ゲイのゲイによるゲイのための随筆その3。4月は毎年FEEL SO BLUE。
春の桜が終わると新緑が美しく気分も爽快。
春はキラキラ感一杯の季節ですが、
自殺者が最も多い季節と言われています。
20年前に亡くなったゲイの友人も、
このキラキラした時期でした。
僕も20代の頃は、ふとした瞬間に、
死んでしまおうかなーと思ったことがあります。
それは今もなお、しばしば感じています。
この春、お客様、知り合い、友人など、
何名かご結婚された方がいます。
お若い方、ある程度の年齢の方、適齢期の方など様々。
また、3月 or 4月といった、日本の教育カリキュラム上、
非常に羨ましい時期に出産された方も。
底辺税理士の僕も、少しばかりのお祝いを贈答。
ええ、物質的なものよりも、最も歓喜されるのは金ですからね。
お二人の姿やお話や、抱える小さなお子様の姿を見ると、
いいなーと正直に感じます。
余談ですが、定額減税は1人増しになりますね。
そしてATMでお金を出金していて思いました。
僕はご祝儀をいただける状況や、
お互いの親族間が入り混じるなんて、
一生、到来しないのでしょうね。
何だかお祝い渡す行為が、馬鹿馬鹿しいなあ。
オレよ。他人の幸せに、油と火を注いでどうするよ。
これならまだふるさと納税した方がましですね。
先週までやや立て込んでいた仕事も、
今週は割と暇でゆっくりしていました。
そういう暇でほっとしている瞬間に、
以前のように、消えてしまおうかなと思う時があります。
そういう側面を考慮すると、
普通という鞘に収まることは素晴らしいことですね。
多様性なんて悩むことばかりですので、
それを推進する理由がわかりません。
普通が最上級な生き方でしょうね。
適当に子供を作り、配偶者と子供と離別し、
働き盛り・男盛りの時に、ゲイデビューした方も。
良心の呵責に苦しむ事がないのなら、
そういう生き方でも良かったのかなと。
マイ シンセアー コンドーレンスという言い方を覚えたのもこの時期でした。
今年は逝去後、20年の節目ですので、
暫くはブルーな気分でそんなことを考えています。