税の作文を目にして薄汚れた心が洗われる
昨日、顧問先の訪問がてら大津税務署へ0納付に行った際、
税の作文の優秀賞が展示されていました。
30分程時間があったので、
じっくり読んでいると。。。。
ある作文の中に、
「私たちの親、祖父母、沢山の先輩方が、今まで何十年もずっと納めてくれている税金。」
という文言の記述を目にしました。
いわゆる世代間扶養という見地で、
物事を見ることができる感覚は、非常に優れていると思います。
大人は透明な心を見習わなくてはいけないですね。
台湾のイチゴは美味しい。
も★く★じ
税の作文を読む読む
法人化を考える方からよく相談を受ける内容には、
役員借上社宅で節税したい。
自分の家賃負担を軽減したい。
というものがあります。
社員の為の借上社宅であれば、
ええ、どうぞどうぞ!と判断するのでしょうね。
しかし、そういう相談者は100%フリーランスからの1人法人成りです。
別に悪いとは思いませんし、
そういう手段も確かにあるのでしょうね。
会社員の時だったら、
何も感じなかったと思います。
ただ、開業してから、引っかかるのですよね。
アホを僕でもそれなりに真面目な納税者を目にしているので、
引っかかるのですよね。
役員借上社宅で節税したい。
自分の家賃負担を軽減したい。
という自分が得をしたいぜ!
という魂胆が、引っかかるのですよね。
そもそも使用人の借上社宅とは、
(業務上の)何を目的としているのか。
何のための借上社宅なのか。
という教科書を説明したところで、
自分が得をしたい。という人には一切響きません。
租税教室では毎回、「公平性」を説明しますが、
現実の公平は難しいなあと感じます。
まとめ
税の作文(優秀賞)を読んでいると、
ああ!とても透明な心だわ!
と薄汚れた自分が恥ずかしくなります。
一番高額なiPadProを相方に買ってもらおう!
と思っていた自分が情けなくなりますね。
開業して来年4月から6年目になりますが、
それなりに、姑息な納税者に接してきました。
僕はそういう方に対しては、
大人ですので、自分でよく考えてください。
と伝えています。