文章の書き方を学ぶには自分が大好きなブログが最高の教本。
税理士さんのブログをみていると、本当に立派な文章だなとよく感じます。
先週の土曜日も、久しぶりに午前中まるまるかけて、
ゆっくり多くの税理士さんのブログを読んでました。
しっかりとした文章や考えだし、ああ、凄いなあと思うばかりです。
今までHP作成やブログ用の文章の書き方的な教本を買いましたが、
どれもあまりピンとくるものがありません。
他人が書く文章って素晴らしく感じるし、自分はどうだと言われると。。。
文章を書く方法って、どんな学ぶ方がいいのでしょうか?
pained by Ryusuke Endo
市販の教本にピンとこない
書店へ行くと、SEO対策本の中に必ずブログやHPの構築書籍が並んでいます。
それらを手に取ると、web用の文章の書き方のページがワンサカワンサカ。
沢山書かれていて、読むのも面倒な事が書かれていますよね。
この春に、心を入れ替えてもう1度手に取ってみました。
ええ、わざわざ京都のイオンモールまで行ってね。
朝から行って夕方まで立ち読みしていました。
でも酷いんだよね。
しっかり学ぼう!って意気込んだのに、みんな勝手な事言います。
・語り口調での記述はよくない
・~です、~ます調で書くべし
・~です、~です、~ます、と連続して使わない
・~だと断定したほうがいい
・法令関係は~が望ましいと記述した方がベター
・丁寧語で書くべし
・丁寧に抑揚をつけて書くべし
・太文字は3回くらいにすべし
・あまり気にしないで書くべし
などなど、人によって考え方が違ってもう大変!
あまり気にしないでってさあ、、、。
そしてついに僕は気づきます。
教本に答えはないことに。
自分が好きなブログが最高のお手本
どんな文章の書き方がいいかなって、きっと自分が決めるのしかないのかもしれません。
僕は税理士さん、他の業種や個人のHPやブログのURLを、
常時お気に入りに30件ほど入れています。
全てを毎日読むわけではありませんが、
毎日必ず閲覧している、お気に入りのブログやHPもあります。
「なぜ毎日みているんだろうか?オレって暇人?(暇だけどさ、)」
っと自問すると、答えは明快でした。
単純にその語り口調が好きなんすよね。
僕は他人の採点をする程、優れたwebサイトを作成していませんが、
それでも毎日好きなブログの読んでいると、
「うわ、くっだらねーブログ。バカバカしい記事だなあ。」
「またこいつ愚痴ってやんの。」
と思う事も多々あります。
しかしそれでも毎日ブラウズしてしまう理由は、
文章に表れるその人柄や、文章から読み取れるその独自性が好きだからです。
要するに、投稿者自身の文体や癖や好きだから、毎日読んでいます。
バカバカしい記事でも、結局はその独自性に思わず笑ってしまうような記事って、
僕は素晴らしい技術だと感じています。
他人を笑わせるなんて、優しい人間ではないとできませんからね。
そういった方のサイトって、ある共通点がありました。
それは、キラキラした部分だけでなく、負の感情やネガティブな思いなど、
自分のストーリーを素直に記事に表現している事です。
人間らしい投稿は最も自然体
他人のブログを読んでいると、とても向上心溢れる記事を多く目にします。
いわゆる意識が高い系の記事って、今までも沢山読んできました。
その昔、ツイッターが全盛期だった時も、同じような現象がありました。
他人の充実ぶりのアピールを目にする事は疲れる、っていうやつです。
業種を問わず、ブログやHPの記事でも、
向上心満載気質ばかりの内容って、多く存在します。
レッツ ポジティブの方が明るく自分にとってもメリットがありそうですが、
キラキラアピールと同じくらい、読んでいて相当疲れます。
そういう状況は、目標や向上心ばかりがフロアに貼られている営業室と同じです。
ぜんぜん楽しくありません。
悩みや負の感情、ネガティブな感情や状況は、人間生きていれば、
たっら1日の中ですら、正の感情と交互に起こりえるはずです。
ガンガンいこうぜ!ばかりが人間ではありません。
しかし、わざわざwebで自分の弱さを発信する人はあまりいません。
だから、正と負の両方の感情伴うブログを投稿者している方の文章って、
非常に人間らしくて好きです。
おそらくは、その記事の内容を僕自身が経験していなくても、
感情移入しやすいのだと思います。
文章を書くのであれば、自分が好きな人のブログ、
面白いと思う人の書き方が最もいいお手本なんでしょう。
自分が好きなHPは最高の教材
僕が今、一番面白い文章を書く人だと感じている人は、
滋賀県守山市のとあるwebの制作会社です。
会社のHPの文章も、もちろん本人の語り口調的です。
企業のwebサイトって、「~~なんだよね」
みたいな書き方は、普通はしませんよね。
しかし、そんなある意味ゆるさを持ちながら、
会社の方針や特徴、そして経営者の想いについては、ゆるさを表現しつつも、
同時にナイフで突き刺すような、強い信念を掲げる書き方もしています。
そのオンオフの不均衡が、人の心をえぐるんですよね。
webのデザインも、芸術性といった方面ではなく、
経営者の独自性を感じるデザインですが、文章と同様に思わず笑ってしまう内容です。
正や負の両方の感情が描かれており、電子的な媒体にも関わらず、
とても生きてる生身の人間を感じます。
おそらく、「思わず笑ってしまう」っていう部分が、最も肝要なんでしょうね。
webの文章の書き方を学ぶのであれば、自分自身が面白い!思わず笑ってしまうような、
サイトを見つけてお手本にする事がいいと感じます。
自分が好きで笑ってしまう文章の方が、学ぶにも何となくピンときて、
納得することができます。
まとめ
僕は他人のブログやHPの投稿を見る時には、
Feedlyなどは使用していません。
便利ですけどね。
でも必ずwebサイトに直接訪問します。
そして毎回必ずトップ画を見て、最新記事へ向かいます。
サイト全体の変化がいち早く変化できるし、どうせ他人の文章を読むのであれば、
毎回必ず投稿者自身のエッセンスが詰まった、サイトのトップをまずザット見ます。
とりわけ自作のwebサイトの場合、トップページって、
投稿者の性格や嗜好が強く表れており、いい教材だと感じます。
まあ、世間はそんな暇じゃないけどね。
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