今年で税務支援の参加は最後。石の上にも3年は強ち間違いではない。
昨日は1日商工会の確定申告の税務支援。
来週もまた1日1人で入っています。
今年も商工会の当番も自分から申し込み、
今回でで3回目ですが。。。
自分から立候補する税務支援は今年度が最後。
4月以降は敢えて参加しません。
税務支援に進んで参加
2019年4月からの開業3年間、
可能な限り、自分から税務支援に参加しました。
租税教室や市役所の税務相談、
確定申告の税務支援、記帳指導など。
全てが自分にとって良い経験になり、
楽しくも嬉しくも悲しいこともあり。
開業初年度の税務支援から、
毎年、確定申告を受注いただいてる方もいます。
会計事務所勤務をしていると、
自ずと会計事務所がスタンダードになっていきます。
固まった脳みそを洗い流す意味でも、
税務支援は有用だと思います。
しかし、今年の4月以降は、税務支援に参加しません。
僕の立場で生意気ですが、
僕にしかできない仕事に従事します。
誰がやってもいい仕事
昨日は相談者はおらず、ひたすらe-tax送信。
e-tax作成コーナーは慣れているので、
不慣れはありません。
件数は15件程でしたが、
イチイチ委任登録設定を行うため、
毎年それなりに神経を使いました。
誰かが必ず従事すべき仕事であり、
電子送信だけであっても、
意義がある仕事なのかもしれません。
しかし、誰が行ってもよい仕事です。
来年度は、もう少し、自分しかできない事に、
チャレンジをしたいという思うもあり、
税務支援は手を挙げない予定です。
税務支援は学びが一杯
とはいうものの、申告書等をみているだけでも、
その人の今までの軌跡が感じられます。
ご商売をされている高齢の方で、
手書きで青色決算書を作成する方も。
僕はそういうの、好きなんですよね。
プリントアウトでは感じえることができない、
その人の今までの温度が伝わるからです。
売上の内訳は、・を揃えて真っすぐに書いてある。
決算書の数字は、□のマスの真ん中に、
整然とキッチリ書かれていました。
ペン先は震えていますが、
力強い意志が感じられる筆圧は、
長年真面目に事業を継続されてきた証拠です。
だから確定申告時期の商工会等の税務って、
凄く楽しみにしていました。
そこに触れることができるだけで、
自分の中に変革が起きてきたからです。
これからはそういう人を
笑顔にしていきたいと思う。
こんな事を投稿すると、有難いことに、
電子化・競争の時代に何を青臭いことを。
と、よく伝言をいただきます。
だったらどうだってんだよ!
と僕は強く言い返します。
楽しい税務支援の3年間でした。
まとめ
記帳指導終了のレターパックを送る際、
担当者に「今回で最後です。」とお手紙を書きました。
「ああ、来年からやめてくれて嬉しいです。」
という返事がなくて安心しました。
石の上にも3年という言葉は、
強ち間違ってはいないと感じました。