GW特集ラスト。Supreme selection of ゲイ+フリーランス+開業税理士。
5月6日の今日は、明日からの旅行に備え、りんくうのホテルで前泊しています。
翌日昼の12時の飛行機であるにもかかわらず、毎回僕は前泊するのです。
旅行の前日は毎回、りんくうのハタゴインで昼から漫画の本を読んでいます。
え!滋賀からなら当日行けるでしょ。という思いが一般的ですが、
「当日、はるかが運航停止したらどうすんだ!」が反論の余地です。
滋賀に転居して以来、JR西日本の運行時間を信頼していません。
今日は連休帰りの方が非常に多く、京都駅では「またねー。」と、
おそらくお孫さんに声をかけていたご家族も。
それが普通の人生です。
普通は本当に素晴らしい。
多様性が良いとされる昨今ですが、多様性よりも圧倒的に普通が良いです。
普通は良いですよ。
家庭も形成できますし、子孫も残せますし。
税理士資格と引き換えにノンケになれます!という選択があったのなら、
迷わず僕は税理士資格を差し出すでしょうね。
同性婚が法令化されても、
異性婚前提の社会は変化しないにもかからわず、
同性婚反対!と願う方もいますし。
それは同性婚を特に望まない僕の心すらもえぐるのです。
そういうものなのですよ。少数派とは。
所属税理士から独立開業税理士になった場合と同様です。
当事者になって、経験しないとわからないのですよ。
だから僕は、わざわざ発信しなくてもよい反対意見を発信しませんよ。
それはもはや個々の意見ではなく、人を心を傷つけるナイフそのものですよ。
もしも自分の子供がマイノリティかもしれない。と想像することができるのなら、
同じように同性婚反対。レッツ傷つけよう!と思わないでしょう。
だからマイノリティなんてロクな人生じゃありません。
しかし、一旦、少数派を経験すると、
もはや普通には戻れないのかもしれません。
世間では明日7日から仕事が始まります。
当然ですが、僕は2度と会社員の生活スタイルには戻れません。
会社員になることは一向にかまわないです。
ただ、暦通りの仕事スタイル、制限された勤務時間に対応できません。
5月3日と4日は旅行前に法人決算の報告をしたのですが、
先方の都合もあり(GWだから当然)、いずれも18時からのご報告でした。
食事を済ませて自宅に帰宅したら21時。
翌日朝から契約しているコワーキングに向かったのですが、
21時に帰宅すると、自宅でなーんにもできないのですよね。
筋トレするには時間がないし、(胃の内容物も消化されていないし)
ドラマを見る気にもならないし、
読書する気にもならないし、
漫画読む気も家事をする気にもなりません。
普段は17時には自宅に帰るので、たまに21時に帰ると眠い眠い。
12時に寝て目を覚まして朝になると、
え!もう仕事じゃん。全然脳みそが休んでいない。と思ってしまいました。
わかった!
世の殿方が、妻とセックスしなくなる理由がわかった。
こんな時間に帰宅した、単純に面倒くさい。
僕ですら、エロ動画を閲覧する気にもなりません。
21時、22時帰宅して、翌日しっかり仕事に行く相方はスゴイなあと、
改めて実感してしまいました。
だらしない遊び人の僕と常識人の相方ですから、
うまく均衡が保たれているのでしょうね。
毎月決まった給与・社会保険料という特典があるサラリーマンは捨てがたい。
節税という論点を考慮すると、サラリーマンは最高の節税対策です。
とはいうものの、自由度の低さが深刻です。
会計事務所勤務の頃から、連休は皆一斉に休まず、
長めの休みを順番に取得したらダメなのか?とボスに問うたことがあります。
結果、即答で却下でしたが。。。。
コロナ禍の際にも、順番に休みを取得しよう!
というスローガンがありましたが、
すっかりそんな啓発は消失しました。
そういう柔軟にならない欠点が、たまらなく嫌なのですよね。
その点、今は自由そのものです。
日本で全就業者の80%がサラリーマンと言われるので、
そこから除外された僕は、明らかにマイノリティでしょうね。
社会のフレームにハマることも悪くはありませんが、
一度自由を経験してしまうと、容易く手放すことができません。
決算のご報告も旅行があるからGWにして!とワガママを言えます。
フリーランスは仕事を獲得することができ、国保等の支払いが痛くなければ、
その自由度のコストパフォーマンスは最高。
一方、全てを自分1人で受け入れるため、
当然意にそぐわない嫌なことも多い事も事実です。
報酬を踏み倒される → 最近初めて踏み倒された
急な予定変更も多い → 税理士との打ち合わせ予定は優先順位が低い
要求した資料がなかなか来ない → 忘れられているor優先順位が低い
嫌でも授受してしまう同業者の情報がうざい → 自慢話つまらない
これらの不快度は人によってその温度差は様々であり、
皆が必ずしも一致することはありません。
ただ、僕のように日常、仕事以外で殆ど第3者に接しない人間の場合、
その不快度指数が高まる傾向にあります。
元来の自分の性格が災いし、滋賀に転居して7年目ですが、
こちらの友人や知り合いは10人もいません。
時々連絡をとる同業者は2名だけ。
人との関わりがない分、不快な関わりに関する濃度が濃くなるのですよね。
そんな鬱憤を喪失させるために、
定期的に長期間の旅行へ行くことにしています。
昨年は旅行中にZOOMで顧問先との打ち合わせがあり、
1時間の時差をすっかり忘れてしまい。。。
しかし、Googleカレンダーや各種アプリは頭が良く、
国境を超えると、適切に時差変更を適用しています。
それを僕が無視していたのです!
今回は忘れないように、銅羅の茶畑から打ち合わせをする予定です。
このような自由自在なプランは、僕(ゲイ)の身分だから可能なのです。
とりあえずは、仕事を取捨選択することができ、
自分のホームページ100%の待ち姿勢で顧客獲得可能な状態です。
退屈に感じる時も多々ありますが、
一般的に経済力がある男同士(相方がいるから)という状況に依存しています。
だから結局の所、ノンケのなれるよ!という選択を今更得たとしても、
きっとNOと答えるのでしょうね。
そういうわけで、ゲイ+フリーランスという身分は最高です。
行き当たりばったりで選択した職業と開業ですが、
ゲイ+フリーランス+開業税理士というセレクションは身分的に最高です。