まだ税理士の仕事が好き。ワクワク感や熱量は転職時と変わらない。

先週末、クロスバイクを購入すべく、いくつかのお店に訪問しました。

僕のサイクリングコースは、概ね5時間程かけて40キロ程度。

 

8年経過した僕の折り畳み自転車は、

ここ1か月間の40キロのサイクリングにとうとう悲鳴を。

 

元々考えていたロードバイクは一旦保留。

普段使いと長距離サイクリングを兼ね、

クロスバイクを探しに数店舗のお店を巡回しました。

 

結局1人でお店をやっている、かなり小さな自転車屋さんで購入することに。

小さな店舗スペースの1人店長と、お洒落で広い店舗で店員4,5人のお店。

 

どちらがいいのかは人それぞれですが、購入に至ったきっかけは、

自転車職人のキラキラした眼差しと自転車に対する熱い情熱でした。

 

↓8年前に嫁に買ってもらった折り畳み自転車です。

 

 

ドキッさせられた店長の眼差し

1人のお店って店舗はかなり狭く、接客応対はマンツーマン。

1人対複数は不可能である為、顧客が複数の場合は待ち時間が。

(僕はそういうの、あまりに気になりません。)

 

近隣に複数ある、オシャレなスポーツバイクのショップとは異なり、

キラキラした若い店員さんがいるわけでもなく。

 

品揃えも洒落た広いお店の方が有利な事は言うまでもなく、

お洒落で広い店構えの方が、何となく信頼できそうなカッコよさそうな感じも。

 

草津から守山付近のオシャレなスポーツバイクを一通り回りましたが、

ショップに入って最もドキッとしたお店が、今回購入した店長1人の狭い自転車屋でした。

 

マンツーマン接客なので、がっつり1時間半も会話をしたのですが、

一番ドキッとした瞬間は、自転車に対する店長さんの熱い口調と情熱、眼差しでした。

 

キラキラした熱い眼差しが眩しい

社会人になって以降、いろいろな業種の方とお話しすると、

仕事内容=好きではない、という人が一定数います。

 

以前投稿しましたが、僕自身も税理士の仕事が好きなわけではありません。

(と、勝手に思い込んでいました。後述します。)

 

仕事は生活の糧、金銭という単なる果実の源泉の手段の1つであり、

むしろ、好き=仕事という人の方が少数派なのかもしれません。

 

しかし、うれしそうに自転車を語る店長を見ていると、

まるでバカ正直の小学生のような、キラキラした表情が何んとも新鮮で。

 

僕はただの一元さん顧客ですが、「ああ、この人自転車好きなんだな」

と、ハッキリと分かるほどの弾んだ口調。

 

質問をすると決して得意気ではなく、

何でも嬉しそうに返答してくれるし、思わず笑ってしまいます。

 

距離が近い、マンツーマン接客だからかもしれませんが、

相手の正の熱量をグングン感じた事は久しぶりでした。

 

そんなフワフワした事で購入を決定したのですが、

自分が今している仕事が好きって、キラキラした眼差しになるんですね。

 

どんな仕事でも、そのキラキラこそ、無くしてはいけない事かもしれません。

 

自分の仕事が好きではない、又は嫌いだなんて、

人生の大部分を無駄にしている事かもしれません。

僕はかつては仕事に心弾んでいた

僕は25歳の時、2年半勤務した銀行を2007年に9月辞め、

同年10月、税理士事務所へ転職しました。

 

転職した年の12月に大嫌いな簿記論に合格し、

ちょうど国徴、財務、簿記の3つの合格となった時。

 

転職理由は言うまでもなく、税理士の仕事をしたかった以外ありません。

当然ですが、社会貢献なんて大袈裟を事は一度も思いません。

 

初めてみる帳簿や決算書、税務申告書、所得税の確定申告書。

 

法人税や消費税、所得税を全く知らない当時、

初めて触れた税務関係処理を行うことに、

鈍感な僕は怖いとも思わず、ただワクワクしながら毎日処理をしていました。

 

まだ法人税を学んでいない時、法人税申告書は自分にとってパズルそのもの。

ただ、過年度を見比べて、自分なりにその仕組みを組み立てる事は面白く。

 

25歳、26歳の時は、知らない業種や法令に触れる事が滑稽で、

こんな僕でも、かなりの残業大好き派でした。

 

今でこそ、無駄な時間外勤務は意味がないと思っていますが、

社会人になって数年間は、そんな時期があってもいいと感じます。

 

転職後も通信教育で相続税法を選択し、テキストを開く度、

知らない事が自分のものになっていく感覚が嬉しい。

 

だからその成果を発揮する唯一の機会である税理士試験って、

僕は勝手に自分に期待をして、毎年ワクワクしていました。

 

あまり良い言い方ではありませんが、

それらを携えた上で、人の懐に飛び込んでいく事が楽しかった時も。

 

それが知識欲と言ってしまえばそれまでですが、

そういえば、自分にもそんなワクワクしていた時があったなと。

 

その時のワクワク感があるか?と言われるとありませんが、

それは僕が知らないうちに、変わってしまったからなのかもしれません。

 

まだキラキラした思いは変わらない

先月、ある顧客から「君は矛盾している」と指摘されました。

 

本当に税理士の仕事が面白くない、好きではないのなら、

ブログも投稿しないし、わざわざHPの税務投稿もしないでしょ。

嘘つき。と言うのです。

 

確かにブログもHPの投稿も面倒ですが、

新しい事を吸収したり、従前のブラッシュアップはやっぱり楽しい。

 

実は毎回、かなりワクワクしながらイラストを描いています。

(英語のブラッシュアップとは、初めからもう一度勉強し直すという意味です。)

 

だから税理士の仕事って、キラキラした眼差しのブラッシュアップが必要なんですね。

そしてインプットをアウトプットする瞬間や、

ある事象に思い悩む時も、ワクワク感はまだまだ健在です。

 

とりわけこのワクワク感は、

税理士の仕事をする上では一番大切かもしれません。

 

税金関係の話や試算、現実、将来は、

嫌な事を言わなくてイケナイ時の方が多いかも。

それをワクワクと言うと、不謹慎と言われるかもしれません。

 

ただ、当初抱いていた仕事に対するキラキラした感覚は、

まだ僕の中では変わってはいけないのだと感じます。

 

新しい依頼先と対面する時、問い合わせや依頼があった嬉しさよりも、

今までの内容や将来の実績を考えるワクワク感の方が強い。

 

自分に必要な蓄積がなければ、新たな勉強の機会が到来することになり、

更にワクワク感は増します。

 

人が何かを選択する時のきっかけは、案外、

相手が抱くや情熱や眼差しが左右するのかもしれません。

 

僕はwebでしか営業活動をしていないので、

自分が抱く情熱やその熱量は、web媒体で表現するしかありません。

 

自分が抱いていた熱量が衰える事が無いよう、

ロードバイク代を稼ぐべく、ガンガン発していく所存です。

 

まとめ

草津からさざみ街道を通り、瀬田川沿いを洗堰まで行き、

南郷から近江大橋を目指し、再びさざなみ街道から烏丸半島まで行くと、

自宅に帰るまで大体40キロくらい。

 

1か月程これを楽しんでいたら、8年経過の折り畳み自転車は寿命を迎えました。

長距離サイクリングと普段使いを兼ねて、あの緑かかった青のクロスバイクを10万で急遽購入。

(定額給付金ありがとう。納車は来週ですが。。)

 

ええ、でも本当は注文して購入したかった台湾のブランドがあったんですね。

(GIANTやMERIDAじゃないよ。)

 

もう決心はゆるがない25万円する本格的なロードバイクを来年初頭に購入すべく、

決して嫁にばれないよう、購入する方法を懸命に模索しています。

 

最新の税務記事

2020.08.21他人名義で行う不動産所得や事業所得の帰属者の判定方法

 

今日の一言

What does it represent :何を表している?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です