開業4年間の実績 and 開業5年目の目標。稼ごうだなんて思わない。

1週間経ってしまいましたが、

4月1日に開業5年目を迎えました。

 

きっとそれは普通の事なのでしょうが、

相方と暮らすためだけに滋賀で開業した僕にとって、

当初から5年目を迎えるとうことは考えられませんでした。

 

4年目の実績や5年目の目標について、

割と真面目に投稿しておきます。

 

 

 

 

 LGBTフレンドリー税理士事務所

昨年4月1日にゲイをオープンにしました。

 

事務所概要にもデカデカとページを設け、

今は事務所HPのトップに、

LGBT税理士と記載しています。

 

オープンした理由は2つ。

 

単発申告や相談を含め、新規の方に対し、

結婚しているとか、妻が。。。。など、

イチイチ嘘をつくことが面倒だったからです。

 

そして、既存先やプライベートで、

ノンケとしての自分の設定を誤ったり、

以前設定した嫁の名前を間違ってしまったり。。。

 

俳優を演じることが億劫になり、

オープンにしました。

 

ノーマルな方にとっては、

だから何?と思うのでしょうが。。。

 

全てをオープンにすることは、

非常に躊躇いと障壁がありました。

と勝手に信じ込んでいました。

 

オープンにしたら、

ブログでゲイ要素をオープンにできる!

 

(相手を選出して支障がない)お客様に対し、

「あたしの言うこと、聞きなさいよ!税務調査入るわよ!」

と平気で言う事も出来るし。

 

圧倒的に仕事が楽になりました。

 

本当にありのままの自分で仕事をするのなら、

フリーランス、独立開業は絶対におすすめです!

 

これだけは、この4年間で相違ごさいません!

 

 ゲイやレズの方からの税務相談

何件かのゲイやレズの方からの相談に対応しました。

よく検索してくれましたよね。

ちょっとびっくり。

 

4月にLGBTフレンドリー税理士事務所に設定して、

初めての応対はちょうど半年後の10月。

 

webサイトの半年ルールって、

強ち間違いではないかもしれません。

 

そこから何件かweb相談に対応し、

この3月末にも再びオンライン相談。

 

全ての方に共通していたことは、

その地域が関東だったことです。

 

東京や横浜なら、LGBTなんていくらでもいるでしょう。

滋賀や静岡の田舎じゃないのだから。。

 

と思ったのですが、なかなか無いとのことでした。

 

そしてすべての方が共通して口を揃えたことは、

アイアムLGBTというイントロダクションが面倒だし嫌だ。

という部分でした。

 

確かに、初対面でいきなりカミングアウトは、ねえ。。。

僕も嫌だなあ、面倒だなあと思います。

 

だから、ゲイやレズの方が税理士に相談したいのなら、

当事者である僕が適任だと思っています。

 

来たる遺留分侵害額請求権の発動に備えて。

 

 4月1日の顧問先は9件

今現在の顧問先は9件です。

4年間で多少の増減がありましたが。

昨年は3先増加しました。

 

とてつもないスローペースです。

これが滋賀県で100%ネット集約の実績です。

 

先日、偶然ある外部団体の方と接した際、

団体職員「顧問先は何件くらいですか」

オレ「今はとりあえず9件です。」

 

団体職員「お仕事抑えているのですか?」

オレ「(あっ!少ないって事なんですね)。。。す、すみません。そういうわけでは。。」

 

実は1時間ほど落ち込みました。

 

おそらく、それが外部の方からの僕に対する、

正当な評価なのでしょうね。

 

多くの税理士事務所と関わりがある外部の方にとって、

僕の実績などカス同等に思えても仕方ありません。

 

ただ、今後増えたとしても、最大10件までです。

遊べないし。。。

おそらくは、また解約もあるでしょう。

 

他人の評価はもうどうでもいいのですが、

真っ向から正当な評価がくだると、

そこそこガツン!と来るものですね。

 

だから人員を抱える税理士さんや、

バリバリ仕事をしている税理士さんこそ、

今後の税理士業界を担うべきだと思っています。

 

また、個別税務相談が21件。

記帳サポートが1件。

オンラインセミナーが4件でした。

 

個別税務相談でお小遣い稼ぎをして、

そのお金で即座に遊びに行く!

 

とっても素敵なフローでしょ?

 

困ったこと

特段の困ったことはありませんが、

ネットで書いてあった!

税務署が言ったからいいんだ!

と話される方が多かった記憶があります。

 

ネットとは、税理士のサイトではなく、

専門家以外のサイトだったり動画です。

 

とっても疑問に感じることは、

インボイスに登録しないと消費税分を請求できなくなる!

といった相談事項です。

 

一体、誰がこういう事を流すのでしょうか不思議です。

 

また、明らかに誤っている、

税務署や電話相談センターの指導を信じ、

僕から指摘しても拒絶する方も一定数いました。

 

だったらオレに聞くんじゃないわよ!

などとは言いませんが、

困ったなあという出来事でした。

 

 5年目の目標

昨年4年目の目標は、

この仕事で食っていけるようにすることでした。

 

リアル営業をしたわけではありませんが、

それなりにwebサイト構築を工夫したつもりです。

 

え!少ない!と感じる人が多数でしょうが、

個人決算、確定申告等を除き、

毎月の手取りは会社員の時とほぼ同額です。

 

何とか4年目の目標は達成です。

 

ええ!会社員の時と同額?

それじゃ会社員の方がいいじゃん!

という評価をしばしば受けます。。。

 

そんなに低レベルなのかなあ?

と流石に不安になることもありますが。。。

 

 

 

月曜日サイクリングは快適。

 

時間を自由に使えることは、

会社員のそれ(給与)に勝ります。

 

そして5年目は、ゲイやレズの方が相談しやすいよう、

また支援することができるようしてきます。

 

実務、知識、webサイト構築を蓄え、

当事者である自分自身さえ守ることができる力量まで

もっていくつもりです。

 

 稼ごうだなんて思っていません

欲しいものや行きたい場所、国が沢山!

やりたい事も沢山。

 

だからお金は欲しいです。

 

行った仕事に対する報酬は、何が何でも回収します。

未払なんて冗談じゃない。

 

価格設定も、仕事をしていて、

嫌にならない価格に見直しています。

 

しかし、稼ぎたい!とは思っていません。

 

話題のAIチャットでなくなる仕事は税理士が挙げられています。

その為に、従来業務から方針を転換し、

人が行う必要がない業務は合理化推進・導入に力を入れたり。

 

そんな広告宣伝を最近は頻繁に受けますが、

そんなものは、僕はやりたくありません。

 

有用な合理化ツールやAIの登場する度に、

鬱陶しいですよ。

 

底辺税理士だから、自分の状況はわかっています。

 

別に稼ごうだなんて思っていないから、

その時が来たら、潔く淘汰されて消えてやりますよ。

 

 まとめ

4/23から4/28まで宮城へ。

仕事です。

 

1件11,000円個別税務相談の為だけに、

飛行機代33,000円、宿代50,000円を支出して、

わざわざ仙台まで行ってきます。

 

え!観光でしょ?

仕事は偶然でしょ?

 

ええ、偶然です。

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