シリーズ。ゲイのゲイによるゲイのための随筆。人生はALL or Nothing。
先週、東京出張から戻っった相方との会話にて。
(相方は東京の実家に宿泊)
【出張前の前提条件】
【条件】
相方は大学の時に既にカミングアウト済。
相方は両親にオレ(どこの誰か)と生活している事を言うこと。
【制約】
品川駅のミルフィーユ(一番デッカイ箱)を買ってくること。
【出張後の結果】
相方「一緒に暮らしている人がいることを言ってきた。」
相方「4,000円のクッキー缶(クッキー20枚入り)買ってきた。」
僕は激怒しました。
「一緒に暮らしている人がいることを言ってきた。」では、
どこの誰だかわからないじゃない。
また、いつから一緒にいるのか認識できません。
もしかしたらさ、
昨日偶然知り合った人と一緒に暮らしているかもしれませんし。
1時間前にたまたま接触した見知らぬ人間と、
突然一緒に暮らしているかもしれません。
「一緒に暮らしている人がいる。」では、
僕らが15年も一緒にいるその歴史的背景は全く伝わりません。
また、地元の静岡で会社員だった僕が、何もかも捨てて、
滋賀へ引っ越して独立開業し、
チンケな税理士をしていることも伝わりません。
どうしてもっと、個別具体的にクッキリハッキリ、
包み隠さず100%伝えないのよ!
僕も性別は男ですので、わかるのですが、
男性にこういう風に文句を投げると嫌がります。
男性には逃げ場を作ってあげないと、
しょげる生き物ですから。
あーあー、と思いながらミルフィーユの是非を問うと、
ああ、やっぱり買ってこない。
4000円のクッキー缶を買ってきたようですが、
(しかもちょっとしか入っていない。。。)
オレが要求しているものは、
そういう高級なのじゃないんだよ!
そういうときはさ、同じのを3つも4つも買ってくるんだよ。
俺みたいにワンサカワンサカ買うが正解よ。
そういう威勢の良さがない部分がイライラします。
個別包装のあの有名なミルフィーユだよ!
ええ、僕は仕事をしていても思いますよ。
オンラインやメールで、ここはこれでいいでしょうか?
なーんてチマチマ聞くよりも、実際に対面して、
ここがあーでこーでそれで。。。の方が断然手っ取り早い。
今度は僕が直々に、
お父様お母様に会いに行ってしまおうと思います。
当然ですが、100%相方割引を使用する予定です。
しかし、さすがに相方に100%金銭支出させると、
「えっ、なにこいつ。金ないの?」と思われるから。
僕がクレジットカード決済をして、
後日、相方からその支出相当額の金銭を受領する予定です。
だってさ、昨年の収益は旅行ですっかり消滅してしまい。
国保等を支払うお金ないからさ。
ああ、人生 all or nothing.