税理士ではなく男として嫁に寄り添う

2019年の終わりは恒春最後の夜から。

年末年始を1人で過ごすのは、10年ぶりくらい。

 

受験生の時も、海外にいる時も、毎年嫁と一緒に過ごしていたため、

凄く新鮮な気分であり、学生の時のような感覚です。

 

2019年は会社員やめて独立した年ですが、

あくまでも僕にとっては、副次的なイベントに過ぎません。

 

そんな事よりも、僕にとって、今年最も大きな出来事は、

自分以外の人と、寄り添っていこうと決めたことです。

 

独立よりも大きかったハードル

僕は今、完全に嫁に飯を食わしてもらっています。

(なのにまたまた、15日間も1人で旅行に来ています。)

 

「なぜわざわざ滋賀県に?」

「なぜ嫁に静岡に来てもらわないの?」

 

未だにこの2つの問いかけを受けます。

上記の問からわかることは、

女が嫁ぐ、男が稼ぐという概念が、

僕らの根底にある外ならぬ理由です。

 

もちろん、世の中には男が仕事を辞めて、

嫁いで主夫をする家庭もあります。

 

しかし、おそらくは、ぜんぜん一般的ではありません。

 

そんなんお互いが話し合えばいいのでは?

とも感じますが、会社員か独立開業かの選択と同様。

 

大多数の人と違う選択をする場合、

誰だって、躊躇したり、その後のことを心配するはずです。

 

税理士として、独立開業する事を悩むのと同様。

 

僕は仕事を辞めて、静岡から滋賀県に転居する事は、

開業する事よりも、もっと大きなハードルでした。

顧客と寄り添い方がわからない

会社員の時は、しばしば、顧問先に寄り添いなさいと言われました。

別に会計事務所だけではなく、

全ての職種で、顧客とは寄り添うものなのかもしれません。

 

しかし、自分の立場がサラリーマンの場合、

寄り添うつもりであっても、どこかに絶対的な壁が存在します。

 

ええ、僕だけかもしれませんが。

 

サラリーマンの場合、壁が存在することにより、

相手との適度な距離を保ち、その状況を俯瞰する事ができる良さがあります。

 

しかし、どこかで自分には関係ないっぽい感が湧き出てしまったり。

事業主とサラリーマンの立場の違い上、仕方がありませんが、

僕は寄り添う事が、なかなかできずにいました。

 

決して仕事を蔑ろにしていたわけではありませんが、

僕にはそんな冷たさがあります。

 

今でも最終的には、重要な判断をAとするかBとするかは、

税理士ではなく、納税者が判断する必要があると感じます。

 

大切な人と寄り添う

とはいえ、一応は僕も個人事業主である以上、

顧客には、とことん寄り添いたいと感じていました。

 

しかし、やっぱりどう寄り添えばいいのか、わかりません。

 

僕は今まで、18歳の頃から3回程、付き合った人と同棲をしました。

でも一緒に暮らしだすと、全く上手くいきません。

 

そういうの、うまくできない人っているよね?

3回とも失敗した!という事は、

かなりの確率で、僕に非があるのかもしれません。

 

その非とは、相手を受け入れる努力が足りない、

寄り添う事ができない、僕に原因があったと自負しています。

(若い時は、欲求という別の問題もありましたが。)

 

だからまず、一番大切な人と、寄り添っていくことにしました。

 

このブログの確固たるテーマ

寄り添うことを決めたことで、フワフワだった

このブログの確固たる方向性が決まりました。

 

僕が独立開業した理由は、一緒に生きていきたい人と

寄り添う為であり、仕事の要素は全く含まれていません。

 

税理士の仕事に熱意があったわけでもなく、

税理士として、やりたい仕事があったわけでもありません。

 

まして、社会貢献といった理由など、全くありません。

 

税理士である前に、僕は男であり、主夫であり、

大切な人もいて、(1人旅行は大好きで)、結果的に開業税理士なだけです。

 

このブログは、そんな僕のカラーを、

悪い事、良い事、ネガティブな事、ポジティブな事、

暗い事、明るい事など、全ての感情を、色濃く出していきます。

 

誰かの役に立つこと

毎日更新が目的になっていないか

仕事に繋がることを書く

ブログに意義や目的を持たせる

明るくポジティブに前向きに

 

などといった、細かいことを気にするようなことは、

僕はもう、イチイチ考えません。

 

その代わり、毎日書く内容は、

読んでくれる、誰かたった一人だけの為に書くこととします。

まとめ

恒春で3泊している民宿は、

小さい子供2人含めた、家族6人で経営されているようです。

 

朝、夜と、フロントの側で、家族そろって、

ご飯を食べている様子が本当に素敵で。

 

こういう家族の寄り添い方って、

見習いたいと思う瞬間です。

 

今日は満州、港口周辺をスクーターで巡回。

港口でしか生産されないお茶を購入。

 

 

午後は恒春西海岸へ戻り、昨日行けなかった亀山頭へ。

 

途中、再度立ち寄った白沙湾海灘では、

イギリスの方と、しばし談話。

 

めちゃくちゃ聞き取りやすい英語を話してくれて、

とても会話が弾みました。

 

明日は午前中に墾丁へ移動して2泊。

まず、墾丁国家公園に向かいます。

 

今日の一言

don’t have to:必ずしも~である必要はない、~でなくてもいい

 

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