If you are came out?カミングアウトにどう向き合える?
20年前程前の3月31日、
友人(男性)から告げられた一言。
友人X「LGBTです。(俺のことが)好きです。それだけです。
Hope nothing 。」
オレ(19歳)「Me,too. オレもGです。」
あれから20年経ちますが。。。。
この国ではまだ自分のマイノリティに、
思い悩む人がいると耳にします。
今回はある方との約束通り、
このオレが、ひと肌脱いでやるよ。
今回帰省の目的は、カミングアウトです。
普通でいることが美徳
今月のLUSHの広告。
日本は「普通でいること」を重んじるから、
まずあり得ないと思います。
僕はどうでもいいと思いますが、
それでもやはり、望む方々もいるようです。
この国では、未だに自分のマイノリティーに悩み、
自ら命を絶つ人や、悩む方がいるようです。
まあ、そりゃ悩むわな。
ただ、死ぬ程思い悩むのであれば、
誰かが助けてあげないと。
僕も若い頃は、例外ではありませんでした。
自分と同じように悩む人がいると、
何度か耳に入りました。
2022年の時代に、そんなの良いわけない。
だったらこの際、
俺がひと肌脱いでやろうじゃないか。
悩まない人はいない
LGBT当事者だと自覚した18歳の時、
「これからは死んだように生きろ。」
と言われたことが。。。。
当然ですが、それで引き下がるような、
軟な性格ではありません。
バレーボールで、「せーの、アタッーク!」してやりましたが、
僕みたいな能天気な人間ばかりではありません。
それを真に受けてしまい、
本当に死んでしまう人もいるのです。
こんなアホな僕ですら、
その両腕の上腕には、
無数のカミソリの跡があります。
死んだように生きろなんて言う人に、
嘘が義務化される人の気持ちはわかりません。
しかし、自分自身でさえ、
受け入れることは容易ではありませんでした。
だから他人なら、更に困難であることは、
いうまでもないのかもしれません。
人の気持ちの変革を、一気に進めることは無理です。
機械じゃないのだから。
安直に差別や拒絶と認識するのではなく、
相手の気持ちも考慮し、
低速コースでゆっくり時間をかけて、
分かち合うしかありません。
思ったように生きてみたい
嘘をつく時の構造は、
脳みそが真実を嘘に変換。
真実を話す時と比較して、
脳みその作業がワンクション入るようです。
死ぬまで隠して嘘をつき通す事は、
並大抵の労力ではないでしょうね。
本来必要ない変換作業を、
一生行うのだから、一体、何が真実が、
自分でもよくわからなくなることも。
僕は目下、滋賀県において、
仕事以外のプライベートで、比較的オープンです。
嘘をついていない人とは、
接していて本当に楽です。
滋賀県へ転居して、生まれて初めて、
腹を割って話せる人もできました。
このクダラナイブログは、業務ではありません。
ちょうど良い機会だったので、
昨年末から、計画的に投稿していました。
その理由は、ブログを閲覧した多く方から、
正直で誠実で真面目、嘘が無いといった、
誤った印象・感想をいただくからです。
最もコアとなる部分を偽っていたので、
僕は全然、誠実ではありません。
(ただし、残念ながら種はありません。)
また、この令和の時代になっても、
自分と同じように悩む人がいると聞いたからです。
しかし、思ったように生きるのが一番。
こんなアホな僕ですら、
好きな一緒に暮らすために、
仕事辞めて脱サラしまいました。
一応は開業税理士として、
食っていけていますが、
人生で最も思い切った決断をしたつもりです。
ええ、独立開業なんて、全く怖くない。
それよりも、本当の意味で、どう生きたいのか。
といった、重圧がある決断をしました。
こんな令和の時代に、
思い悩むなんて時間の無駄です。
思い悩むくらいなら、
ガンガン楽しいことをしたほうが有用です。
少数派というカテゴリーに分類された場合、
様々な不運に遭遇する可能性は高いと思われます。
それでも自分らしくありたいのなら、
不運に真向から立ち向かうべきでしょう。
そうでもしないと、
傷つく事をはねのけていく覚悟は、
絶対に自分のものにできないと、
僕は20代の時から感じています。
しかし、普通ではないからが故に、
普通でありたいと願うからこそ、
僕らは悩むのでしょうね。
当然ですが、普通に家庭を形成する生き方の方が、
遥かに楽だからです。
それができないから、一生悩むのでしょうね。
大切なひとだからこそ話す
僕は親に事実を告げず、
お引越しして3年間経過。
同性同士で生活している人。
お互い一人暮らしの人。
ずっと隠して続けて1人で生活している人。
真実を隠して女性と結婚して家庭をもった人。
結婚したけど結局離婚した人。
自ら命を絶った人。
様々な人がいましたが、
どんな選択をしても、その自分が嫌いなら、
一生悔恨するのでしょうね。
この帰省の目的は、家族に事実を告げることでした。
しかし、当然、ドラマのように上手くかず。。。
ただでさえ、わだかまりがある中。。。
ますます何んとも言えない、
気まずい灰色の雰囲気になりました。
ああ、一刻も早くこの場から立ち去りたい。。
といったような。。
地元の友人や滋賀県の知り合いに、
部分的にカミングアウトしていましたが。。。
カミングアウトに正解・不正解はありません。
だだし、どうでもよければ、
そんなことは話しません。
親だけではなく、大切な人・友人だからこそ、
話そうと思うのでしょうね。
まとめ
何でも事実を求めればいいとは、
僕は全く思いません。
このブログで投稿するつもりはありませんでした。
約束通り、ひと肌脱いだので、
この件について、もう2度と触れません。
しかし、これで一切の偽りもありません。
このクダラナイブログには、
一定数の読者がいるらしいのです。
読者よ、空気読めよな。
明日以降、「嫁」→「妻」と変化してきた呼び名は、
「相方」に変わります。
明日からは、通常のブログに戻ります。