幸せのかたちは自分で決めるしかない。
8年前の東日本大震災の時、家族の絆を見直す価値観が強まりました。
一時的ですが、結婚する人も再び増加も。
このコロナウイルス影響による在宅ワーク増加により、
夫婦の距離感に困惑する家庭も急増したようです。
どんな夫婦であっても、それぞれに合った幸せの形があるはず。
本当だったら、もっとそこにつきつめて会話をすべきですが。。。
日本は未だに一定の年齢になると、
「結婚しないの?」「ご結婚は?」
そして婚姻関係を結ぶと、「お子さんは?」
といった問いかけに合います。
この国では、この手の悩みが無くなる事はありません。
周囲の問いかけに惑わされない為には、
幸せのかたちは自分で決めるしかありません。
結婚→子供という人生は味わえない
僕は30歳を過ぎてから、しばしば「結婚は?」
と言われるようになりました。
久々にあった友人からも、会話が直ぐに「結婚は?」と。
きっとそのくらいしか、話す事がなかったんですよね。
僕はあまり気にしない方ですが、「結婚は?」
「お子様は?」といった問いかけに、気分を悪くする人も。
滋賀県に来てからは、「お子様は?」といつ質問をよく受けます。
「いやー、僕は(若い時いろいろあって)子供作れないんですよねー」
なんていうのも面倒ですので、「まだです」と答えます。
そう考えると、「子供は?」「結婚は?」という問いかけは、
非常に厄介かもしれません。
ただ、人間関係の自然な会話としては、
そこまで気にする事があるのかな?とも疑問に感じますが。。。
大多数の方が、結婚→子供を持つという人生を歩みます。
その人生を歩めないのであれば、自分にとっての幸せのかたちを考えておく必要があります。
お互い居心地がいい距離間
嫁との関係性を話していて驚かれるのですが、
僕は普段、嫁と行動を共にしません。
時々、日曜に食事に行きますが、基本的には別行動です。
少し出かけたり、旅行に行ったり、ジムに行ったり、
焼菓子を買いに行ったり、京都や県内に観光に行ったり。。。
この1年、嫁と一緒に行動というのはあまりありません。
周囲に話すと、結構驚かれるので、僕は逆に、
「結婚したら、そんなに常に一緒にいるなんて、ストレスじゃない?」
というと、かなりの確率でみんな「イエス」と答えます。
今の僕の幸せのかたちは、お互いの距離感に大きく依存しています。
ずっと一緒にいると、お互い少なからず遠慮しますよね。
その遠慮こそが思いやりなんだ!という考えもあります。
しかし、一生連れ添っていく夫婦間において、
一体に何を遠慮しろというんでしょう?
一生連れ添っていくのであれば、お互い遠慮しない、
クリアな関係と距離感を早く築く方が、ベターだと感じます。
適度な距離感、お互いが居心地がいい距離感を作る事が、
幸せのかたちを作る、大きな一歩になるかもしれません。
幸せのかたちは不変ではない
ずっと連れ添っていく過程で外せないテーマが子供です。
いいですよね。
僕も可能であれば、欲しかったなーと、よく考えます。
結婚や出産というイベントがあれば、
幸せのかたちといった事を、イチイチ気にする必要もありませんが、
やはり世間は放っておいてくれません。
周囲は容赦なく、子供の有無を聞いてきます。
家庭と子供というかたちこそ、紛れもない一般的な幸せのかたちです。
そう言われる理由は、大多数が家庭を子供を持つから。
幸せの基準というのは、自分の尺度でしか図れないので、
自ずと自分の尺度で、他人を図る外ありません。
そして大多数の尺度で自分が図られた時、
オーバーしていたり、逆に容積が小さいと、ゲンナリしてしまいます。
だから「結婚は?」「出産は?」と聞かれてうろたえない為には、
僕の幸せのかたちを、ぼんやりと決めておく必要があると感じます。
僕の今の幸せのかたちは、適度な嫁との距離感ですが、
あくまでもそれは、現時点のかたちです。
一度描いたとしても、不変なものではなく、
幾度となく変わっていくものなのかもしれません。
ただ、どんなかたちであっても、天災や災害、感染症などの外部的影響なんかで、
夫婦間に破綻をきたさないかたちを描いていくつもりです。
わかりやすい幸せのかたちがないのであれば、
自分たちだけで、描いていくほかありません。
あいにく僕は今のところ、いわゆるヘナヘナなフリーランスなので、
一般家庭と比較すると、かなり自由度が高いです。
もっと世の中が、それぞれに合った幸せのかたちに寛容になればいいと感じます。
まとめ
今日は最近「子供は?」と何度も言われて、
ややイラッとした事をまとめてみました。
日本では、それぞれの幸せのかたちって、
なかなか一般的には馴染みがない概念。
一応僕は、現役世代の働き盛りなので、
「子供作れよー。」と言われると、ゲンナリすることもあります。
そんな言葉にイチイチ戸惑わない、自分の幸せのかたちを
描いていく所存です。
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