開業2年目の損益計算書を見つめる僕の眼差し。
先日、自分の確定申告の為、MFをいじっていました。
ああ、めんどくさ!と決算までで断念。。
嫁は初年度10万円だった僕の売上を知っているので、
純粋にネットだけの営業で、2年目はよく頑張ったじゃない。と。(キタキタ!)
しかし僕は自分の損益計算書をみて愕然。
重大な事に今更気づいてしまったのです。
差引所得の分だけ現金預金が増えていないのです。
いやむしろ減っていたのです。
去年の支出を思い出すと
一体僕は何にお金を使ったのでしょう。
コロナで外出が減っていた世間なのに、
なぜかお金が減っているのです。
そう言えば昨年は、自転車を2台購入していました。
車体や付属品、保険やメンテナンス品、
ロードバイクの装備を含めると、40万近くに。。。
また、一昨年の12月まで、僕は会計ソフトも税務ソフトもなく、
MFクラウドと相性が悪いfreeeだけ使っていました。
その為、相続税や年末調整、弥生会計のソフト買ったり。。
そういえば、書籍もそこそこ購入したり、
地味に消耗品等も購入したことも。
1年間、自分の経理を全く行いませんでしたが、
その弊害が今ごろになって襲ってきました。
粗利は良いけど継続可能かは別問題
開業初年度の僕の決算書は、
事業主貸/元入金と非常にシンプルだったので、
初めてそれなりの自分の損益を確認。
マジマジと眺めてみると、1人で仕事をするのであれば、
僕のような税理士でも、それなりの差引利益が算出されました。
単価があまり高くない僕でも、
売上に対する利益率は60%以上です。
単価の取り決め、仕事量や仕事のやり方を工夫すれば、
それなりに食っていける仕事なのかもしれません。
単価の高い顧問契約が数件でもあれば、
日々の生活には困る事はなくなります。
しかし、ガンガン営業していくにしても、
現状のままでは、見通しは暗いのでしょう。
元々開業に興味がなかった僕は、
心のどこかでフリーランス、開業税理士という言葉に対し、
周囲と熱量が異なる部分があるからです。
悩む悩む今後の3年目
3月中以降、料金の見直しをする予定です。
小規模の方の場合、料金設定は低めですが、
小規模の方程、非常に煩雑な傾向があります。(僕は。)
がっつり記帳代行はそれなりに時間を要し、
他との兼ね合いを圧迫しがちに。。。
現在は明瞭にしたい思いもあり、一律の料金設定ですが、
ケースバイケースという事に。。
そして開業税理士の辞め時を、いつ見極めるかです。
1人で仕事をする事、平日の自由の使い方も慣れました。
またフットワークを重さと軽さを自分で決定できる利点も知り。
開業税理士でないと、到底経験できない思いも知りました。
しかし、自分が経験したい税務分野、現状の仕事の分野では、
大きな乖離がある事は、言うまでもありません。
社会の歯車の1つである嫁さんは、
「今の自分の目の前にあるものを、まず大切にしよう。」
と、あたかも仙人のような事を言ってきます。
経験したい税務分野と現状の仕事の分野。
その狭間の解消法を、どうにか3年目には見つけるのです。
まとめ
たまたま開業税理士になった僕は、
いつまで1人で仕事をしようか、日々悩んでいます。
当初は努力もせず、1年で就職するだろうと思っていたので、
もう3年目を迎えるかと、大きな武器がない僕はかなり焦っています。
そして経験したい税務分野と現状の仕事に揺れます。
その思いのカテゴリーは、このブログに開業3年目の挑戦に続きます。