武勇伝を語る人が好き。武勇伝は自慢とは異なる。武勇伝を穏やかに笑顔で語る人は素敵。

年配の方が話す武勇伝が好きです。

年配A「オレが若い頃は今の若い奴らより沢山働いてきた。」

老人B「若い頃は女にモテモテだったんだぜ。」

年配C「私の若い頃はスタイルよくてピチピチだったのよ。」

老人D「亡くなった妻の事を18の時から好きで好きでよう。」

年配E「若い時は琵琶湖でよう、いいことしちゃってよお。」

65歳を超えた方からこんな話を聞くと、

思わず笑ってしまいます。

武勇伝は老害なんていう心が狭い方もいますが、

武勇伝を聞くことが好きです。

相方と喧嘩をしながら一緒に夕食を食べに行きました。

オレは怒っています。

 武勇伝って素敵

武勇伝の中でも、年配の方が語る恋愛武勇伝で好きです。

たまたま聞いたのですが、70歳近い方から、

「亡くなった妻とは18の頃から付き合っていて。。」

と聞いた時、うわー、カッコイイなあと。

琵琶湖岸でエッチな動画を見ている方もおり、

ああ、年配になっても、そういうこと考えるんだなあと。。。

さらっと話すその表情からは、

スッゴク愛してらっしゃった事を想像することが容易です。

誰にも青春時代があるなんて当然なのですが、

自分より年齢が上の方の青春時代は想像できません。

戦前、戦時下、戦後、高度経済成長期、

バブル景気、バブル崩壊後、失われた10年、

就職氷河期、リーマンショック、東日本大震災など。

時代により人が経験する外部的動向は異なるので、

世代で異なる青春時代を想像することは、容易ではない。

平日サイクリング中の休憩中、

しばしばご老人と一緒になり、雑談する機会があります。

もう65歳？70歳？という感じの方から、

「男は夜、妻に誠意を込めてサービスしてやるんや。

　オレが若い頃は。。。」

などと、真面目な表情で諭されたことも。

変ないやらしさなどは無いし、

穏やかに話すその表情が美しい。

どんな青春時代を送って来たのかなんて、

僕には絶対に知り得ないことですし。

自ら武勇伝を話してくれる方は本当に素敵です。

武勇伝は自慢とは異なる

武勇伝。というと、

・若い頃は悪さを沢山した

・若い頃はモテタ

・若い頃は長時間労働した

といった内容をよく耳にします。

チョビヒゲを生やした50代の方から、

「若い頃はバイクで〇〇ししゃってよお！」

と笑顔で話すその表情は、ああ、可愛いなあと感じます。

武勇伝のように語る老人が嫌い。

武勇伝を語る人が嫌い。

という方も多いのかもしれません。

武勇伝を語る老人は老害だ。

などという心が貧相な方もいますが、

武勇伝を語るその表情は、穏やかで笑顔で美しい。

彼からが語る武勇伝は、単なる自慢ではない。

〇〇して〇〇お金を稼いだ。

開業数年でこれだけの実績。

こんなに仕事を獲得した。

今日も仕事をしている、休んでいない。

といった、ギラギラした自慢とは性質が異なります。

武勇伝は過去と割り切った証拠

武勇伝を語る方は、ギラギラしていません。

現役の方であっても、ギラギラしていません。

大抵の場合、武勇伝を語る方の表情は穏やかです。

その穏やかな理由に、最近気付きました。

もやは（武勇伝が）過去のことだと割り切っているからです。

過去の１部分で出来事に過ぎないと捉えているからこそ、

また辛い事も受け入れたからこそ、

穏やかに笑顔で語る事ができるんだなあと。

来月40歳になりますが、

実は年齢を重ねることが恐怖です。

僕は見た目が割と「若い。」と社交辞令を言われますが、

自分では確実に年齢を経ている実感があります。

夜の勢いは5、6年前よりも劣っているし、

1日（7時間、8時間）サイクリングすると、

夜はかなり堪えます。

朝からガッツリ仕事をすると、

夜は全く文章を見たいと思えません。

なんかさ、最近さ、

条文を読む事が、やや辛い感があるのよね。

長ーい（括弧）がどこまでを占めるのか、

よくわからなくなってしまったり。

長い条文で改行があると、

また前の行から読んでしまったり。

えっ！ここでいう「他の者」って一体誰のこと？

と思ってしまったり。。

でも、しっかり年をとる事も、

素敵だあと思えるようになりました。

笑顔で穏やかに武勇伝を語ることができるって、

本当に素敵です。

 まとめ

武勇伝は面白いと思います。

その人の自慢？が表現されているし、

自信満々で語るその表情は可愛いし。

この人も若い事は、男or女だったんだなあと、

思うとワクワクしてくるし。

武勇伝を穏やかに笑顔で語る方って素敵です。