戦争も災害も当事者にしかわからない。わからないから直接見て聞きに行く。

昨日までのGWプレ旅行として、

宮城県の震災施設へ伺いました。

 

僕は旅行をする際には、

必ず学びの要素を取り入れています。

 

電車・バスで訪問可能な場所は、

石巻、仙台荒浜、塩釜、女川、気仙沼。

 

このうち、訪問出来た場所は、

石巻、仙台荒浜、塩釜。

 

災害当事者の思いは僕にはわからない。

 

わかるはずもないので、

直接自分の目で見て聞きたいと、

ずっと思っていました。

 

 

 

震災関係の施設訪問目的として設定した旅行は、

絶対に間違いではなかったと思います。

 

 当事者が求めていないジェンダーレス

ここ最近、ジェンダーフリートイレが話題です。

 

僕自身は男として男が好きですので、

ジェンダーフリートイレの意味はわかりません。

 

しかし、気になる意見というと。。。

 

男、女にもう1つ、ジェンダーフリー、

というトイレを設けてはどうか?

 

なぜ男女とは別に、

もう1つ、ジェンダーフリー用トイレを設置するのではダメなのか?

といった散々な意見です。

 

嫌味な言い方をするわけではありませんが、

こういった考えをもつ方は、

当事者ではないから、わからないのでしょうね。

 

そうそう、当事者じゃないとわからない。

 

性自認の見地からトイレが気になる!という方は、

他人に自身がマイノリティーであることを、

そもそも知られたくない方です。

 

ジェンダーフリー用トイレを使ったら、

あい あむ ジェンダーフリー。See me!

と公衆の面前でアナウンスしているも同然。

 

10年前にも実際に設置されたけど、

さっさと撤去されました。

 

当事者じゃないと、わからないのですよね。

だから僕も、震災に遭った方の真の思いはわかりません。

 

 実際に目にしないとわからない

実際に訪問してみると違和感が襲います。

かつて住宅街だった場所が、何もない原野に。

 

知ってはいましたが、

実際に訪問すると、複雑で不思議です。

 

滋賀県の何もないと、

原野の何もないとは、

その意味合いが全く異なるので。

 

塩釜防災センターでは、

正にすぐ後ろに押し寄せる津波に気付かず、

歩いている方の映像が。。。

 

かなり衝撃的な映像が公開されており、

原爆資料館と同様に、嫌な気分になります。

 

仙台荒浜、石巻ではタクシーを使いました。

1人で来たの?と聞かれた後、

いずれの運転手さんも、嫌な思い出ある震災の事を話してくれました。

 

具体的にこうだ!と話してくれるので、

臨場感があり、何だか申し訳なく。。。

 

石巻震災伝承館では、

今まで語り継ぐことが出来なかった津波の経験を、

今度こそ、後世に語り継ぐことを重点にしているようです。

 

震災経験者が一丸となって、

伝承していく体制が整っているのでしょうね。

 

この強い思いは、災害当事者しかわからないのでしょう。

僕なんかには、絶対にわからないと思います。

 

 直接目にして耳にしたい

昨年5月から国内旅行をしていますが、

ただの娯楽としての旅行ではありません。

 

何かしら学ぶ事にフォーカスしています。

 

広島、長崎、金沢、福井、神戸。

そして宮城に行きましたが、

日本人なのに日本のことを全く知らないのだなと。。

 

当事者でなければわからないのなら、

その場所へ行って、直接話を聞き、

実感して体感しようと思い、旅行をしています。

 

だからお金を使うのなら、

直接その場所にお金を使います。

 

伝承ロードはまだまだ沢山。

 

今年の7月or  8月は、相方と一緒に、

岩手伝承ロード(陸前高田、釜石)へ行く事にしました。

 

人からは贅沢なフリーランスだ!と言われますが、

こういう旅行の仕方は間違っていないと確信しています。

 

そして宮城の魚介類は!

ハッキリいって、地元の静岡よりも上です。

 

宮城の鮪は美味しい。

清水や焼津よりも美味しい。

 

 まとめ

次回、予算の関係上、日数を短縮して、

9泊10日で5/8から5/17までは佐賀・長崎へ。

 

佐賀!と言えば、ポルトガル菓子!

 

ポルトガル菓子の名店が、

伊万里や佐賀市内にワンサカワンサカ。

 

そして、前回行けなかった島原の普賢岳資料館、

戦争関連施設、軍艦島。

 

学びの要素として旅行を選ぶのなら、

1人がもっともベストです。

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