君は税理士に向ていないよ。と言われたらどうする?

税理士に向いていないと、上司に言われた。。。

という悩み投稿を見かけることがあります。

 

僕は同様の悩みを持ったことはありませんが、

自分が税理士に向いていると全く思いません。

 

銀行の時、クソ大嫌いだった上司からは、

「君は税理士に向いていない。ならない方がいい。」

と、お酒の席で言われたことがあります。

 

また、会計事務所に転職した際、

最初の会計事務所にいた無資格職員からも、

同様の意見をいただきました。

 

だから客観的に鑑みて、

僕は向いていないのです。

 

しかし、あかの他人に「向いていない。」

なんて言われたら、癪に障るじゃない!

 

だから本当に向いているか、いないのか、

現実に税理士になってみればいいと思います。

 

 

 

 

 銀行員だった時に向いていないと認識された理由

銀行員なら絶対にマスターしなくてはいけない、

定期預金や定期積金の伝票起票。

 

僕は2年半勤務しても、

定期の伝票を満足に作成できませんでした。

 

だってさ。

既存先様の顧客番号とかどうだっていいじゃん。

 

解約伝票の口座番号なんてさ、

預金証書に記載してあるじゃん。

 

さらに営業先から出金伝票を預かると、

「しまった!印鑑を押してもらうのを忘れた!」

などなど。

 

融資の書類を手続きして持ち帰ると、

「金銭証書に押した印鑑と印鑑証明が異なる。。。」

融資先で書類を預かる際、印鑑照合しなかったのです。。。

 

こういうことが毎日毎日重なり、

「君は税理士に向いていない。」

と酒の席で意見(叱責)されてしまいました。

 

でもさ、これらは入庫して営業に出て、

まだ1か月、2か月目の出来事だったのですけど。

 

事務作業が出来なかったことが要因です。

 

 会計事務所の新人だった時に向いていないと認識された理由

会計事務所新人の時も、

僕は数々の失敗をしてきました。

 

個人の減価償却の計算方法を、

定率法で償却してしまう。

 

1,000,000円の消費税計算差額を、

平気で事業主や雑損にしてしまう。

(2重税抜きに気付かない。。。)

 

年末調整を理解しておらず、

個人事業主自身も年末調整を行い、

源泉徴収票を作成してしまった。。。

(事務所の先輩みんなびっくり!)

 

2/3を保険積立金に振替るべきところ、

間違って2/3を保険料に振り替えてしまった。

 

確定申告書の利子所得の欄に、

預金利息を記載して検算に出した。。。

 

家事分90%のところ、

プライベート90%と家事按分してしまった。。。

 

ちょうど年の終わり10月入社の僕は、

毎日こんな不始末をしており、

「君、向いていない。」と言われていました。

 

確かに今思い出しても、

やばいくらいの不始末さです。

 

 適正を第3者に判断されたくない

そういうこともあり、

スキルとしての適正試験の通過にこだわりました。

 

税理士試験はいうまでもなく、

一定のスキルとしての適正。

 

そして試験を通過して色々な事情もあり、

開業3年半になりますが。。。

 

普通に税理士をしています。

 

周辺の税理士と比較しても、

特別なプレミアムが全く無い普通の税理士です。

 

資産税に特化しているわけでもないですし、

クラウド会計のインストラクターもありません。

 

web関係が得意でもないですし、

IT化や効率化が得意でもありません。

 

何も特段の得意なことがありません。

 

時々、同業のHPを研究していますが、

自分自身に全く困ったものだ。と感じます。

 

しかし、その適正を第3者に判断されたくないと、

常々考えています。

 

税理士に向ていないと言われたら、

実際に税理士になってみることが一番です。

 

 まとめ

「君は向いていない。」と言われてしまった時、

まだ23歳だったので、当然ですが、

「うるせー、おっさん。」と返答してしまいました。

 

そして17年が経過して、

その職業に就いていることが不思議です。

 

ああ、やっぱり舞鶴と天橋立に行きたい。。。

と考えている僕は、

税理士に向いていないのかもしれません。

 

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