項目もあります。
住宅ローン減税が改正されるんですって!?
1%の方が計算簡単でよかったなあ。。。
今はまだ改正されても、記憶することが可能です。
しかし、もし自分が50歳や55歳になったとき、
サラッと改正項目を記憶できるでしょうか。
もしかしたら、改正があったことすら知らないのかもしれません。
また、身に付ける体力は、今よりも確実に衰えているでしょう。
毎年毎年、税制改正にうんざり。
きっと10年後は、今よりもっとうんざりしています。
まとめ
毎年税制改正を目にする度に、??と感じる項目があります。
きっと国の偉い人が考えているんでしょうが、
もっと詳しく取り扱いを公表して欲しい分野も。。
僕は家を買うことはないので住宅ローン控除はどうでもいいですが、
利用者にとっては、いまさら感が否めないでしょうね。
せっかく税制改正をするのなら、
汚くしてしまった法令体系を、
一旦美しくスッキリしていただくことを願います。
来年もうんざりするんだろうな。。。