租税教室講師をごめんなさいした理由。
来週は1年半ぶりの租税教室の講師。のはずでした。
帯状疱疹の為、先週の金曜のごめんなさい。の連絡をしました。
手っ取り早く言うと、「やっぱりできません。」です。
企業戦士!や仕事命!であれば、
我慢して行うのが普通でしょう。
しかし、ここは迷惑承知で思い切って、
ごめんなさいをしてしまいました。
講師をごめんなさいした理由
税理士の世界では、(特に開業税理士では)
来るもの拒まずという精神が根強いと聞きます。
先輩の開業税理士のお話しを聞いた時も、
皆さんはそのようにおっしゃっていました。
多少調子が悪くでも、頑張って真っ当する事が、
大人の世界では常識なんだと思います。
ただ、直前になってやっぱりできません!
という事は、さすがに避けたいなあと。
1日前、2日前に連絡されたら、きっと困るでしょう。
しかし、ごめんなさいをした理由は、それだけではありません。
100%の力で準備できない
今日で通院をして1週間ですが、
まだ発疹自体は消失していません。
針で突き刺される痛みは軽減されていますが、
その代わりに、発疹部分の神経痛がかなり響きます。
今のこの状態なので、今週準備する事は無理だったでしょう。
根性でがんばる事も可能でしたが、そのつもりはありません。
僕は人前で話す事が大嫌いなので、
租税教室の講師などする器ではありません。
ただし、租税教室は他人に伝えるという訓練の場なので、
可能な限り機会があれば、挑戦したと思っています。
しかし、緊張でままならない事はわかっている為、
毎回かなりの予行演習と時間配分を兼ねた練習をしています。
発することは一度全てワードに書き出して、
間を取る練習、時間を計って練習をします。
そんなんなら、止めてばいいんですが、
ネガティブな性格なので、仕方ありません。
それらの準備を100%の力でできたかというと、
ぜんぜんできませんでした。
何をもってプロなのは、立派な事は知りませんが、
少なくとも、何かに対峙する際は、
100%の力で臨む事が自分の流儀です。
(税理士試験も同様です。)
それができないのであれば、さっさとごめんなさいです。
伝えるべきことは変化していく
今まで租税教室は、過去2回、合計4コマ行いました。
DVDは使用せず、生徒さんに考えてもらうような形式にしています。
そして最後には、僕が伝いたい事を明らかにする形で
締めくくるようにしていました。
昨年はコロナで開催できなかったようで、
最後に行ったのは、昨年の2月中ごろ。
ちょうど、コロナが酷くなる直前でした。
あの時と今の世の中はまるっきり異なっており、
税金の使われ方について説明するには、
テキストよりわかりやすい事例が多く存在。
ここ1年程滋賀県の散策(旅行?)してきて、
なるほど、滋賀県内で当たり前にある日常風景にも、
多額の税金が投入されている事を知りました。
租税教室のテキストは単調ですが、
その時々に伝えなくてはならない事は、
常に変化しているのだと実感できます。
またの機会があれば、挑戦してみたいと思います。
まとめ
なし。
後日加筆修正。